ビアードパパのバイトを徹底調査!仕事内容はきつい?髪色や服装、評判など

こんにちは、マイベストジョブ事務局です。できたてのシュークリームを販売する「ビアードパパの作りたて工房」のバイトの仕事内容や髪色、服装などについて、運営会社の「株式会社麦の穂」の田中さんに取材しました。

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ビアードパパについて

注文を受けてから仕上げるシュークリームが評判の「ビアードパパの作りたて工房」は、1999年に福岡県(糟屋郡)に1号店が誕生したシュークリーム専門店です。

その後は、愛知(豊田市)や大阪(大阪市)、東京(渋谷区)に出店するなど、国内で店舗数を増やすほか、香港や韓国、台湾にも進出し、現在では国内に約220店舗以上、海外に約196店舗を展開しています(2019年)

同店の特徴は、各店舗でシュー皮を焼き上げ、カスタードクリームや生クリームを手作りすること、そして注文を受けてから目の前でクリームを詰める実演販売です。

作り手の顔が見える販売スタイル、そして店頭からただよう甘い香りで「できたて・作り立て」のおいしさを届ける同店のスタッフは、製造と販売に分かれるのではなく、アルバイト・パートを含め、いずれのスタッフもこれら両方の仕事を担当します。「ビアードパパ」の店舗を支えるアルバイト・パートについて見ていきましょう。

ビアードパパでは各店舗でシュー皮を焼き上げなど、シュークリームを手作りしています。

ビアードパパでは各店舗でシュー皮を焼き上げなど、シュークリームを手作りしています。

面接について

バイトは高校生から応募可、アルバイト未経験でもOK

「ビアードパパの作りたて工房」のバイトは、高校生から応募できます(一部店舗は不可)。飲食店での調理業務や洋菓子店などでのお菓子づくり、販売、接客の経験がなくてもOKで、アルバイトそのものが初めてという人でも応募できます

応募から採用までの流れ

応募フォームか電話で応募

人事担当者(主に店長)が電話またはメールで面接日を連絡

面接(面接日に履歴書などを持参)

面接のあと、約3日以内に採否連絡→入社手続き(契約書などに記入)

希望日から勤務開始

面接する場所は、同店が出店する商業施設のフードコートやバックヤード(各店のストック置き場、従業員専用スペース)です。
多くの場合、面接を担当するのは各店舗の店長で、応募者と1対1で時間は15~30分ほどです。

面接ではビアードパパを知っているかどうかなどについて質問

面接は各店舗の店長が担当するため、応募する店舗により質問は異なりますが、応募動機のほかに「ビアードパパを知っていますか?」「当店の商品を食べたことはありますか?」「当店のどういったところに魅力を感じて働きたいと思いましたか?」といった質問があります。こういった質問は、同店の販売スタイルや商品について知っているかどうかを確認する意図があります。

同店に限らず、応募者が店のことを知っているか、どんな商品を扱っているのかを面接で質問するところは少なくありません。
バイトをするにあたり、その店がどんなサービス・商品を打ち出しているのか、どんな雰囲気のお店なのかを知っておくと仕事内容についてイメージしやすくなるため、一度は足を運んでおくことをおすすめします

応募の動機に対し、学生であれば「以前に利用したことがあって知っています。求人が出ていたのでやってみたいと思いました」「通学の途中にあり、通いやすいところでバイトをしたかったので応募しました」「家(学校)に近いのでバイト先として選びました」といった理由がほとんどです。

学校生活とバイトを効率よくこなすためには、勤務場所も重要なポイントで、時給やシフト、仕事内容に続いてバイトを選ぶ際の基準となっています。

そのため、同店でも「通いやすいから」といった応募動機を否定的には捉えていません。面接を通じて、応募者の人柄を知りたいというのが本心で、質問に対する答えの内容だけでなく、明るく元気な印象があるか、ハキハキと相手に届く声で受け答えができるかどうかなどを重視しています。

理由は、同店のバイトとして採用されると、製造と販売の業務に就くため、接客も行うことになります。来店者に失礼や不快感を与えないように、また一緒に働くスタッフとも良い関係性を築けるように、コミュニケーション力が求められることは頭に入れておきましょう。

面接ではシフトについて確認が行われる

シフトに関する事柄は、面接の時点でしっかりとヒアリングが行われます。

各店舗は人材が不足しているからこそ募集を出しているのであり、バイトに入ってほしい曜日や時間帯があります。
そのため、応募者の希望するシフトと同店が求めるシフトが合わなければ、双方の「働きたい」「働いてほしい」といった思いをかなえることができません。

たとえ採用したとしても、シフトが合わないので「人手が足りない時間に人がいない」「バイトをしてお金を稼ぎたいのに、思うようにシフトに入れない」と採用側、応募者側にとって良い結果を生みません。

それゆえ、バイトの面接においては、シフトは採否にかかわる重要な要素になります。基本的には希望する時間を優先してもらえますが、面接時に「希望していただいているこの曜日は、〇時まで働くことは可能ですか?」とお願いされることもあります。「試験前は難しい場合もありますが、それ以外の時期は問題ありません」など、協力する姿勢を示すことも大切です

同店がバイトの面接で重視しているのは、シフトの適合性を含め「応募者にこの店で働いてほしい」、さらに言えば「一緒に働きたい」と思えるかどうかです。

そのため明るく前向き、ハキハキと受け答えをするといった人柄に加え、同店の仕事や商品に興味を持っている、シフトに協力的であるといったことも、面接時に伝えることができればよいでしょう。

製造・販売の仕事と研修について

ビアードパパのバイトはシュークリーム作りのほかに、接客・販売も行います。

ビアードパパのバイトはシュークリーム作りのほかに、接客・販売も行います。

出勤初日はオリエンテーションを実施

「ビアードパパの作りたて工房」のバイトに採用されると、出勤初日にオリエンテーションが実施されます。時間は5時間ほどで、就業規則や衛生管理に関する話のほか、ストアツアーが行われます。ストアツアーでは、同店が出店する商業施設を利用するにあたってのルールや、従業員用の休憩室やトイレなどの場所について説明や案内を受けます。

同店では、身だしなみや接客の心得、接客用語、製造の流れや商品の説明などが書かれたポケットガイドが配布されます。この内容にそって、初日には1時間ほどの研修も行われます

接客については声のトーンや大きさ、顔の表情やお辞儀のタイミングなどについてレクチャーがあるほか、「いらっしゃいませ」「かしこまりました」「お待たせいたしました」「ありがとうございます。またお待ちしております」など、来店からオーダー受け、商品の確認と会計、お見送りと接客販売の流れにそった用語などを覚えます。

その後は実際の業務を通じて、先輩のアルバイトスタッフから仕事を教えてもらいます。

バイトの仕事はシュークリームづくりと接客・販売

同店のバイトは製造と販売の仕事を担当します。まずは、洗い物や仕込み作業のサポートなどからはじめます。慣れてくるとシュー皮を焼いたり、カスタード・生クリームを仕込んだり、シュー皮にクリームを詰めるといった商品づくりに携わり、レジ業務なども覚えます。

同店では、シュー生地の仕込みは専門の製造工場で行われます。各店舗ではシューの皮を焼く作業と、シュークリームに詰めるカスタードクリームや生クリームづくりを担います。
焼きあがったシュー皮をショーケースにディスプレーし、注文が通るとその都度クリームを詰めて箱に収めた後、注文内容を確認し会計を行います。

ビアードパパの1日の流れ

ここで、1日の流れをご紹介します(店舗により営業時間は異なります)。

時間仕事内容
8:00開店の準備としてシュークリームづくり開始し、シューの皮を焼いたりクリームを仕込んだりします。仕込みが終わるとレジの準備をします。
10:00開店です。カスタードクリームの製造、生地の追加焼きなどのほか、店頭で声がけをしながら接客・販売を行います。
12:00~16:00スタッフの休憩をまわしながら接客・販売対応などを行います。
16:00~20:00買い物帰りや学校、仕事帰りの来店が増えるため、販売業務が中心になります。販売動向を見ながら生地やクリームの追加製造も行います。
20:00~21:00翌日の仕込みや発注業務などと並行して接客業務を行います。
21:00~22:00清掃、レジ締めといった退店準備を終えて帰宅します。

午前中は訪問先へのお土産として、午後からはランチの後のデザート用など、シュークリームを購入する目的は時間帯で異なることがあります。
また、ビジネスマンであれば6個入り、10個入りなど、はじめからセットになった商品、ミセスなどの女性客は定番や季節限定品をあれこれチョイスして詰め合わせるなど、買い求める人によっても希望する商品は違います。

「お土産用にシュークリームの詰め合わせを3タイプご用意しております」「期間限定の商品でございます。この季節だけのシュークリームはいかがでしょうか?」など、声かけのフレーズも相手に合わせて臨機応変に変えていくことが大切です。

シフト・時給について

シフトは週に2日、1日3時間から、朝は8時から、夜は23時頃までのシフトも可

「ビアードパパの作りたて工房」のバイトは、週に2日、1日3時間~です。シフトは基本的には月の前半と後半、15日ごとに作成されます。例えば1月1日~15日までを前月の12月20日に、1月16日~31日を同月の1月5日に提出するなど、各店舗でシフト提出のスケジュールが決まっています。

ゴールデンウィークや年末年始といった長期休暇は、前もってシフトについて確認があります。こういった時期は店が忙しくなることが予想されるうえ、バイトの休み希望日が重なることもあるので、スタッフが不足しないよう早い段階で調整が行われる場合があります。

店舗によって営業時間は異なり、開店時間は9時、9時30分、10時などで多くの店舗が10時オープンです。閉店は20時、21時、22時などです。

朝の準備として開店の2時間前、夜の片付けとして閉店後1時間は仕事があるため、朝は8時から、夜は一番遅くて23時までのシフトもあります。そのため「早い時間にしっかり働いて、午後の時間を有効に使いたい」という人は8時~14時、「学校終わりにバイト時間を確保したい」という人は17時~23時といったシフトも可能です。

なお、勤め先以外の店舗でスタッフが足りない場合は応援に行くなどの体制もとっていて、希望する勤務時間に満たない場合、他店へのヘルプなどで調整が行われることがあります。

時給は都市部であれば1100円~、1050円~

時給はエリアや店舗により異なります。東京のウィング新橋店(港区)やヨドバシAkiba店(千代田区)は1100円、神奈川のシァル鶴見店(横浜市)や千葉のイオン幕張新都心(千葉市)、大阪のJR大阪駅店(大阪市)は1050円、愛知の名鉄サンロード店(名古屋市)やイオンモール大高店(名古屋市)であれば1000円と、都市部で集客力の高い店舗などは時給が高く設定されています。

そのほかの店舗は835円、900円、950円などさまざまです。求人が出ている店舗の募集要項で確認しておきましょう。交通費は1日400円を上限に支給されます。

なお、バイト初日から100時間程度は研修期間で、通常の時給から50円差し引かれた時給が支給されます。

昇給は、各店舗の責任者である店長の評価に基づいて行われ、20~50円の時給アップがあります。スタッフが足りない日にバイトに入る、製造・販売の仕事を覚え店長や社員のサポート役ができるなど、シフトへの貢献度や業務の習熟度により判断されます

従業員を対象にした割引制度はなし

飲食店や販売店などでは社員割引制度を設けているところもありますが、同店では従業員がシュークリームなどを購入する際の割引は実施していません。

理由は、同店を利用する顧客と同じ対価を支払うことで、商品の品質や価値などを適切に受け止めてほしい、また客観的な視点で商品やサービスの質などを判断してほしいといった思いがあるからです。

服装・身だしなみ、髪色などについて

職場では健康的で清潔感あふれる身だしなみに整えて就業します。

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コックコートと帽子、カフェエプロンは貸与、パンツと靴は自分で用意

「ビアードパパの作りたて工房」でバイトをするときは、コックコートと帽子、カフェエプロンは貸与されます。パンツと靴は各自で用意しますが、色は黒と決まっています。

髪は前髪、サイド、後ろもすべて帽子の中に入れ、髪が外に出ないようにきちんとまとめます。髪は帽子で隠れますが、髪色は明るいカラーなどは控え、少し明るめのブラウンなど自然な髪色にしましょう

コックコートは、胸元があいているとだらしない印象になるため、一番上のボタンまですべてとめます。袖は、ひじがでるとこまで折り返します。理由は、オーブンでの焼き作業やクリームの仕込み、商品の箱詰めや受け渡し、会計の際などに袖口が邪魔にならないようにするためです。

コックコートの下に着るインナー(Tシャツなど)も、ロゴや柄の入っていない無地で、色は白か黒、グレー、ベージュ以外は不可となっています。

なお、開店前、閉店後であっても店に入る際は常にコックコートを着用することがルールで、私服で入るのはNGです。

アクセサリーやネイル、つけまつげなどは不可

バイトをするときは、指輪やピアス、ネックレス、時計は作業の妨げになる可能性がある上、異物混入の恐れがあるのですべて外すことがルールとなっています。同様に、ネイル、つけ爪、つけまつげの類いもはがれ落ちて商品に入る可能性があるのでバイトをするときは不可です。

カラーコンタクトを愛用している人もいるかと思いますが、本来の瞳の色とは異なり不自然な印象を与える場合があるのでカラコンもNGです。

食品を扱う場所では衛生的な空間が求められます。女性のメイクはナチュラルメイクを心がけて、男性はひげをきちんとそって、健康的で清潔感あふれる身だしなみに整えることが大切です

評判、雰囲気について

バイトは学生が約7割で女性が8.5割、力仕事も対応

「ビアードパパの作りたて工房」のバイト応募者、また採用されているのは、大学や専門学校などに通う学生が7割、フリーター2割、主婦が1割で年齢は18歳~45歳、平均年齢は20代半ばです。男女比は女性が8.5割、男性1.5割で女性が大半を占めます

シュー皮を焼くときはオーブンを扱うため、熱気があり暑さをともないます。また、カスタードクリームを作る際に卵黄と砂糖、薄力粉を混ぜるのは力仕事です。

働いている人の多くは女性で、「きつい」と感じることもあるようです。確かに製造業務は大変ではありますが、難しいものではありません。作業工程については順序立てて決められており、先輩のサポートのもと業務を重ねていくことできちんとこなせるようになります。

なお、製造業務の負担軽減は会社として取り組んでいます。シュー皮づくりにおいては、生地は専門の工房で作られたものが各店に運ばれ、店舗ではオーブンで焼くのみとなっています。シューに詰めるクリームづくりにおいても、カスタードクリームを炊いて冷やす作業などを一貫して行える専用マシンを導入しています。

ただし、力仕事があるのは同店だけではありません。ショップの販売員であれば大きな段ボールから商品を出し入れしたり、居酒屋の店員であれば食器洗いと片づけ、酒瓶の持ち運びなどで体力が必要です。

同店は製造と販売が分業ではなく、商品を買い求める人たちと顔を合わせてコミュニケーションが取れること、自分が作ったシュークリームを手渡しできることが大きな魅力です。

働くときは、どういった職種であっても、自分なりにその仕事に就くことに対する積極的な気持ちと、やりがい・喜びを持つことが大切です。

まとめ

「ビアードパパの作りたて工房」では、アルバイトであっても製造と販売業務を覚え、店長や社員とともに主要メンバーとして仕事をします

各店舗ではアルバイトが平均して20人ほど在籍し、店長や社員とともに3~4人が一緒に働いて店舗を運営しています。そのため、店長や社員、先輩スタッフとの距離も近く、仕事については常にサポートしてもらえます。こういった体制が、スタッフの習熟度を上げる土壌になっているようです。

また、同店のバイトは「明るく元気な人」「一緒に働きたいと思える人」を理想としているので、おのずとそういった人材が集まり、店舗の雰囲気作りにもつながっています。

今回の取材に答えてくれた田中さんによると、ある大学生アルバイトは、卒業後の進路として同店の運営元である「麦の穂」を選び、現在はエリア内の約5店舗を統括するアシスタントマネージャーとして活躍しているそうです。ほかにも、同店のアルバイトがきっかけでスイーツ作りに興味を持ち、パティシエになった学生もいると言います。

初めてのバイト先として選ぶ人も多いかと思いますが、バイトは働いてお金を得るほかにも、目上の人や顧客と接する態度、チームワークを築いて仕事をするなど、多くのことを学べる場です。自分の将来を決める良い出会いが得られることもあるので、楽しみながら取り組んでみてください。

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株式会社麦の穂
本社:大阪府大阪市北区西天満3-13-20 ASビル2F
店舗数:96店舗(2019年9月1日現在)
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