バイトに遅刻しそうなときの正しい対処法と電話のかけ方・言い方まとめ

バイトに遅刻しそうな時に取るべき行動と対処のまとめ

バイトに遅刻しそうなとき、例えば、寝坊した、時間を間違えていた、授業が長引いてしまった、電車に遅れが出てしまったなど、アルバイトに遅れそうになった経験は誰にでもありえます。どんなに気をつけていても、寝坊をしてしまったり、アクシデントに巻き込まれてしまったりすることはあります。アルバイトの出勤時刻に間に合わなさそうな時に取るべき行動、対処についてまとめました。

バイト先になるべく早く電話する

バイトに遅刻してしまいそうな時は、何よりもまず、事業所や責任者の方に電話連絡を入れましょう。

当日一緒にシフトに入る仲間に電話やメール、LINEを送るでも、それでは遅刻の連絡としては認められません。遅刻や欠勤といった重要な業務連絡は、基本は電話で伝える必要があります。

「少しぐらいの遅れだから連絡しないでいいだろう…」と軽く考えるのではなく、たとえ1分でも勤務開始に遅れそうな場合は、迷わず連絡を入れるようにしてください。それは結局、あなたの仕事に対する誠実さをアピールすることにも繋がりますから、早目早目の連絡に損はないのです。

電話がつながったら、まずは遅刻しそうである旨を伝えて、謝罪を伝えましょう。

慣れない現場や単発のバイトに入る際は、特に念入りな準備が必要です。携帯が使用不能になった場合に備えて、手帳などに連絡先電話番号を控えておいたり、通勤途中のどこに公衆電話があるかを調べておくと、何かあった場合にも落ち着いて行動できます。

バイトに遅刻しそうな時の電話での言い方例

電話を掛けた際には、以下のことを慌てず伝えましょう。

  • 遅刻しそうになっていることについての謝罪
  • 遅刻しそうな理由
  • 到着時間の見込み

なぜ遅刻しそうかという理由を話し、その時点で、いつごろ到着できる見込みかを連絡します。話がついたら、電話を切る前に再度、申し訳ないという謝罪の気持ちを言葉にしてください。

「お疲れ様です、○○です。申し訳ございません。実は今、通勤に使っている電車が遅れていて、勤務開始に間に合いそうにありません。○時○分頃には到着できる見込みですので、なるべく早く向かうようにします。本当に申し訳ありませんが、宜しくお願いいたします。」

このとき、寝坊など自分が原因である場合はもちろん、電車の遅延など、「遅刻の直接的な原因が自分ではない場合」でも、すみませんという姿勢でバイト先に連絡することが大切です。

電話の際に気を付けたいポイント

嘘はつかない

遅刻してしまって焦っているとは思いますが、電話の際には怒られかもと思って嘘はつかないようにしましょう。とっさの嘘はばれてしまうものですし、正直に理由を伝えても、嘘の理由を伝えたとしても、遅刻してしまうことには変わりありません。理由は何であれ、正直に伝えましょう。

言い訳しない

何とか取り繕いたいために、言い訳しそうになることもあると思いますが、言い訳もしないでおきましょう。色々と内容や理由を多く伝えてしまうと、かえって悪印象になることもあります。「〇〇で遅刻してしまいます。申し訳ありません」ということのみを伝えましょう。

遅刻してしまったことは仕方がありません。仕事で挽回しましょう。

交通機関が遅れた時は遅延証明書を貰っておく

交通機関の遅延で出勤が遅れそうな時は、遅延証明書を貰っておきましょう。

遅延証明書とは、電車やバスなどの運行に一定以上の遅れがあったことを公的に証明する書類です。電車であれば駅構内で係員の方が配っていることが多いですし、バスであれば営業所へ問い合わせれば、郵送などで対応してくれるようです。

遅延証明書は切符程の小さなサイズの場合もありますから、失くさないよう大切に保管してください。最近はwebから遅延証明書を取得できる鉄道会社もあります。自分の使っている交通機関がどのようにしているかは、駅に到着したら駅員さんに聞いてみると良いでしょう。

ただし、時給制のアルバイトであれば、遅延証明書があったからといって、当日遅刻した分の時給まで貰えるというわけではありません。遅延証明書はあくまで、不可抗力で遅刻したということの証です。

到着したら再度謝って仕事で挽回する

勤務先へ到着したら、まずは遅刻の連絡を入れた相手か、責任者の方に到着を知らせ、改めて謝罪の言葉を伝えましょう。

遅れて申し訳ありません。

電車の遅延など、自分ではどうしようもない理由で遅れてしまったとしても、決められた出勤時間を破ることは、労働契約の履行を破棄するということになります。

理不尽に思うかもしれませんが、申し訳ないという気持ちが伝わる態度で声を掛けましょう。

勤務が始まったら、遅刻した分を取り戻すつもりで、いつも以上にはりきって仕事に望んでください。理由はどうあれ、遅刻は少なからず、バイト仲間や責任者の方からの信頼を失う行為です。その日のうちに挽回できるよう、積極的に働きましょう。

代わりを探すのは義務ではないができればベター

交通機関の大幅な遅延やアクシデントに巻き込まれた場合など、バイト先への到着時刻が読めない時には、自分の代わりに仕事へ入ってもらえるスタッフを探すことを期待されているかもしれません。

もし、連絡を取れるバイト仲間がいる場合は、事業所に遅刻の連絡をする際、代わりを探してみたほうがいいか、一言確認しても良いでしょう。

ただし、バイトに行けなくなったからといって「本人が代わりの人を見つけなければいけない」という義務は、法的にはありません

会社側から「絶対に代わりが見つからないとダメ」などという脅迫を受けるようであれば、むしろそれが違法行為とみなされる可能性が高いと言えます。

また、単発のバイトや派遣バイトなど、簡単には代わりが利かない場合や、自力では代わりを探せないこともあります。

不慣れな仕事に行く際には、出勤当日に遅刻してしまいそうな時はどうすればよいか、予め会社側に確認しておくのが良いでしょう。

アルバイトも立派な社会の一員。約束の時間、特に出勤時刻には遅れないよう、時間的な余裕をもって行動したいものです。遅刻癖のある方は、今のうちに直すよう努力しましょう。

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