バイト合否連絡の電話対応方法と対話例(受諾・辞退・保留)

バイト合否連絡の電話対応方法と対話例(受諾・辞退・保留)

応募したバイト先から、合否の連絡が電話であることはよくあります。不採用だった場合は残念ですが、採用だった場合でも、受諾してそこで働く以外に、やっぱり辞退したい場合、少し保留したい場合もあります。ここでは、それぞれの対応方法を対話礼つきで紹介します。

採用の電話連絡があった場合

採用を受諾(承諾)する

承諾する場合は、採用のお礼といつからの出勤になるかということと、入社にあたっての準備・手続きを確認してください。また、頑張る気持ちを伝えることも相手に好印象を与えます。

電話対応例
「採用のご連絡、ありがとうございます!未経験ですが、早く戦力になれるよう、頑張ります。」

そして、バイト初日までに準備するものや当日のことを確認しましょう。

電話対応例
「バイト初日までに準備しておくべきものや手続き、出社初日のことについて確認させていただけますでしょうか。」

というように切り出すとスムーズでしょう。確認したほうが良い項目をまとめました。担当者から教えてもらえるものが多いですが、特に何も言われなかったら気になることは聞いてみましょう。

初出社前の準備について

  • 雇用契約書など、準備する書類や提出物はあるのか
  • 不明点があった場合の連絡先(担当者氏名・電話番号)

初出社について

  • 初出社の日時はいつか
  • どこに出社すれば良いか(出入口の場所・その時間に誰がいるのか)
  • 当日の持ち物は何が必要か(印鑑、筆記具など)

会社の決まり・研修について

  • 服装(制服)・髪型・アクセサリーなど身だしなみの規定について
  • 研修はいつから始まるか

すでに求人票や面接時に聞いて知っていることは
こういったところまで聞いておくと「すごくしっかり準備しようとしてくれているんだな」ということが伝わります。

辞退したい

電話対応例
「ありがとうございます。ただ、大変申し訳ありませんが、この度の採用・内定を辞退させていただきたく思います。実は、他に応募していたアルバイト先が先に決まってしまい、そちらで働かせていただくことになりました。せっかくご連絡をいただいたのに、申し訳ありません」

上記のように、時間を割いてもらい、面接をしてもらったことに対しての感謝の気持ちを伝えてください
ただ、こういう辞退の場合、相手から連絡が来るよりも、辞退したい気持ちが決まった時点で早めに連絡するほうがベターです。相手は採用したいと思って連絡をくれているのですから、辞退が決まっているならなるべく早く伝えるのがマナーです。

保留したい

採用の通知をもらっても、保留したい場合があります。例えば、他の応募先が第1希望だった場合、そこの採否が決まるまでは保留したいというケースです。

電話対応例
「ご連絡ありがとうございます!ただ、こちらの勝手な都合で大変恐縮なのですが、ただいま他社で選考結果を待っているところがございまして、そちらの結果を待ってからお返事させていただきたいと考えております。○月△日にこちらから必ずご連絡しますので、まで、お待ちいただくことは可能でしょうか?」

マナーとして、「他の応募先が第1希望なので」ということは言わないこと。そんなことを言われても、相手もいい気分ではありません。保留の話がある時点で、担当者にもある程度わかります。

また、保留したいのはこちらの事情なので、必ずしも待ってもらえるとは限りません。早く働いてもらいたいような場合は待ってもらえず、不採用になることもありますので注意してください。

なお、保留の期間は長くても3,4日以内が目安です。待ってもらえたとしても、いつまでに電話する、ということはこちらから約束して実行することが大切です。あくまでもこちらの勝手な事情、都合で保留したいということを意識して、誠実にお願いしましょう。

不採用の連絡に対して

残念ながら不採用だった場合でも、お互い、またどこかで何かしらの縁があるかもしれません。不快な話の終わり方にはならないようにしましょう。
応募に対して、時間を使って選考してもらったこと、連絡の電話をかけてもらったことに対するお礼を言って電話を終わりましょう。

電話対応例
「ご連絡ありがとうございます。不採用は残念ですが、今回はお時間をいただき、ありがとうございました。」

以上のように、電話で連絡が来たときには、連絡をしてくれた相手への感謝と、必要なことを漏らさず確認することがポイントです。

面接からどのくらいのタイミングで電話がかかってくるのかは、こちらの記事に詳しく解説しています。

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