高校生のバイト、面接で聞かれる内容を教えます‏

高校生になって、はじめてのバイト。応募も面接も緊張するものだと思います。
今回は、高校生が面接のときによく聞かれる質問などをまとめました。

応募動機について質問されたら明るく理由を答えましょう

まず、大学生やフリーターでも聞かれるものでもありますが、どうしてそのお店や企業に応募しようと思ったのかを聞かれることが多くあります。

「なんとなく…」などという漠然とした理由は避けて、希望している業務に関することで経験したいことや、興味があることを動機として伝えるよう心がけましょう。
そのあとで「友達が同じバイトをしていて興味があったから」「学校・部活の帰り道にあって行きやすいから」「家の近くでできるバイトを探してたから」など、補足的な理由を伝えることも良いでしょう。

学校、部活などは高校生特有の事情になりますので、相手にもスムーズに理解してもらいやすいです。

応募動機の質問で重要なポイントは、やる気があり、前向きな姿勢だということをいかに先方に伝えられるか、です。またどんなお仕事でも基本は挨拶です。応募動機を伝える前にしっかり挨拶をすること、笑顔で話すことを心がけておきましょう。

自己アピールでは自分の長所を堂々と話そう

応募先の業種に関わらず、自己アピールをお願いします、と言われることがあります。そんなことをいきなり言われても、自分で把握できていないという人もいますよね。

そんなときのために、事前にお友達からでも家族からでも良いので、自分の長所を聞いておいてください。自分で自分をうまく表現できる人であれば、「子供が好き」とか「人と話すのが好き」、「得意分野は…です」などと次から次に出てくるかもしれませんが、謙遜が強い場合にはこの自己アピールが、上手く伝えられない人も多いでしょう。

自分ではまだまだと思っていますが、家族には優しいと言われます、とか、友達には明るいと言われる、将来の夢はいくつかあってこういうものがあります、このお仕事をさせて頂けたら、自分のこういうことが磨かれると思います、などという表現でも全く問題はありませんので、とにかく自分の長所や前向きな考えを、素直に表現するように意識してみてください。

高校生らしい、素直な受け答えができることが一番です。

だからといって、あからさまに自分は凄いという自慢ではアピールの度合いを過ぎてしまうので、謙虚な気持ちも必要です。

自己アピールの質問に対するポイントは、ある程度、謙遜しつつ、周りからの評価も含めじぶんの長所や、応募先の業務にいかせそうな得意分野があればそれも交えて、相手に伝えるということです。

勤務可能な時間と曜日を聞かれたときは、すぐに答えられるようにしておく

高校生ですから、あらかじめ勤務時間の設定がある応募先がほとんどです。また、法律上、深夜のバイトはできないようになっていたりもします。

しかし、そういった曜日や時間を抜きにして、クラブ活動や学校の行事、他のバイトとかけもちだったりとさまざまな理由で、出勤できない曜日や時間帯があるかもしれません。

急用をのぞき、面接時にすでに出勤できない時間帯や曜日がわかっている場合は、きちんと先方に伝えられるようにしておきましょう。また反対に、応募先から時間や曜日を希望されることもありますから、なるべく事前にスケジュール調整を行い、その場で可能かどうかを答えられるようにしておくと、応募先の担当者も予定を組みやすく、採用される確率が上がります。

勤務可能かの質問のポイントは、事前に自分のスケジュールをしっかり把握しておき、すぐに答えられるよう準備しておくことです。このときスケジュールを全て暗記しなくても、日にち指定で質問されたときは、『失礼しますが、スケジュールを確認させて頂いてもよろしいでしょうか』などと一言お伺いをたて、手帳を確認しても構いません。

礼儀正しく明るく、あまり間をおかずに質問に応えることが全体的なポイントになります。
高校生でバイト初心者なのだから、わからないことはあって当然です。

大事なのは、わからないことをちゃんとわからないと言えること、わかる努力ができること、お互いを理解するためのコミュニケーションができるかどうか、そういったところを担当者は見ているということです。

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