バイト辞めたい理由は「自分に非がある」ニュアンスで

バイト辞めたい理由は「自分に非がある」ニュアンスで

バイトを辞めたいと考えるに至った場合、理由は様々あるでしょう。

家庭の事情や進学、進級、学校生活関連は比較的、言いやすい理由ですが、はっきりとは言いにくい事情が理由のときは、伝え方を考えてから担当者に相談しましょう。

全体的に共通することは、「自分に非がある」「職場の仲間に迷惑がかかる」という要素を伝えること。これがあればトラブルにはなりにくいでしょう。

通勤に時間がかかって無理がある場合は正直に

まず、通勤時間が長かったり、授業などでなかなか勤務時間に間に合わず、しょっちゅう遅刻をしてしまうと言った場合の伝え方について。

「電車の乗り継ぎなどのタイミングが非常に厳しく、遅刻してご迷惑をおかけしてしまうので、どうしてもバイトを続けることができません」という言い方であれば、「職場に迷惑をかけて申し訳ない」というところがポイントになるのでカドが立ちません。

人間関係が原因なら感情より事実をベースに伝える

スタッフ同士のコミュニティーで、どうしても円滑な人間関係の構築が困難な場合もあります。

人間関係では上司が厳しい、同僚と仲良くなれない、などさまざまな理由があるでしょう。

嫌がらせをされてやめる場合は、できる限り上司に相談することが大切。本当に嫌がらせをされたのであれば、これから先の新しいスタッフも同じ思いをする可能性があります。

その人が悪い、ということではなく、実際こういうことがありました、という状況や事実の報告はしておいたほうが、勤務先にとっても必要な情報となります。

とは言っても上司とさほど仲良くなかったり、相談できる間柄ではない場合、人間関係で辞めると言うことは、理解されにくい時もあると思います。

そのような場合は無理に本当の理由を言って、辞める前からトラブルになる必要もありません。「〜さんと気が合わないのでやめます」などと言わず「どうしてもスタッフ同士のコミニケーションがとれずに、仕事に支障が出てきました。

これ以上勤務すると、自分だけでなく周りの人にも不快な思いをさせてしまうので、辞めさせていただきたいと思います」など、人間関係がうまくいっていないことは、はっきりと伝えていいでしょう。

ただし理解のある上司で、相談できる間柄だった場合は、もっと深い理由をはっきりと伝えるのも悪いことではありません。上司との間柄によるものですから、よく見極めてからどこまで言っていいのかを判断するのがベストです。

勤務時間が長い場合は体調不良を理由にする

体調不良はどんな仕事にも、影響が出てしまうものです。

勤務内容が思ったよりハードで、 体力が持たないと判断した場合は、「勤務内容がハードなので辞めさせていただきます」ではなく「自分の体力不足のため、仕事があまり円滑に進みません。最近は体調不良もあり、これ以上の勤務はできないので、辞めさせていただきたいと思います」などとバイト先の責任ではなく、自分の体力不足を強調するといいでしょう。

とは言え採用される前と後では、勤務時間も異なり、激務が続いている、など雇用側の責任が生じる場合もあります。

違法なレベルで勤務時間が長いていて、疲労が重なり辞めたいと思った場合には、はっきりと「採用当初の勤務時間と、実際の勤務時間が異なるため、体力的に厳しいです。これ以上働くと体調を完全に崩す可能性があるので、申し訳ありませんが辞めさせていただきたいと思います」と伝えるように心がけましょう。

どのような理由があるにせよ、早めに伝えること、正直に言える部分はそのまま伝えることが原則です。

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