パートの面接はスーツが無難?カジュアルな服装はダメなの?

パートの面接はスーツが無難?カジュアルな服装はダメなの?

「パートの面接にスーツで行って面接者の中で浮いたらどうしよう…」、「服装は自由となっているから普段着ているカジュアルな服装でもOKかな…」など、パートの面接を受けようとするとき、どんな服装で行けばよいのかと迷う方は多いかもしれません。

確かに、面接はどの服装が良いとの規定やパターンはありません。ですが、15分~30分くらいの短時間で人柄を見たり、判断したりするのが面接です。服装は自己PRをするのにとても重要なツールのひとつとなり、採用・不採用の判断材料ともなるのです。面接の服装はスーツがいいのか、それともカジュアルな服装でも問題ないのかをご紹介します。

オフィスワーク系はスーツを着用しておいた方が無難

一般的にみると、日本では会社員でも、そうでなくてもオフィスで働く従業員はスーツや制服が主流です。そのような環境の職場であれば、面接はスーツをはじめ改まった服装で行くことが無難だといえます。

事務職、営業職、公務員などの団体職員はスーツ、技術や医療、販売サービスなどの職種は制服となることが多く、外部のお客様との接触があればたいがいは堅い服装になっているのです。たとえ、パート勤務だとしても、そうなるでしょう。

ですから、ビジネス上どこに出てもおかしくない、TPOを考えた服装はスーツや制服なのです。それでもまだ、会社の従業員でもないのにパートの面接でそこまでしなくても…と思ったとしても、せめて、スーツでないにしてもアンサンブルにひざ丈のスカートやツーピースなど、スーツに準じた服装にすることがふさわしいと心得ておきましょう。

スーツではなくカジュアルな服でも問題ない会社・業種もある

職種や職場によっては、自由な社風であったり、若い社員が多い会社であったりなどすれば、服装はスーツ着用ではなく、ビジネスカジュアルか、カジュアルな服装が主流な会社も見受けられます。業界別にご紹介します。

  • ノーネクタイが多いIT関連の会社
  • Tシャツやジーンズが多いスーパー、コンビニ、カフェやレストランなどの飲食関連会社
  • 個性派ファッションが多い美容院、ネイル・エステサロンなどの美容関連会社
  • 自社ブランドやキレイ目カジュアルが多い雑貨・衣料品販売などのアパレル関連会社

などが挙げられるでしょう。人事や役員クラスでもスーツでない会社は存在しますから、面接には100%スーツでとは言い難いところもありますが、スーツで面接に来たからといって怒られることはないでしょう。

スーツ着用でなさそうな会社については、本当にカジュアル系の服装で面接を受けても構わないのかをよく確認をしてから臨むのがおすすめ

「自由な服装で」と言われても、カジュアルの許容範囲は限度がある

パートの面接にのぞむとき、「自由な服装でかまいません」といわれることもあるでしょう。ただ、実際の面接の場では、自由な服装ということをどのようにとらえたのか、面接という場に出る意識が問われている可能性もあります。

一般的にスーツでない場合、どのような服装なら許される範囲なのかを挙げてみましょう。

OKな服装

  • ジャケット、カーディガン、ブラウス、ワンピース
  • 膝丈スカート、パンツ
  • 黒・グレー・茶・ベージュのパンプス

NGな服装

  • Tシャツ、タンクトップ、トレーナー
  • ジーンズ、ショートパンツ、フリルスカート
  • サンダル、ミュール、スニーカー

これを見てわかるように、カジュアルといっても判断を間違えると大変なことになってしまいます。カジュアルな服装でパートの面接にのぞむとき、どの職種や職場にしても共通していえるのは、万人に不快な印象を与えない、シンプルで清潔感のある服装であることが重要だということでしょう。パートの面接を受ける会社の雰囲気をよく考えた服装にすることが適切なのです。

まとめ

面接という場での服装は、パートの面接でもスーツか、きちんとしたキレイ目に見えるビジネスカジュアルが望ましいことになるでしょう。ただし服装自由な職場であっても、面接の場においては、Tシャツにジーンズというようなラフな服装では相応しくありません。TPOを考えた服装選びが大切です。

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カジュアルの許容範囲を超えているとされるジーンズですが、担当者次第ではOKな場合も。
服装自由のパート求人であれば、面接の服装はきれいめなビジネスカジュアルで問題ない場合が多いです。

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