パートを今すぐ辞めたい!もっともな理由と言い訳<諸事情・緊急編>
「パート今すぐ辞めたい!」働いていれば、そう思う事もあるでしょう。働く中で、「思っていたイメージと違っていた」「人間関係が耐えられない」「業務が覚えられない」など、すぐ辞めたい理由が出てくるかもしれません。
ただパートをすぐ辞めたい!と思っても、突然「今すぐ辞めます」といって明日から来なくなってしまうのは、業務に穴をあけることで会社や上司、同僚に迷惑をかけることになりますし、社会人として常識を疑われる行動になります。後でトラブルにならないためには、理由をどのように伝え、手続きはどのようにすれば良いのかなど、円満に辞める方法を解説します。
会社側が納得しやすい理由を伝える
辞める理由ですが、円満に辞めるためには正直に伝えても問題ないのかどうかは迷うところでしょう。パートの勤務期間にもよりますが、試用期間内であれば、業務と合わないことなどを正直に伝えても構わないでしょう。しかし、年単位で勤めて社内の事情の変化によってすぐ辞めたい場合は、会社側が納得しやすい理由、例えば家族を理由とした方が無難です。
「介護をしなければならなくなった」、「子どものお迎えがどうしても必要になった」、「子どもが通院しなければならなくなった」などで、仕方ない理由として伝えることができれば、円満退社がしやすくなります。
なお「給料が安い」「○○さんが嫌い」などが理由の場合、実際にそうだとしても、会社側が言われて良い気分がしない理由ですので、正直に言うのは社会人としてはNGです。
すぐ退職するときに使いやすいもっともな理由の例
辞める理由によってはパート先から引き止められたりする場合もあります。ここでは、円満に、かつすぐに会社を辞めるために納得してもらいやすい理由・言い訳を紹介していきます。
家庭の事情
家庭を持っているパートであれば、何よりも家庭が優先されます。辞める理由としては定番のものと言えるでしょう。急な事情の変化の要素があるとより納得してもらいやすいです。
「急で申し訳ありませんが、夫の勤務体系が変わり、夜勤をすることがあるので食事の準備などで家を空けられなくなりました。」
親の介護・世話
親の介護というは家庭の話なので、上司には見えません。パートを辞める理由として十分使えますし、急な理由としても成立します。また、定期的に親の家に行かないければならないという理由だと、引き止めにくいものです。
「母親が入院して、父の食事を作りに行かないといけなくなりました。」
引っ越し
引っ越すことで、今働いているパート先に通う事ができなくなる、ということを伝えましょう。そうすれば、もし近場だとしても辞める理由になります。
自分自身の体調不良
体調が悪く仕事を続けられない場合や何らかの病気を理由に辞めたい、ということを伝えるというものです。体調のことなので、引き止めにくい理由になります。実際に体調不良でパートを休みがちな状況であれば、なおのこと納得してもらいやすいものになるでしょう。
すぐ辞めるとしても最低限の引継ぎはする
辞める理由は人それぞれですが、企業に雇われている以上、パートでもよほどの緊急な理由がない限り、急にいなくなるのはルール・マナー違反になります。メールやLINE、電話1本で辞めることも同じことです。
たとえパート初日で辞めようと思ったとしても、業務を教えようとしていた上司や同僚などは、様々な準備をしていたはず。
さらに、また求人募集をしなければならなくなるのですから、できればなるべく早く申し出たいものです。また、一定期間勤務した後で辞めることになった場合、極力、引継ぎはしっかり行いましょう。
そして、もし会社に対して嫌な思いがあったとしても、社会人の配慮として「お世話になりました」という挨拶はきちんとしておくのがマナーです。
人手不足の職場で引き止められたら
人手不足の現場を知っていると辞めにくい感情もあります。そんなときの辞め方を解説しています。
シフト自由の勤務先であれば、辞める前にまず「シフトを減らす」「長期間シフトに入れないことを伝える」など、自分に合ったペースでの働き方を実現しやすいと言えるでしょう。