高校生は学校のバイト許可証や親の同意書がないとバイトできない?実態は‏

高校生はバイト許可証がないとバイトできない?実態は‏

高校生がアルバイトする際に必要とされる学校や親からの「アルバイト許可証」や「同意書」。実際にバイトするときに必要なのか、実態について解説します。

校則で許可証が必要な学校も

高校生がアルバイトをする場合、学校の校則でアルバイトに制限があることがあります。自由にアルバイトをしてもいい学校もあれば、原則アルバイト禁止の学校や、アルバイト許可証を学校に提出すればOKなところもあり、学校ごとに校則が違っています。

一般的に校則で学校の許可が必要な場合には、「アルバイト許可証」や「アルバイト許可願」などの書類を学校に提出する必要があり、これは学校から発行されるもので、書式内容は学校ごとに異なりますが、一般的に保護者の承諾、サイン欄などがあります。

親の承諾を得たうえで、学校に提出するルールになっているケースが多いです。その場合、学校によってはそのアルバイト許可証をバイト先に提出しないといけない学校もあります。

学校ごとに校則は違っていますので、学生証などに記載されている校則を確認しましょう。

ごくまれですが、校則でバイト禁止なのに、学校に黙ってバイトをする人もいて問題になることがあります。バイト先も学校名によってアルバイト禁止かどうかや、許可が必要かどうかなども把握しているとこともありますので、アルバイト許可が必要な場合は、きちんと手順を踏みましょう。

バイト先から許可証を求められる場合も

また中には、バイト先の方から学校や親に対して、アルバイト許可を得ているかの許可証や、許可願が求められるケースもあります。これはあまり多くはありませんが、大きな規模の会社や官公庁などのアルバイトではまれにあります。

これはなぜかというと、高校生は法律上、単独で契約関係を結ぶことができません。バイトするということはバイト先と労働契約を結ぶことになり、親または保護者の同意が必要になります。

ですので、バイトするにあたって親の同意を得ているのかや、学校でもアルバイトの許可を得ているのかを確認する意味合いの書類が求められる場合があります。

万が一、バイトに行く途中に、事故に遭ってしまったり、バイト中に怪我をしてしまったなどと言う場合に、保護者や学校の許可を得ずに採用したバイト先も、責任問題に問われる可能性があります。

許可証は、採用する側ももらっておかなければいけないものです。バイトをする人も、学校や保護者に言わずコソコソとバイトをするよりも良いですよね。

この場合の許可証の書式はアルバイト先から渡された書面に記入する場合と、学校からもらってくださいと言われる場合とがあります。学校からもらってくださいと言われた場合は、担任の先生に相談してみましょう。

年齢や校則違反がバレたらクビになる

「校則ではバイトが禁止だけど、バレないと思ってバイトしていたら、すぐにバレてしまった。バイトはクビになって、学校は停学になった」という人もいます。

校則違反の処分は高校によって異なりますが、学校側からバイト先に確認がいき、本当は校則でバイトが禁止されている、ということをバイト先が知った場合は、クビになることがほとんどです。

こうなると、バイト先にも迷惑がかかってしまいますから、バイトが校則で禁止されている場合は応募するのは避けたほうが無難です。

せっかく仕事をするのですから、堂々と仕事ができる環境になってから、きちんと働くことがおすすめです。

応募前に親・保護者の同意は得ておこう

応募前に親・保護者の同意は得ておこう

先ほども少し触れましたが、高校生のバイトには親・保護者の同意が必要です。未成年者は何かトラブルが起きた場合、本人では解決できないこともあるので雇用側も同意書や承諾書などの提出を求める場合がほとんどです。親に内緒でバイトを始めようとしても、同意書が必要になることが多いですので事前にバイトすることは伝えて許可をもらっておきましょう。

保護者の同意書や学校のアルバイト許可証などなくても採用される会社やお店もあるかもしれませんが、バイト先の中には稀に悪質な会社もありますから、「保護者の同意書を出して下さい」ときちんと言ってくれる応募先のほうが信頼できます。

また同意書や許可証は面接時には不要でも採用されたあとに提出をお願いされることもあります。

同意書がなくても、承諾を得ている場合は、「同意書や許可証はありませんが、学校と保護者には応募することに同意と承諾をもらっています。採用されたら改めて持ってきます」などと伝えれば丁寧です。

しかし本当は承諾ももらってないのに、嘘をついて「承諾されている」「許可証がある」とウソをつくのは、絶対にNG。高校生は許可証がなければ、働くことができないということを、覚えておきましょう。

また家庭の事情などで、どうしてもバイトをしなければいけないような状況であれば、校則でバイトが禁止されている学校でも、相談してみるのも悪くありません。許可の判断は、それぞれの学校によって異なりますから、バイトをするときは学校と保護者に承諾をもらってから、応募するのがベストです。

法律上、年齢証明書は提出が必要

そのほか法律上で雇用先に提出が必要な書類として「年齢証明書」があります。18歳未満のものを雇用する場合、使用者はその年齢を証明する戸籍証明書を事業場に備え付けなければならないとされています。高校生で18歳になっていない場合は、バイト先から提出が求められるはずですので提出しましょう。

年齢証明書は、氏名と生年月日が確認できる書類で、住民票などの「住民票記載事項証明書」を提出しましょう。昨今は個人情報保護の観点から、必要な事項のみを記載した証明書を取得できるのでプライバシーの問題が生じえないことから行政では「住民票記載事項証明書」を推奨しています。※住民票は、必要でない事項も記載されることがあります。

年齢証明書は法律上、必要な書類ですのでバイト先に提出が求められない場合は、確認してみましょう。

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