ジャンカラのバイトを徹底検証!忙しくてきつい?担当者様に聞いてみた!

ジャンカラのバイトを徹底検証!忙しくてきついのかを担当者に聞いてみた

関西を中心に約150店舗を展開するカラオケ店「ジャンカラ(ジャンボカラオケ広場)」を運営する東愛産業株式会社。今回は、ジャンボカラオケ広場河原町本店の採用ご担当者である、店長の村井様にアルバイト・パートの仕事や働き方についてお伺いしました。※トップの受付の様子は2016年10月に撮影したものです。

仕事内容・お客様対応について

――ジャンカラのバイトは忙しい、大変というイメージがありますが、内情はどうなんでしょうか?

確かに忙しい、というか特にお客様が多い曜日、時間帯はあります。

大体、平日だと特に金曜日、21時頃~深夜1時頃までがお客様が多く、土日祝日は13時頃~18時頃がたくさんお客様が来られるので特に仕事が多い曜日・時間帯と言えます。お昼ご飯、晩御飯の後の時間帯ですね。

もちろん、多くのお客様に対応するためにそういう時間帯はスタッフの数も増やしていますが、それでも忙しくなります。部屋数の多い大きめの店舗で1店舗約60人のスタッフがいるのですが、同時に60人が働いているというわけではなく、忙しい週末などで10数名が勤務するような仕組みで営業しています。

お客様が多いとやることがたくさんあるというのは確かにそうなんですが、そういう場の雰囲気になるとけっこう皆テンションも上がって楽しく働いてくれている感じですね。

――入って最初にする仕事って何ですか?どういう仕事を担当しますか?

まず、担当する職種として、受付、レジ対応がメインの「フロント」、お部屋へのサービス提供を行う「フロア」、調理を担当する「厨房」の3種類があり、仕事は他に手の空いたフロアスタッフが店頭で行う「宣伝」あります。

どのポジションを担当するにせよ、まず初めはマニュアルに沿った研修を行います。1日3時間ずつ5日間、カラオケ店のサービス内容や仕組み、業務の種類や社内用語などを学んでいただきます。座学と実際に店舗でやってみるOJTが半々くらいの割合ですね。

そして、初めてする仕事としては「フロア」を担当していただきます。フロア担当の仕事の中心となるのが「ドリンク・フードの提供」ですが、これを行っていただきます。それがある程度できるようになれば、部屋の清掃、部屋の機器(電子リモコンやマイク)管理、ドリンクバーの管理をしたり、希望や相談の上、フロントや厨房担当に分かれていきます。

機材

液晶リモコンやマイクの充電も、フロアスタッフの大事な仕事の一つです。充電が切れていれば取り替えておきます。

――なるほど。まず全員が同じ仕事をするところからスタートするんですね。

そうですね。ドリンク、フード提供は最もお客様と接する機会があり、業務の頻度も高いのでこれが共通の仕事になります。

――ある程度の期間働けば、何か仕事を任せてもらえたりするのですか?

先ほど、1店舗60人くらいのスタッフがいる、ということをお話ししましたが、このうち8割以上はアルバイトのスタッフです。逆に言うと、アルバイトのスタッフがいなければお店は営業できませんので、とても頼りにしています。

マニュアル研修が終わった後は、基本的に社員は責任者としてアルバイトのフォローに入るのがメインで、多くのことを各ポジションのアルバイトのスタッフにお任せしています。また、アルバイトのスタッフのなかには「チーフスタッフ」と言って、いわゆるバイトリーダーの役割を担ってもらっています。時間帯などによってはフロントをチーフスタッフを中心に営業してもらうこともあります。

働く環境について

――1つの店舗でアルバイト、正社員は同時に何人くらい働いていますか?

まず、1店舗に在籍しているスタッフの数が約60人。店舗の規模によっては30人から40人くらいのところもあります。当店は約60人くらいが在籍しているので、それをもとにお話しします。

平日、お昼の時間帯などあまり忙しくない時間帯は正社員1名とアルバイト3名程度、忙しい曜日、時間帯は正社員1~3名、アルバイト10~13名くらいというような割合で働いています。正社員はやはり非常に少ない人数しか常駐できていないので、アルバイトのスタッフの方の役割はとても大きいです。

フロア

フロア担当は各部屋の料理のオーダー受付やドリンク、フードの提供が中心です。また、空いた時間にも清掃作業があります。

――店長は何歳くらいの方が多いですか?

20代~30代がメインです。アルバイトのスタッフは学生さんが8割くらい、20代中盤以降のスタッフが1割くらいで年齢が近い店長もたくさんいるので、気軽に話しかけやすいかなと思ってます。店長は男性が多いですが、女性店長も増えてきています。

――1人カラオケや女性専用の店舗が最近ありますが、そのお店と通常のジャンカラは仕事内容は違うんでしょうか?仕事の内容はラクだったりするのですか?

1人カラオケのお店「ヒトカラ」は店舗が大きいわけではないので、今のところスタッフも基本的に1名、忙しいときにヘルプでプラス1名くらいで営業しています。仕事の内容は他の店舗と違いは特にないのですが、小規模店舗な分、1人で行う業務の種類は多いかもしれません。ただ、フードのオーダーはお菓子やインスタントのものがメインなので、厨房はありません

また、女性専用のお店は「女子カラ」というところですが、そこは店長が女性で、今勤務しているアルバイトスタッフも全員女性です。仕事内容は他店舗と同様です。

働き方について

――がっつり稼ぎたいのですが、フルで仕事に入ることは歓迎されるのでしょうか?

バイト求人を募集しているということは、そのお店は人手不足ということですので、たくさんシフトに入りたい方、稼ぎたい方は大歓迎です。基本的に1日8時間×週5日の週40時間がシフトで入れる最大値ですが、22時以降の深夜の時間帯なら、割増手当もあるのでさらに稼ぐことができますよ。カラオケ店は早朝まで営業しているため、割増賃金の時間が他のサービス業よりも長いのが特徴です。

深夜の店舗

ジャンカラのなかには、特に人手不足になりがちな深夜シフトだけの求人を募集している店舗もあります。

――しっかり稼げそうなイメージがありますね。社割などの特典はあるのですか?

従業員割引制度があって、ジャンカラの割引チケットがもらえます。平日は50%オフ、土日も30%オフになるのでかなりお得です。実際に、友達と一緒に来るスタッフはたくさんいますよ。

それと、休憩時間などにまかないとしてメニューが半額で食べられるようになっています。

働いて身に付くことについて

――ジャンカラで働くとどんなことが成長できますか?

カラオケ店というレジャー・エンターテインメント業界でのお仕事ということで、お客様に楽しんでいただくことの喜びを肌で感じることができます。接客のスキルやマナーが身に付くことはもちろん、職場の仲間と連携して仕事をすることも多いので、コミュニケーション能力がしっかり身に付いて成長できるかなと。そういった力は、就職活動や社会生活全般でも役立つものだと言えると思います。

また、仲間を大切にする、お互いに助け合うということも仕事の現場で必要なこととしてしっかりお伝えしていますので、思いやり…というと大げさかもしれませんが、気遣いや思いやりの点でも成長できる部分があるんじゃないかなと思います。

――この記事を読んでいる人に伝えたいことは何ですか?

大げさに言うわけではありませんが、ジャンカラ、東愛産業は「人を大事にする」会社です。今、働いてくれているアルバイトのスタッフも、もともと働いている子の紹介で入ったというケースがけっこうあります。進学、就職などの理由以外で辞めるケースはあまりないというのは、人間関係が良い職場なのかなと思っています。

仕事は接客業なので、マナーに反することをした場合、厳しく指導することもあるかもしれません。

けれど、社会に出たときや就職活動のときなどに、人として大事なこと、例えば挨拶や言葉遣いはもちろん、自分でやらなければいけないことを自分で考えて行動することができるようになって欲しいと思ってますし、皆がどんどん成長していく様子が嬉しくてたまらないんですね。

入社してアルバイトしてみて「つまらないバイトだな~」と思うようなことは絶対にさせないと思っているので、がっつり働いてたくさん稼ぎたい人、空いた時間をうまく使って働きたい人、カラオケが好きな皆さんにぜひ応募していただきたいです。

店頭にて(村井店長)

店長はアルバイトスタッフのフォロー・バックアップをして働きやすい環境を作るのが大切な仕事です。

インタビュアーの感じたこと

今回、インタビューさせていただいた店長の村井様は昔、ジャンカラでアルバイトをしていた経験があり、その後別の仕事を経て、ジャンカラ(東愛産業株式会社)に正社員として入社されたとのことでした。今は4店舗を統括されている店長としてご活躍されています。

ご自身がジャンカラでのアルバイト出身ということで、昔のことや今の状況を両方振り返りながら回答いただいておりました。時折、「それはちょっと難しい質問ですね!でも答えがいがありますね~。」と言いながらもすごく懸命にお考えいただき、ご回答いただけたことが印象に残っています。

「会社の理念としてドンと表に出しているわけではありませんが、人を大事にしている会社なんです。私もこの会社で上司、先輩、皆から大事にして頂いて、色々な方にお世話になって、今の私があるんですよ。」ということを強くおっしゃられていました。

夕方、ちょうどお店におられた大学生のスタッフの方にもジャンカラで働くきっかけについてお話をお伺いしたところ「元々ここでバイトしていた友達の紹介で入りました。皆の仲が良くて働きやすいところがすごく気に入ってます。あと、昔は塾講師のバイトをしていて、給料は高かったんですが、シフトが固定されてしまうので1年で辞めました。今は自分でシフトを調整しやすい、こちらのほうが遊びも大学の予定もスケジュールの調整がしやすいです。」とおっしゃってました。

友達を紹介しやすいバイト先というのは、その職場が紹介したくなるくらいすごく良い職場だからだと思いますし、賑やかにワイワイ楽しく働けそうな雰囲気でした。繁華街には飲食店、コンビニ、カラオケ、ゲームセンターなど様々なお店、バイト先がありますが、ジャンボカラオケ広場は、そのなかでもおすすめのバイト先です。

ジャンカラで働くスタッフ

店長の村井様(左端)と、アルバイトで勤務中の大学生の方2名、忙しくなる直前の時間に撮影させていただきました。

東愛産業株式会社(ジャンボカラオケ広場本部)
本社:京都市中京区三条通烏丸西入御倉町85-1 烏丸ビル5階
店舗数:149店舗(2016年7月時点)
    このページのトップへ