応募 2017年1月11日

派遣会社への面接にいくときの服装はスーツで問題なし？

派遣会社への面接は、登録会といわれます。コーディネーターと呼ばれる方がスタッフ登録の手続きをするために面接をするわけですが、派遣会社で働くわけではありませんから、意外と「登録会では、どんな服装が良いのか」「注意するポイントは何か」など、かえって悩んでしまうこともあるでしょう。

通常、派遣会社の面接においてもスーツなら問題なしと判断されそうですが、本当にそうなのでしょうか。見ていきましょう。

スーツかオフィスカジュアルで問題なし

派遣会社から登録会の服装についての指定はなく、普段着で…としていることが多いのですが、いくら派遣会社の登録会だとしても、気軽に考えていると危険でです。なぜなら、「求職への向き合い方」「真剣さ」「社会人としてのマナー」という視点から見た場合、派遣会社の方でも服装で仕事への心構えをチェックしている可能性は大いにあるからです。

普段着で…としているところも多いものの、多くの場合はスーツ、ジャケットなどある程度オフィシャルな恰好で行くほうが無難です。

面接という場はほとんど、誰が見ても不快にならないスタンダードな服装であること、清潔感のある服装であることが大切で、それを踏まえると派遣会社の登録会であっても、やはり無難なのはオフィスカジュアルやスーツであると言えます。

あえて面接で印象を悪くすることは避ける服装をしていくように心がけなければなりません。

スーツでもシワやヨゴレはないようにする

印象が良いからといってオフィスカジュアルやスーツを着用すれば何でも良いというのではなく、サイズが合っていないものやシワが目立つもの、派手なもの、きちんと着こなしていないなど、気配りがない身だしなみであれば、いくらオフィスカジュアルやスーツであったとしても、だらしない印象を与えてしまいます。

きちんと身なりを整えてこそ、服装は活きてくるというもの。着こなせないばかりに印象を悪くしてしまっては元も子もありませんから、要注意です。

また、オフィスカジュアルで何を組み合わせれば良いのか迷うのであれば、スーツを選べば安全で、問題はないといえるでしょう。スーツはビジネスシーンでの制服といわれる通り、仕事の場でダメ出しをされる服装にはなり得ないからです。かえって、一番楽に着こなしを考えられるのは、スーツなのかもしれません。

ただ、スーツでもシワやヨゴレがあるとマイナス印象になります。クリーニングに出しておくか、ちゃんとシワを伸ばすなどして準備しておきましょう。

登録会で服装が問題になることは少ない

登録会に行って、採用・不採用という判断をされることはありません。働くのは派遣会社から紹介された派遣先の企業なので、よほどNGの格好、例えば、露出の多い服装やジーンズやTシャツなどという服装をしていなければ、登録自体はできるでしょう。

ただし、派遣先へのフォローしてくれるのは、コーディネーターの方です。第一印象でコーディネーターの方に良い印象を与えることができなければ、いくらスキルが高くても印象は減点の方向へ行ってしまうといっても過言ではないでしょう。「このスタッフは派遣先にすぐ紹介できない」と判断されて、仕事に早く就けないかもしれないのです。

派遣会社の面接であっても、実際に派遣される企業の面接だと思い、自分を活かす服装や第一印象が良くなるように準備しましょう。

もし、複数の派遣会社に登録していても、なかなか仕事を紹介されない、派遣先の面接で不採用が続くなら、もう一度、服装から見直すことも大事です。第一印象で損しないためにも、面接が不安なら、スーツを選択するように心がけることをおすすめします。