本屋・書店のバイトの面接で聞かれる質問と傾向

好きなジャンルがあるか、本の知識がどの程度あるのかを聞かれる

本屋さんといっても大小さまざまです。また書物といっても、本屋に行けばご存知の通り、多数のジャンルに分けられ、店内にぎっしりと本が積み上げられていますよね。

書店のアルバイトスタッフ採用のための面接で、必ずといっていいほど聞かれるのは、好きな本、好きな著者、好きな本のジャンルなどです。本は性格を表しやすいものですから、漫画でも小説でも、好きな分野があればそれを伝えれば良いでしょう。

お客様から本の在庫を聞かれた場合など、ある一定のジャンルの漫画本や雑誌が好きな人などは、そのジャンルにおいてはお客様が欲しいものがすぐに理解できますから、調べる手間も省けます。本が好きで、少しでも本の知識があるということをアピールできるのがこの質問への理想的な返答です。

好きな本は何かなどの質問には、素直に好きなジャンルの書物を伝えれば、先方からの好感度もあがりますよ。

棚卸しや陳列、在庫管理や発注などの事務作業も行うため、事務職の経験の有無を質問される場合も

本屋のお仕事は、単に本を売るだけではなく、さまざまな事務作業も行っています。近年ではデータ入力で在庫管理や発注を行うため、ワードやエクセルなどの基本的なパソコン操作や情報処理などの資格があるかなど、事務職全般について経験があるかの質問が、面接時に行われるお店も増えて来ています。

とはいえ、事務経験がないからといって、必ずしもマイナスというわけではありません。本屋では接客も必要ですし、陳列を例にあげると、莫大な数の新刊を丁寧に見やすい場所へ配置するなど、どんな資格を持っていても、前職も本屋に勤めていた人でない限り、未経験なことが沢山あるからです。

一見地味に感じる人も多い本屋の業務は、丁寧な裏方作業があってこそ、お客様が本を手に取り、好きな書物を選び買うことができるというもの。本屋の面接で、事務職の経験の有無を聞かれる理由は、事務職も業務の一部だからです。

この質問の返答ポイントは、事務経験がなくても簡単なパソコン入力ができる、簿記の資格がある、全く経験はないけれど、事務の経験も一緒にしてみたいなど、前向きな取り組み姿勢を感じてもらうことです。

内部作業も多い本屋勤務。労働時間が長い場合もあるので、体力やシフトの都合を聞かれることも

多くの接客関連の仕事の面接にも当てはまりますが、レジから接客、陳列、在庫管理など様々な業務からなる本屋では、朝早くから夜遅くまでの長時間勤務になるため、大抵のお店がシフト制勤務を取り入れています。

そのため、シフト希望や先方の要望するシフトに対応可能なのかを聞かれることもありますので、出勤できる曜日や時間は予め、できれば二ヶ月先までの、自分のスケジュールをメモなどに残し、いつ聞かれても確認できる状態で面接にいくとスムーズです。また、本の持ち運びもしょっちゅうありますので、体力的な面で問題なさそうかも聞かれる可能性があります。

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