パート面接マナー、実は採用担当者は貴方のココを見ています!
パートの面接に受かるためには、よく聞かれる質問や身なり・言葉遣いに関するマナーなどへの努力は大事でしょう。ただ、どこであなたの人間性が見られているのかはわからないもの。そこで、採用担当者は、意外にこんなところからあなたを見ているかもしれないというシーンをいくつか挙げてみますので、面接会場の中だけ注意をすればよいのではないということを念頭に置いて、面接に臨みたいものです。
ナント、問い合わせ時から面接が!?
パートに応募をする際にする、電話での問い合わせ。この時点から、顔が見えなくてもあなたの話し方や態度がチェックされていることがあります。すでにここから面接が始まっているという意識を持つようにしましょう。
ココを見ている!:電話で問い合わせる時間帯
求人情報に問い合わせの時間帯が載っていればその時間内に電話をし、載っていなければ、問い合わせる時間帯に注意しなければなりません。職種によっても忙しい時間帯は異なりますが、常識的に考えて行動しているかを見ている担当者もいます。忙しい時間帯は避けましょう。
飲食やスーパー系
11時~14時あたりのランチ時や17時~21時あたりの夕方繁忙時は避けた方がよいでしょう。
事務・販売や医療系
始業時間8時~11時あたり、昼休みの12時~13時、退社時間17時~19時あたりは避けた方がよいでしょう。
ココを見ている!:電話中でも、先方の都合や採用担当者への気遣い
電話がつながったとしても、話し始めるタイミングの確認をしてから話し始めましょう。先方の都合や採用担当者の都合を気遣う姿勢が持てる人かどうかを見ている担当者もいます。あなたの姿勢が見えれば、印象よく受けとられるはずです。
代表電話などへの問い合わせ例
「面接の件でお電話いたしました○○と申します。今、お話をしてよろしいでしょうか。ご担当者の○○様をお願いいたします。」
採用担当者に代わってからの例
「はじめまして。面接の件でお電話いたしました○○と申します。お忙しいところお時間を頂戴いたしましてありがとうございます。御社の面接に応募したいと思っておりますが、日程をお伺いしてもよろしいでしょうか。」
「今、お忙しいようでしたらまた改めますので、ご都合をお伺いしてもよろしいでしょうか。」
会社に到着したら、全員が面接官!?
いよいよ面接の会社へ。会社に一歩入ったときから面接だと思い、気を引き締めていきましょう。
ココを見ている!:受付から面接室に向かう間
もしかすると上司や同僚になるような方や、人事課の方とすれ違うかもしれません。どなたであっても、すれ違うときに会釈程度はするようにしましょう。その際、笑顔も忘れずに。
面接担当者以外の方であっても、あなたの印象を会社内で共有されていることもあります。面接時以外でどういう印象だったかというのは採用担当者の耳にはいった場合、選考の判断になるケースもあります。面接の場、以外も注意しましょう。
ココを見ている!:待ち時間の行動
メイクや身だしなみは事前に整えておき、社内で整えることは避けましょう。もちろん、待ち時間にスマホやメールを見たりすることも厳禁です。マナーや緊張感のなさが面接にも表れてしまいますし、誰に見られているかわかりません。そして、万が一、面接官が部屋を出てきて顔を合わせたとしたら…。想像はつくでしょう。
会社を出ても面接は終わらない!?
面接が済んだとしても気は抜けません。やっと面接が終わったと気を抜くにはまだ早いです。
ココを見ている!:退室するとき
椅子から立ち上がり、「ありがとうございました。」とお辞儀をし、ドアを開けてから面接官に向き直して「失礼いたします。」 と再度のお辞儀をして退室します。面接後の退出は印象に残るものです。確実にお辞儀をしてから退出しましょう。
ココを見ている!:会社を出るまで
面接官がエレベーターまで見送る場合は、再度「ありがとうございました。」とお辞儀をしてエレベーターの中へ。扉が閉まりきるまでお辞儀をしましょう。会社の出入り口まで見送られる場合は。面接官に向かってもう一度お辞儀をしましょう。
また、コートを着る時期の場合、エレベーターの扉が閉まってから着ること、出入り口で面接官が見えなくなってから着ることを心がけたいものです。
ココを見ている!:会社の外でも
面接が終わり、会社を後にしたときもまだ注意が必要です。会社の周りには一緒に働く同僚の方がいるかもしれません。面接前に会社内で出会った人と、帰りがけに会社付近や駅付近で見かけられることもよくあります。
安心して道端で歩きタバコをしたり、態度のよくない場面を見られたり、マイナスに受け取られるようなことは控えましょう。面接ではよかったのに、会社を出た後に会社の方に見られて印象が良くなかったことで落とされるケースもあります。最後まで見られている意識を持って会社を離れましょう。