【トラブル防止】バイト面接で担当者に聞くべき3ポイント
バイトの面接では、採用してくれるのかどうかということばかりが気になってしまいがち。面接中は、何を話したらいいのか、どう答えたら印象がよくなるか、など、今の自分のことで頭がいっぱいいっぱいになってしまいやすいのは確かです。
しかし、面接というのは、応募者が自分をアピールするためだけのものではありません。
どんな会社で、どんな条件で働くことになるのか、さまざまな条件を応募者が確認できる場でもあるのです。面接は応募者にとっても相手をよく知るための場として臨むのがベスト。ここでは、あらかじめ聞いておくべき3つのポイントをお伝えします。
職種・仕事内容の詳細を聞いておく
まず確認しておきたいのが、仕事・職種内容の具体的な話について。
例えば飲食店なら、ホールでお客様にサービスするのか、キッチンで調理や盛り付け、皿洗いを担当するのかなど。
「調理補助募集」と書いてあったのに、実際はホールスタッフだった…というケースもゼロではありませんし、「店舗スタッフ」という書き方だとさらにわからなくなります。
どちらでも構わない、という人はいいのですが、「自分は人見知りだし、あまり多くの人と接しなくてもいいからキッチンなら働けるかも」と思って応募したのに、採用されたら苦手な接客をすることになった、ストレスで病気になった、などということにもなりかねません。
そんなトラブルを防ぐためにも、面接の際「自分は引っ込み思案で知らない人と話すのが苦手です。なので、できればキッチン担当でお願いしたいのですが」などと、確認の意味も込めて、希望をきちんと伝えておきましょう。
給与条件(時給・手当など)を聞いておく
あとあとトラブルになりやすいのでぜひ確認しておきたいものといえば、給与条件。
募集要項に記載されている時給が、実は研修や試用期間が終わった後のもので、すぐにもらえないことも多いので、必ず確認しましょう。
というのも、研修や試用期間は仕事を覚える段階で、慣れた人よりも仕事をこなすことができないため、その期間は通常より少し低い時給を設けているところほとんど。
研修期間は会社によってさまざまですが、だいたい1~3ヶ月くらいで時給が上がります。
時給の違いは10円でも20円でも大きいもの。生活がかかっていればなおさらですよね。
ですから、あらかじめ時給はスタート時にいくらで、どのくらいの期間で何円ほどアップするのか、などの条件を、面接でしっかり確認しておくことをおすすめします。話が違う、というトラブルを防止するために、契約書にも明記されているかも見ておくとなお安心です。
その他(待遇・交通費の有無等)の細かい条件を聞いておく
ほかにも、社会保険、交通費の有無、食事の補助はあるのかなど、気になることがあればどんどん聞いておくこと。面接で応募者がこうした質問をするのは、当然の権利であり失礼にはあたりません。
もしも色々と聞いてみて、時給や条件をはっきりと答えないような応募先は、ちょっと信用できない会社かもしれません。
また、採用されたはいいが、仕事の内容や時給が面接の時と話が違う、という場合は、すぐにバイト先の上司や、本部の担当者、もしくは専門の機関に相談してください。
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確認や質問はここで言うべきというタイミングがあります。