知ってた?履歴書写真は帽子・マフラー・コートがNGの理由
履歴書の写真ではコートは脱ぐ
履歴書の写真は、直接会わないとしても応募先の担当者が履歴書を見ます。
相手に対する心くばりとして、自分の姿をちゃんと見てもらうことが目的で写真を撮影しますから、後述するように、寒そうにコートを着ている姿よりも、きちんと上着を脱いで撮影したほうが、きちんと心配りができている人、という印象になります。
バイト先によっては、コートを着ていようが関係なく採用するところもありますし、上着を脱ぐがないことに関して、無頓着な担当者もなかにはいるでしょう。
しかし他人がどうあれ、上着を脱ぐと失礼にならない、という小さな心配りを習慣づけると、将来どこかで役にたちます。昔から大切に伝えられてきたマナーを活かしながら、自分の糧にしていって下さい。
コートを脱ぐのは相手に対する心くばり
履歴書の写真だけではなく、訪問先でもコートなどの上着を脱がなければいけない、というのはよく聞きますよね。
ではなぜ、上着を脱がなければいけないのでしょうか。
そもそも上着は単なる防寒着ですから、上着を着たままだと「寒い」というイメージを持たれます。
上着を脱がないままだと、出迎えてくれる方に、「寒そう」とか「うちに入ったのに、寒いのかな」などと無駄な気使いをされる可能性があるのです。
ですから、上着でモコモコしている自分の姿をみたときに、相手の方が気を使わないよう上着を脱ぐ、というのがマナーになった、といっていいでしょう。
なぜ上着を脱がなければ失礼になる、のではなく、逆に出迎えてくれる方に気を使わせたくない、という心配りから生まれたのが、上着を脱ぐというマナーに繋がっています。
常識やマナーと言うものは、一見強制されるようにも思いますが、ほとんどの常識やマナーは、他人に不快な思いをさせたくない、という気配りが、長い時間を経て、マニュアル化されたものです。
小さな心配りは、自分の成長や良識にもつながる大切なことです。
帽子やマフラーなども外して撮影をしよう
心配りから、訪問時などに上着を脱ぐというマナーができました。
帽子やマフラーを外すのは、もちろんそういったマナーの点もありますし、特に写真撮影の時には帽子やマフラーをつけていると、顔がはっきり見えないということもあります。
ちょっとでも顔が隠れていると、自分の姿形を伝えることができませんから、自分を知ってもらうための書類に添付する写真は、はっきりと顔の見える写真にすることが必要です。
帽子やマフラーをつけたままで撮影すると、何も考えてないような感じにも捉えられますし、やる気がないのか、と思われてしまう可能性もあります。
上着や防寒グッズを着用したままの写真は、見る人によっては不愉快に感じたり、失礼になってしまうこともあるでしょう。
きちんと心配りができるということをアピールするためにも、コート、帽子、マフラーは脱いで撮影してください。
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これから写真を撮る人は、基本ルールをあらためて確認してみましょう。