仕分けのバイトはきついの?楽なの?高校生でも大丈夫?‏

大きく分けて4つの業務がある

「仕分け」と呼ばれるジャンルの仕事には、大きく分類して検品、ピッキング、梱包、仕分けという4つの工程、作業があります。

だからといって、全ての会社が4つの業務全部を行っているわけではありません。

詳しく言えば検品とは、アパレル製品や食品などの商品に、ゴミや異物が混入していないか、ほつれなどの不備がないか、などを確認する作業です。

ほとんどの検品はベルトコンベアで商品が流れてきますから、流れてきたものを検品する、ということから流れ作業と呼ばれることがあります。

単純作業の繰り返しになりますから、集中力がある人にとっては楽かもしれません。逆に落ち着いた細かな作業が苦手な人には、きついと感じてしまうかもしれませんね。

ピッキングは、倉庫内などで商品の場所を把握して、注文された商品を探し、まとめたりする作業です。慣れないうちはどこに何があるのかわからずに、きつく感じてしまうこともあるでしょう。

慣れれば楽な作業になりますが、広い倉庫の場合は行ったり来たりをするので大変なこともあります。とても広い倉庫では、フォークリフトを使う場合もあります。

梱包は、商品を段ボールに詰める作業です。この作業では、発送前の商品をきれいに詰めていかなければならないので、注意が必要。

そして仕分けは、その名の通り、発送する商品を分類する(分ける)作業のことです。検品されて、ピッキングされて、梱包されたものを、送り先や販売先によって分類して整理することが主な業務です。

この一連の業務はバレンタインデーや、お中元、お歳暮の時期に募集が多く、その時期には短期のバイト募集もたくさんあります。

適正があればラクだがないときつく感じることも

どんな仕事にも楽な部分と、きつい部分がありますよね。この仕事の場合、本人の性格や適正が関係してくるところも大きいです。

まず、検品は、目をよく使う作業なので、集中して細かいものを見るのが得意だったり、間違い探しが得意な人は苦にならず、楽と感じるでしょう。逆に、細かいものを見るのが苦手な人にはきつく感じます。

ただ、検品作業の場合は、ベルトコンベアの流れ作業が主になりますから体力は使いませんが、商品によっては座りっぱなし、立ちっぱなしで、マスク着用が基本なので会話ができないバイトともいえます。

次に、ピッキングは、どこに何があるのかを頭に入れて効率よく探してまとめるという作業なので、段取りが得意な人やパズルが好きな人は、慣れていくとどんどん楽になると言えます。

そして、梱包は手先の丁寧さ、器用さが重要。きちんと揃えて詰める、きれいにたたむなどのテクニックが必要になるので、おおざっぱな人には向かないかもしれません。

最後に、仕分けは、商品の大きさや重さ、見た目によって即座に判断してどこに運ぶものか、どこに発送するものかをよりわけてどんどんさばいていくということから、記憶力、判断力が優れている人に向いていると言えます。

とはいえ、何百パターンもの発送先にわかれていたり、全部を覚えなければならないというわけではありませんから、確認を怠らない性格であればそれほどしんどいということはないでしょう。

一方で、ずっと荷物を動かすこともありますので、体力は必要になります。非力な人にはきつく感じるかもしれません。

きつくても短期で働いて一気に稼ぐ方法もある

上述の説明のとおり、仕分けには主に4つの業務があり、短期でも募集されていることが多いので、高校生でもバイトをしやすいバイトといえます。

バレンタインデーなどのギフト時期になると、募集が多くなるのも特徴。

仕分けで短期のバイトは、高校生でも募集している会社もありますから、おすすめです。

しかし18歳未満であれば、保護者や学校の承諾が必要な場合がほとんどです。必ず許可をもらってから、応募するようにしましょう。

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