パートの人間関係でストレス。悪口や陰口で辞めたい…悩むだけ損

パートを辞めたい理由の多くは人間関係の悩みでしょう。

会社でのストレスは、多くの人が抱えています。取るに足らないことであれば我慢もできますが、悪口や陰口など、直接的な嫌がらせを受けているのであれば話は別です。いつも我慢して常に悩んで、果たして問題は解決するのでしょうか？今回は考えられるいくつかの解決方法を紹介します。

信頼できる同僚や先輩に相談する

人間関係のトラブルは、仲裁役がいればスムーズに解決することもあります。即、辞めたい！と考えてしまう前に、お世話になっている先輩や信頼できる同僚などがいれば、「ちょっと相談したいことがあるのですが…」と、まず話をしてみましょう。

思わぬ解決の糸口がつかめることもありますし、先輩も実は噂を聞いて心配していた…という可能性もあります。

上司・社員に相談する

パート同士での話し合いや解決が難しそうな場合、上司、社員といったいわゆるマネージャーに相談するのも良い方法です。

社員はパートのスタッフを適切に管理して働いてもらう責任があるので、人間関係に問題があるというのは、解決しなければならない課題でもあります。

人事課や外部の専門機関に相談する

ネットなどの書き込みを見ると、特に主婦の方が人間関係に関する悩みを抱えているパターンが多いようです。「ほかの職場も同じなのでしょうか？」とか、「どうすれば解決できるのでしょう？」といった切実な意見を目にします。

パワハラ、セクハラが原因になっているとすると、会社としての問題にもなるので、もし社員に相談したとしても、残念ながらその人だけでは解決できない可能性もあります。

人事課などがパワハラ、セクハラを含めた様々な悩みの相談窓口となっている場合はまずそちらに相談をしてみましょう。もちろん、専門の相談窓口が社内にあればそれにしたがうほうがスムーズです。

次に、人事課や専門の窓口がないような場合、外部の専門機関に相談してみるのも良い方法です。総合労働相談コーナーが窓口になっていますので、最寄りの機関を探してみてください。

• 厚生労働省ホームページ

  総合労働相談コーナーのご案内

身体を壊す前に休職・退職も考えてみる

執拗な悪口や陰口は辛いものです。「どこまで我慢すべきものなのか」が自分でもよくわからなくなってしまうこともあるでしょう。

ひどい悪口などは、本当に一生涯、心に残る傷となってしまうことがあります。我慢に我慢を重ねて、解決できそうにもない問題に悩み抜いて、人に相談しても解決が難しいとなると、長期的にそこでこれからも働くのは難しいのではないでしょうか。

また、大きな心労は体調不良やうつ病などにもつながります。

退職は、決して軽々しくするべきではありません。雇用状況が上向いてきたとはいえ、新しい働き先が簡単に見つかる保証はありませんし、次の就業先の目処が立っていても、今の会社に迷惑がかかると思うと、後ろめたい気持ちも出てくるかもしれません。

退職を軽んじる訳ではないという点を踏まえた上で、過度にストレスを溜め込んだり、悩み過ぎたりしてしまう人もいるでしょう。

そんな場合には、逃げや負けではなく自分を守るための最終手段として、退職を選択肢のひとつとして捉えておきましょう。

ただし、退職という手段に出る前に、「休職」という方法もあります。数週間～数か月の間、シフトに入らない、お休みさせてくださいという方法です。

これは上司の方との相談ですが、いったんしばらく休むことで状況が好転する可能性も十分あります。体調不良や家庭でのあれこれ（家事、育児、介護など）が忙しいという理由でしばらく働けませんということを伝えればOKです。

自分だけでは解決できないことは悩むだけ損

相談する、気にしないようにする、反発する、直訴する…。解決への糸口ならばいくつか項目が上がりそうですが、どれも、今抱えている多大なストレスを払拭することは難しいでしょう。

考え得る解決策の中で、ストレスから解放される最も有効な方法は、「退職すること」です。

職場で悪口や陰口に悩んでいる人は再認識しましょう。悪口や陰口、暴言や罵倒は立派な暴力です。耐えられないほどのダメージを受けるようであれば、その場から離れるべきです。

また、色々考えても退職に踏み切ることができないと考える人は、その職場で働く理由と我慢する理由がつり合っているかを考えてみましょう。

業務内容に魅力を感じていて、今の会社でしか仕事の欲求を満たせないなどの場合は、職を続ける理由として成立するでしょう。その一方で、辞めない理由はどうでしょうか？ その多くは、仕事に対する決めつけだったり、意地になっているだけだったりすることもあるようです。

例えば、退職することは悪口に負けるような気がして悔しいと思っていないでしょうか。同じ職場に長く勤めた方が良いという仕事観を持っていないでしょうか。

両方とも立派な考えですが、度を過ぎた悪口などを言われ続けている場合、これらを理由に退職に踏み切れないのならば、逆にデメリットの方が大きいと言えるかもしれません。

そういう比較の仕方をした上で、退職するという結論を出すのも誰にも責められることではありません。

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パートに行きたくない気持ちとの付き合い方については、こちらも参照してください。

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