パート面接の時間は、何分前につくのがベスト?早すぎはよくない?
パートの面接を受けるときは、始まる時間の何分前に到着しておくのが最適なのでしょう? あまり早すぎても時間を持て余してしまうし、ギリギリ過ぎると遅刻してしまう可能性がある…。意外と悩む方も多いのではないでしょうか?
面接にはさまざまな注意点がありますが、今回は面接直前の注意点、面接会場に到着する最適な時間についておさらいしてみましょう。
面接開始の30分前には会社近くに到着しておきたい
結論からいってしまうと、会社近くに到着するのは面接開始の30分前を目安にしましょう。これだけ余裕を持って会場に到着しておけば、気持ちを落ち着かせたり、身だしなみの最終チェックをすることができるでしょう。
面接は書類選考を通過してようやく手にしたチャンスです。ここで採用・不採用が決まると思えば、誰もが万全の状態で臨みたいと考えるのが当たり前ですよね。それだけに、当日は余裕を持った行動を心掛けることが必要です。近くにカフェなどがあれば、立ち寄って一息つくのもいいかもしれません。
ただし、特に会社の近くで待機する場合には「会社の人に見られているかも」という意識を持ちましょう。どこで誰が見ているか分かりませんので、品位に欠ける行動は避けるのが賢明です。
30分より前だと時間を持て余すので逆効果
極端な話をしてしまうと、1時間前に到着しても2時間前に到着しても問題ありません。30分前というのは、あくまでも目安と捉えてください。「30分だと少し余裕がないかも」と考える方は、45分ほど前に着いておくのもいいでしょう。
ですが、あまりに早く着き過ぎると時間を持て余してしまいます。当日は、朝から多少なりとも面接のことを意識していると思いますし、いざ面接官と向き合えば、始めから終わりまで緊張している状態が続くはずです。
人間の集中力というのは、あまり長く続くものではありません。早く着きすぎてしまうと面接の前に疲れてしまい、本番に力を発揮できないといった逆効果になることも考えられます。
会社を訪問するのは面接時間の10分~15分前が目安
では仮に、30分前に会社の前に到着したとして、準備が整ったからすぐに会社を訪ねてはいけません。会社に入るのは、面接時間の10分~15分前を目安にしましょう。
面接時の受付時間に明確な決まりはありませんが、インターネットや面接に関する書籍を調べると、5分~10分前という意見が多いようです。この多数意見を一般論と考えて問題ないでしょう。
「早く訪ねた方が好印象かな?」と考える方もいるかもしれませんが、予定より早過ぎる訪問はNGなのです。なぜかというと、会社側にも予定があり、担当者の多くは面接だけを仕事にしているのではなく、ほかの業務をこなしながら面接の時間を作っています。
早すぎる訪問は先方のスケジュールを考えないものと捉えられてしまい、「気の利かない人」とか「自分勝手な人」という悪いイメージを持たれてしまうかもしれません。どんなに早くても、会場に入るのは15分前が限度。それ以前には訪問しないようにしましょう。
どんなに遅くても5分前には会場に入りましょう。3分前などのギリギリ過ぎる受付も、悪い印象を与えてしまう可能性があります。
遅刻は厳禁!もし遅れそうなら連絡をする
いうまでもありませんが、遅刻はいけません。例え数分の遅れでも「遅刻=常識がない」と判断されてしまい、会社によってはそれだけで不採用にされるケースもあります。仮にそうならなくても、良い印象を持つ会社はまずありません。
けれども、交通渋滞や予測できないトラブルなど、やむをえずに遅刻してしまう場合もあります。どうしても遅刻してしまう場合には事前に電話で連絡をし、理由を説明したうえで遅刻してしまうことを謝りましょう。謝罪に加えて、何時ごろに到着できるかを伝えることも必要です。
あなた:「お世話になっております、○○(氏名)です。採用担当の□□さまはいらっしゃいますか?」
採用担当者:「ただいま変わりました、□□です。」
あなた:「現在、□□駅にいるのですが、電車が遅延しております。13時より予定をいただいていた面接なのですが、御社への到着が15分遅れ、13時15分になる見込みです。誠に申し訳ございません。面接にこのまま伺わせていただき、問題ないでしょうか。」
採用担当者:「わかりました。なるべく早くいらしてください。」あなた:「ありがとうございます。急いでまいります。それでは失礼いたします。」
家族が病気で面接に行けないときは、日時の変更連絡をする
家族をもっている主婦であれば、家族が急に病気になり面接に行けなくなった、ということは十分あり得ます。家族などの予測できないことで面接にどうしても行けそうにない場合は、すぐにパート応募先に電話を入れましょう。理由を説明し日時の変更をお願いするのがマナーです。
その際、時間設定をしてもらったのに、変更をお願いすることをお詫びすることをお忘れなく。
あなた:「お世話になっております、本日、○時から面接のお約束をしている○○(氏名)と申します。採用担当の□□さまはいらっしゃいますか?」
採用担当者:「はい、□□は私です。」
あなた:「お忙しいところすみません。実は、家族が急に病気になってしまい、本日の面接にお伺いすることができなくなってしまいました。もし宜しければ、面接の日時を変更していただけないでしょうか?」
採用担当者:「そうですが。では、○日の△時はどうでしょうか?」
あなた:「はい、○日の△時でしたらお伺いできます。」
採用担当者:「では、当日よろしくお願いいたします。」
あなた:「面接の日時を変更していただき、ありがとうございます。今回はせっかくお時間をいただいたのに申し訳ありません。それでは失礼いたします。」
会場に着いてからの流れ
面接時間の5分~10分前になったら、いざ面接会場へ。身だしなみのチェックは大丈夫でしょうか?意外と忘れがちなのが、携帯電話と上着です。携帯電話は電源を切るかマナーモードに設定し、コートなどを着ていたら脱いでから会場に入りましょう。
会場に入ったら、まずは受付を済ませます。
受付の方に
訪ねた理由をと名前を告げ、担当者に取り次いでもらいます。面接室や控え室での待ち時間があれば、このときの行動もチェックされているケースが多いので、気を抜かないようにしましょう。落ち着きのある態度で面接に臨み、存分に自分自身のPRをしてください。
まとめ
パート面接の始まる時間の30分前に会社近くに到着しておき、会社に訪問するのは10分~15分前が良いでしょう。やる気を見せたいからと早すぎる到着は、会社に迷惑をかけてしまう可能性が高いので止めましょう。
パート面接の当日はもしものトラブルが起きないとは限りません。いつもより余裕をもった行動をすることで、落ち着いて面接にあなたの印象もアップでしょう。
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