安楽亭のパートの評判は？女性の働きやすさと長く続く秘訣を調査してみた！
こんにちは、マイベストジョブ事務局です。東京や埼玉など関東圏で営業する焼肉レストラン「安楽亭」のパートの働き方について、足立区の店舗に勤務するIさんに話を聞きました。
安楽亭について
焼肉レストラン「安楽亭」は 55年以上の歴史をもち、現在では海外にも店舗展開をしています。
焼肉レストラン「安楽亭」は、本社所在地のさいたま市（埼玉県）を中心に、東京都、神奈川県、千葉県、静岡県などに出店していて、その数は185店舗におよびます（2020年）。
同店を運営する「株式会社 安楽亭」は、1963年に創業して以来、焼肉レストラン「安楽亭」をはじめステーキレストランや中華料理店、和食レストラン、カフェといった飲食ブランドを展開しています。
55年以上の歴史をもち、現在では海外にも店舗展開をする安楽亭のパートはどんな人が働いているのでしょう？
安楽亭の様子を実際に活躍している女性へインタビューとともに紹介します。
安楽亭のパートのシフト・時給について
安楽亭のパートのシフトは週2日、1日3時間からOKです。主婦などは平日の朝や昼間、深夜など隙間時間を有効に使いながら働いています。
シフトは週に2⽇、1⽇3時間からOKです。同店の営業時間は開店が11時〜あるいは11時30分〜、閉店は翌1時、5時と店舗により異なりますが、朝の仕込み準備のシフトもあるので、朝9時からの勤務もできます。
9時～15時
10時～16時
11時～17時
22時～1時
短い時間から働くことができるので、主婦などは平日の朝や昼間の時間帯、深夜のちょっとした隙間時間を有効に使いながら働いています。月曜と木曜の午前中だけなどシフトの融通がきくのもお子さんがいる主婦にとっては魅力の一つです。
生活環境が似ているスタッフが多いため、急にシフトに入れなくなった際もパート同士で助け合ったり、ときには家庭の悩みを話したりと仕事以外の相談ができたりなど、女性が働きやすい環境が整っています。
時給は店舗により異なりますが900円〜1150円からのスタートで、多くの店舗が1000円〜の時給となります。残業した場合は、1分単位で計算され支給されるほか、土日、祝日に出勤する場合は50円、70円、100円といった時給が加算される店舗もあり、交通費についてはうれしい全額支給です。
時給アップは、店舗の責任者が各スタッフの仕事の習熟度などから判断し、スキルランクが上がることによって金額が決定します。
1回の昇給は10円〜30円で、最初の時給から150円〜200円まで上がる可能性もあります。
パートの仕事内容について
安楽亭のパートの仕事内容は、ホールとキッチンがあります。ホールはお客様の席案内やオーダー取り、料理の配膳など、キッチンは料理の下準備や盛り付け、調理、洗い物などがあります。
安楽亭の仕事内容は、ホールとキッチンがあり、応募時に選ぶことができます。
ホールの仕事は席案内やオーダー取り、料理やドリンクの配膳、レジ会計、テーブルの片付け・セッティング、店舗清掃などです。
キッチンは提供する料理の下準備や盛り付け、調理、洗い物、食器や調理器具の片付けなどです。
入社してすぐ研修があり、実務を通じて仕事を教えてもらいます。パートの場合1日の勤務時間が短い人が多いですが、各店には新人教育を担当するスタッフがいるので、出勤日のシフト時間内に順を追って指導してもらえます。
実際に働くパートのインタビュー
安楽亭ではパートとして勤務されている方が多いため家庭のこと、子育てのことなど、共感できることが多く、もし子どもの体調トラブルなどがあった場合でも協力的です。
今回、安楽亭足立加平店の店舗に勤めるIさん（38歳）にインタビューを行いました。
Iさんは、安楽亭のホールのパートを始めて約2年で、シフトは週に4～5日、9時～16時で働いています。パートを始めたときの時給は1030円で、現在は1100円に昇給しています。
年齢 38歳（2020年取材時）
パート歴 約2年
家族構成 夫、息子（高校2年生）、娘（年中）
━━面接から採用まではどんな流れでしたか？
同店の店長を務めているのは女性で、面接は和やかな雰囲気で行われました。面接日に子どもを預けることができず、それを事前に相談すると、子どもを面接に連れていくことを許してくれました。「いつから勤務できますか？」という質問に、子どもの慣らし保育も始まっていない状況でシフトのお約束ができなかったのですが、それでも「大丈夫ですよ」と言っていただき採用へと進みました。こういった配慮はこれまでにはなかったことで、私にはとてもありがたかったですね。
━━現在はどういった仕事内容ですか？
現在、ランチタイムのサブリーダーとして、パートリーダーのサポートをしています。ホールでの接客業務のほか、採用されたスタッフの指導も行っています。
━━足立加平店は他の安楽亭と少し違う点があるそうですね。
はい。通常の焼肉メニューに加えて女性をターゲットとしたサラダバーを設置しています。野菜は直接農家から仕入れており、季節など旬に合わせてその都度内容が変わります。なのでどんな野菜を仕入れるか、サラダの盛り付け写真、野菜名を記したPOPの作成など、私達パート同士で意見を交換しながら提案するのですが、実現したときはやはり嬉しいですね。「女性目線のアイディアが良い」と、結構評判なんですよ。
━━仕事をする上で、心配なことはありましたか？
はい。職場のメンバーとうまく溶け込めるか心配でした。
長男を育てている時は、事務や営業、飲食業も経験しましたが、いずれの職場でも子どもの体調不良などで急に「休む」「帰る」といったことに、ネガティブな雰囲気がありました。「当日の朝、急に行けなくなった」「出勤したものの帰らなくてはならない」といったやむを得ない事情があったとき、「迷惑をかけてしまう」「申し訳ない」といった気持ちが頭をよぎってしまって。そういった過去の経験があったので、入店前は正直不安がありましたね。
━━実際働いてみて、どうでしたか？
働き始めてすぐ、その不安はなくなりました。
朝と昼の時間帯に働いている人の年齢層は20代〜 40代で、主婦が多く生活環境が似ています。保育園児や幼稚園児、小学生、中学生、高校生、と子どもたちの年齢もさまざまですが、大きいお子さんがいる人も、過去に小さい子の体調トラブルは経験済みです。なのでみんな事情がわかっているので協力的です。
━━女性が働きやすい環境が整っていますね。
はい。店長をはじめ周りのメンバーが主婦の気持ちを理解しているからだと思います。注意を促すときも何について指摘されているのかがわかりやすく、モヤモヤすることがありません。「目が合うと『元気？』と声かけを忘れない」など女性ならではの「物腰がやわらかく、常に笑顔がたえない」といった店舗の雰囲気がとても働きやすいと思います。
━━最後に、パートや職場についてどんな思いがありますか？
今の職場は気持ちの面でストレスがないので、働きやすいですね。
仕事が自分に合っていてやりがいを感じていても、⼀緒に働く⼈たちとうまくいかず摩擦が多いと長続きしません。家庭のこと、子育てのこと、体力面のことなど共感できることが多く、「大変なのは自分だけじゃない。みんな同じ」と思うとがんばれます。時には愚痴も言いますが、励まし合いながら仕事ができる、そんな環境に私は感謝しています。
まとめ
安楽亭は10年以上勤務して活躍しているパートも多く在籍しています。中にはパートナー社員（正社員とパートの中間に位置する準社員）として店長の右腕になるパートも多く、その数250名を超えようとしています（2020年時点）。
なぜなら子どもが小さいうちは家庭を優先した働き方、手が離れてきたら固定シフトで安定した収入を得る働き方、子どもが高校生になれば親子で一緒に働くなど、働くスタッフの生活に寄り添った環境が定着しているからです。
さらに、もともとパートで入社した女性がパートナー社員を経て店長にキャリアアップするなど、女性の活躍が安楽亭を支えています。
そして地域に愛されるお店づくりを目指している安楽亭は、パート発案の店舗限定メニューや店舗オリジナルのサービスを導入するなど、スタッフの意見を積極的に取り入れた「地域密着型」であることも特徴の一つです。
その店舗にしか出せない色をスタッフ一丸となって魅せることができるのも安楽亭で働くやりがいに繋がります。
今回、話を聞いたIさんは「信用できる仲間がいること」がモチベーションあり、やりがいは「そんな仲間と意見を持って働けること」と答えています。
安楽亭では、働く女性にとって働きやすく長く続けられるよう「シフトの柔軟さ」「家庭環境に合わせて選べる働き方」「キャリアアップの道」などのサポートを続けています。それは同店にとって女性の活躍が必要不可欠であり、今後も活躍に期待しているからです。
ぜひご自宅の近くや通勤圏内の店舗を検索して、応募してみてください。
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