パート面接の服装、夏は何を着たらいい?業種・職種別の着こなし

パート面接の服装、夏は何を着たらいい?業種・職種別の着こなし

夏場にパート面接を受けることになると、スーツも着にくいし、どんな服装がいいのか?…と悩んでしまいますよね。

どのような服装が向いているかは、業種によっても異なります。今回は、夏場のパート面接におすすめの着こなしを、業種別にご紹介しましょう。

オフィス系には夏物のジャケットが定番

銀行や官公庁、オフィスや大きな病院での事務職、ホテルのフロント、塾や英会話教室のパートなど、多くの人がスーツ姿で働くような固い印象の職場では、パートの面接もスーツに準じた服装がふさわしいでしょう。

夏物のオフィススーツでも構いませんが、学生さんの就活ではないので、黒のリクルートスーツでは少しやぼったい印象もあります。かといって、主婦の立場でそれ用のスーツを用意するのも大変です。そこでおすすめは、ベージュやグレーや黒などの夏物のジャケットです。

黒や紺のかっちりしたスカートやパンツに白シャツやシンプルなカットソーを合わせ、上からジャケットを1枚はおるだけで、十分にオフィスファッションの雰囲気が出せます。

エリの形さえしっかりしていれば、かなりお手頃な値段のものでもそれなりにきちんと見えます。

ビジネス使用のものではなく、カジュアルなお店でも多数のジャケットが売られています。普段のファッションにも着まわせるので、1枚持っていると便利なアイテムです。

足元は黒やベージュのシンプルなパンプスを選びましょう。カバンは、面接時に書類などをもらうこともあるので、A4サイズが折らずに入るシンプルな四角いトートバックがあればベターです。

オフィス系以外では職場の雰囲気に合わせる

一方、飲食店やスーパーのパートの場合、あまりきっちりとした格好だと少し堅苦しい印象があります。また、美容系やファッション系のパートなら、無難すぎる格好よりも個性を出した方がいいときもあります。オフィス系以外の職場では、それぞれの雰囲気に合わせた装いにしましょう。

飲食系は清潔感を最重視する

夏場はどうしても、Tシャツ1枚、カットソー1枚など、気軽なファッションが多いですよね。その場合気をつけたいのは、エリがヨレヨレだったり汚れやほつれがあったり、だらしない感じにならないようにすることです。

どの業種にでも清潔感は大切ですが、特に食べ物を扱う職場では重要です。安いものでも構わないので、清潔感を意識して服や靴を選びましょう

綺麗めのデザインなら、Gパンやチノパンでも問題はありません。しかし、破れていたりカジュアルすぎたりするデザインは避けましょう。

もちろん、短パンもNGです。反対に、華美なワンピースやジャラジャラしたアクセサリー類や香水もいい印象は与えません。食べ物を扱うのにふさわしい、シンプルな装いをしましょう。

アパレルなど個性を出せる職場も露出に注意

化粧品などの美容関係やアパレルショップでのパートなら、ファッションセンスも大切なアピールポイントになります。勤めたいお店の雰囲気とかけ離れた格好はNGですが、地味で無難な感じでまとめてしまうより、普段の自分の個性がだせる服装や髪型で面接に臨むのもいいでしょう。

ただ、夏場に気をつけたいのは肌の露出度です。特に主婦のパートさんに対しては、お店側もそれなりに落ち着いた感じを求めていることがほとんどです。

肌の露出度が高すぎると、面接官がひいてしまう恐れもあります。また、いくら個性を出すとはいえ、つっかけ、金髪、鼻ピアス、タトゥー、破れたジーンズ、ミニスカートやホットパンツなど、明らかに社会人の常識から外れた服装はNGです。面接という目的を忘れず、大人の女性らしい装いを忘れないようにしましょう。

工場や清掃パートは活動性をアピールする

工場内作業や清掃など、ハードに体を動かし力仕事や汚れ仕事があるような職種の場合、上品過ぎる格好だと「この仕事が続けられるのかな?」と担当者が不安に感じることもあります。夏場には、少しきちんと感も出せるポロシャツやシャツブラウスに、黒やベージュの動きやすいパンツ、ローヒールの靴を合わせた活動性のありそうな感じがおすすめです。

服だけでなく汗やにおいも対策しておく

夏場の面接で注意したいのは、服装とともに汗やにおいの対策です。どれだけ服装がきまっていても、汗だくでキツイにおいがでてしまっていると、あまりいい印象は与えません。また、意外に気がつかないのが、白いシャツやカットソーを着た時に透けているブラジャーのラインです。

面接官が男性の場合もあるので、そのあたりは夏場に気をつけたいポイントです。吸湿速乾素材で汗取りパッドがあるベージュ系の下着を一番下に着ておくと、汗やにおい、ブラジャーの透けにも対応ができます。

汗をかきやすい人は制汗スプレーやクリームを活用して時間に余裕を持って行動するようにし、面接前に汗をふくためのタオルや汗ふきシートも準備しておきましょう。

長い髪が肌にまとわりついているのも、夏場には暑苦しく清潔感の無い印象を与えてしまうことも。どのような服装にしても、髪はすっきりと耳にかけたりまとめたりするのがおすすめです。

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ジーンズについては業種や職種によって許容範囲が異なります。

服装自由のパート求人であれば、面接の服装は清潔感を意識すれば問題ない場合が多いです。

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