バイト先のLINEグループで嫌われない挨拶の仕方や対処法
今や連絡手段として多くの人に広まっているLINE。皆さんのバイト先でもグループを作って、業務連絡や日常のやり取りに利用しているのではないでしょうか。今回はそんな、バイト先でのLINEグループで嫌われないためのマナーと、失敗してしまった時の対処法についてまとめてみました。
LINEで嫌われないための挨拶のコツ3つ
最初の挨拶で与える印象は大きいですから、ここで失敗しないことがまず肝心です。
1.グループに参加したら早めに挨拶する
新しいバイト先でのLINEグループに入る際には、参加の手続きが済んだら、まずは全体に向けて挨拶文を送ってみましょう。下記は少し堅苦しい例ですが、始めのうちであればこうした無難な投稿で問題ありません。なるべく早い段階で、第一声を済ませておくのがポイントです。
【例】
自分の発言に不安がある場合は、上記に加えて、「失礼な投稿がありましたら、皆さん指摘してください!」などと綴って、先手を打っておくというのも一つの手です。あらかじめ謙虚な姿勢を見せておけば、仕事での評価も上がる…かもしれません。
2.LINEでも丁寧語で挨拶が基本
バイト先のLINEグループということであれば、若いスタッフからベテランさんまで、多くの人が発信・受信をしていることでしょう。なかには、会社や店舗の責任者の方が参加しているところもあるかもしれませんが、そういったところであれば尚更、言葉遣いに気をつける必要があります。
業務連絡がメインのグループであれば、厳密な尊敬語・謙譲語を求められることは無いかもしれませんが、最低でも「です・ます」を用いた丁寧語での発言を心掛けましょう。送信ボタンを押す前に一呼吸おいて、入力した内容が、誰が読んでも気分を害さない文章かどうか確かめる習慣をつけると良いですね。
投稿の冒頭には、「おはようございます」「お疲れさまです」などの挨拶をつけると自然ですし、礼節としてもgoodです。直接会って話をするようなイメージで入力すると、ぶしつけな投稿を防げるかもしれません。
3.早朝や深夜の投稿は急ぎでない限りやめておく
電話するほどではない連絡をLINEで済ませる、という方は多いでしょう。そこまで急ぎではないので、手がすいた時に見てほしい…という程度の連絡にも便利なLINEですが、だからといって、いつでも発言していいというわけではありません。
例えば、学生スタッフ間のLINEであれば、深夜や早朝など、多くのメンバーが休んでいるであろう時間帯に何度も投稿するのは、ちょっとマナー違反。また、仕事を急に休んだ人が、その休んだ時間帯に不要不急な投稿をすれば、代わりにシフトに入った人や、迷惑を被ったグループメンバーは、決して気分のいいものではありません。
周りの発言の流れを見て投稿する
バイト先でのLINEグループに新しく参加する場合、始めのうちは周りの発言の様子を見ながら投稿するようにしましょう。
LINEの利用に限ったことではありませんが、仕事にも慣れていないような“新参者”が既存のコミュニティの雰囲気を壊したり、問題行動を取ったりすれば、やはり悪い意味で目を付けられるもの。まずはそのグループに馴染めるよう、他の人の投稿を幾つか読んでみてください。
敬語はどのくらいまで使えばいいのか、絵文字・顔文字・スタンプは使っていいのか、どの程度までなら業務外の話をしてもよいかなど、初めのうちはひたすら観察することが重要です!
慣れないうちは疲れる部分もあるかもしれませんが、やはり最初が肝心ですから、「予習」はしっかりしておきたいところです。
嫌われたかもしれない場合の対処法3つ
もしかして失敗した?嫌われた?そんな場合の対応についても解説します。
長文にならない形で謝罪の投稿を
LINEでの発言で失敗してしまったと思った時には、まずは参加メンバーに向けて、簡潔に謝罪の投稿をしておきましょう(「ごめんなさい」ではなく「申し訳ありません」を使いましょうね)。
自分の発言のなかで、具体的に何がマズかったのかを表明し、今後どのように直していくかを、簡潔にまとめられるといいですね。
【例】先輩への言葉遣いに失敗してしまった場合
上記の例は、「仕事も一層頑張りたい」というところがポイントです。LINEグループで失敗してしまっても、多くの場合は、バイトでの働きそのもので十分取り戻せます。ただし、言いっぱなしで、実際に頑張らないというのはいけませんよ。それでは余計に、自分の評価を落としてしまいますので仕事への意識はしっかり持っておきましょう。
LINEで謝ったあと直接謝罪するのがベター
謝罪が必要な状況を招いてしまった場合、一時的な対応を急ぐことはもちろん大切ですが、LINEだけで謝罪をすませてしまってはいけません。巻き込んでしまった人や、不快な思いをさせてしまったグループメンバーには、次に顔を見たときに必ず、面と向かって謝りを入れましょう。
当分顔を合わせる機会がなくて…という場合は、謝罪の電話をするのもよいでしょう。その際は、相手が今、電話ができる状態にあるか、メッセージなどで確認した上で発信するようにしてくださいね。
同じミスはしないように意識する
一度謝罪を済ませたら、同じミスは繰り返さないようにしましょう。これはLINEの使い方に限ったことではありませんが、同様の失敗を繰り返していると、仕事上の信頼もなくしてしまいますし、あなたの評価も下がりかねません。
また、ほかの人がLINEで失敗しているのを見かけたら、反面教師として役立てるようにしてください。誰がミスしたかが違っても、似たような不愉快なアクシデントが繰り返されれば、職場全体の雰囲気も悪くなりかねませんから、十分な注意が必要です。
文字のやりとりがメインとなることに注意する
LINE上でのやりとりは絵文字、スタンプなどもありますが、仕事の連絡ではやはり文字情報がメインとなり、会話や電話とは違って、ニュアンスが伝わりづらいものです。
自分の発言が失礼に思われないか、怒っているような印象を与えないかなど、読む人の顔を思い浮かべながら入力するようにしましょう。
なお、絵文字、顔文字、スタンプなどについては、はじめは使わない方が無難でしょう。また、なれなれしい印象を与える可能性もあるので、バイト先の先輩、同僚や店長が活用しているようであれば、少しずつ使っていくと馴染みやすそうです。
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