はじめてのアルバイトSTEP2

STEPバイト履歴書の書き方

履歴書は応募先の採用担当者にあなたのことを知ってもらうために欠かせない重要なアイテムです。好印象を持ってもらうためのコツや、志望動機・自己PRの書き方、基本的なルールに気をつけながら、丁寧に心をこめて書き上げましょう。

 

履歴書の書き方・作成方法 目次

作成の3つの重要ポイント

1.作成の3つの重要ポイント

汚さない

履歴書も第一印象が重要です。汚さないようにしましょう。書き間違えをしてしまった場合も、修正液や二重線で消して書き直してはいけません。もったいないですが、必ず一から新しく書き直しましょう。
また、書き直しのことも考えて、少し多めに履歴書を用意しておいた方がよいでしょう。

黒いペンで丁寧に書く

シャーペンや色ペンはNGです。黒インクの水性ボールペンまたはサインペンか万年筆を使いましょう。書体は楷書で、分かりやすく書くのがポイントです。字は上手な方がよいですが、それよりも丁寧に書かれているかを採用担当者は見ています。略字や当て字は使わないようにしましょう。

項目はすべて埋めて書く

学歴や職歴、免許・資格などは構いませんが、志望動機や自己アピール、特技、長所、好きな学科などの欄は、できるだけ空欄が少なくなるよう、書けるところはすべて記入しましょう。だからといって、ネットなどから検索したテンプレの内容を、そのまま利用するのはNGです。数種類のテンプレを参考にしながら、自分らしさが出るように、具体的に書くように頑張ってみましょう。

履歴書作成のタブー・NG

  • ×カラーペンで書く
  • ×ウソを書く
  • ×走り書きで書く
  • ×修正ペン、修正テープを使う
  • ×コピーを使いまわす

2.記載項目の書き方

項目別書き方注意点

日付

面接の時に直接提出する場合は面接日の日付を、事前に郵送する場合はポストへの投函日を記入します。数字は算用数字を使いましょう。年表記は西暦ではなく、元号を用いるのが一般的です。元号は「H」と略さずに、「平成」と書くようにします。

写真

無帽・正面向きで3ヶ月以内に撮影した、タテ4cm×ヨコ3cmの写真を貼りましょう。写真館や履歴書用のスピード写真で撮影したもので、プリクラやスナップ写真はNGです。履歴書からはがれた時でも採用担当者に誰の写真か分かるよう、裏面にフルネームを書いておくとよいでしょう。

個人情報

履歴書-個人情報

氏名は枠内でのバランスの取り方が大切です。あまりにも字が小さいと自信がないように見えてしまうので、ある程度の大きさで書きます。また名字と名前の間は少しあけて記入します。履歴書に「ふりがな」と記載されている場合はひらがなで、「フリガナ」の場合はカタカナにする。住所は都道府県名、マンション・アパートの名称、部屋番号なども略さず記載します。連絡先は確実に連絡がとれる連絡先を記載しましょう。

学歴・職歴

学歴・職歴

[学歴]
1行目中央に「学歴」と記入して、古い順から書いていきます。小学校、中学校は卒業年のみで大丈夫ですが、高校、専門学校、短大、大学は、入学・卒業年月をそれぞれの年次とともに学部、学科、専攻名まで省略せず正式名称で記入します。現在、在学してる場合は、在学中である旨を記入しましょう。
[職歴]
職歴は、学歴から1つ行をあけて、中央に「職歴」と記入して、職歴の古い順に勤務した会社名、配属部署、どんな仕事をしていたのか職務内容まで記入していきます。社名は(株)と省略せずに株式会社と書きましょう。最後に1つ行あけて右端に「以上」と記入します。

免許・資格

免許・資格

応募職種に関係のあるもので、重要度の高いものから記入します。職種に関係ない免許・資格であっても記入して前向きな姿勢をアピールしましょう。現在、資格取得に向けて勉強中であれば「○月に○○資格を受験予定」と書くといいでしょう。

志望動機・特技・アピールポイントなど

志望動機・特技・アピールポイントなど

応募先から最も注目される欄になるので、なぜその店や会社で働きたいのか、採用されたらどんな仕事をしたいのかを書きましょう。仕事がしたいという気持ちをアピールすることが大切です。「家から近いから」「給与がいいから」と待遇面を書くのではなく、仕事に対する興味をできるだけ具体的に書きます。

また、「志望動機」「自己PR」の例文・サンプル集を⇓[3]の項目でまとめていますので、参考にしてみましょう。

本人希望欄

本人希望欄

募集している職種や勤務地が複数ある場合は、希望を記入しましょう。応募動機の欄に、希望職種や勤務希望曜日・時間などの欄がない場合は、ここへ希望を書いてもよいでしょう。

希望条件があれば「ホール・調理補助」「火曜~金曜は大学の授業の都合で午後6時から、土曜・日曜は終日勤務できます。月曜は家の都合で勤務できません。週に3~4日の勤務を希望しています」というように具体的な内容や理由も書くといいでしょう。

また、電話番号で、固定電話と携帯電話の両方を記入した場合、「ご連絡は携帯電話へお願いします」と連絡してほしい方を書いておきましょう。

 

最後にチェック

すべて書き終わったら、誤字や脱字、記入もれ、汚れ、シミがないかしっかり確認をしましょう。言葉遣いがあいまいな部分は、辞書やネットで調べましょう。内容も採用担当者にマイナスイメージがもたれないかも要チェック。

もし時間に余裕があれば、夜に完成した履歴書を朝に読み直すことをおすすめします。一度寝ることで頭もリフレッシュし、より客観的に文章を見ることができるので、文章のおかしい部分や誤字・脱字などにも気づきやすいからです。そして、面接で採用担当者に渡す前に汚したり折ったりしないよう、クリアファイルか封筒へ入れてから鞄にしまいましょう。履歴書を出すときの見た目の印象も良くなります。

3.「志望動機」「自己PR」の書き方・例文

履歴書作成で一番難しい「志望動機・自己PR」欄の書き方の参考例文をシーン別にまとめました。記入の参考にしてください。

4.郵送する場合(封筒の書き方)

郵送する場合(封筒の書き方)

封筒は採用担当者が最初に目にするところ。書き方次第で印象も変わってきます。履歴書同様に丁寧に書きましょう。

宛名

株式会社を「(株)」のように省略せずに正式名称を記入します。社名の前につくのか後につくのか確認しておきましょう。

敬称

個人名や採用担当者と記載する場合は、「様」をつけ、会社名や組織名が宛名の場合は、「御中」をつけます。

履歴書在中

左下に赤のインクで「応募書類在中」と記入するか、あらかじめ赤色で「履歴書在中」と印刷している封筒を使用する。

差出人

送付する場合は差出人欄に自分の名前と住所を書きましょう。名前は住所よりも少し大きめに書くといいです。記載場所は左側もしくは中央に記載します。

封をする際は、ノリ付けした後に、未開封を証明する「〆」と書きます。

Check!

送付する前に中身をチェック。履歴書だけではなく、併せて提出を求められている書類があればそれも忘れずに。ビジネスマナーとしては当然のことですが、アルバイト採用においても添え状を同封することで印象アップ

5.こんな場合はどうする?よくあるケース例

case1.履歴書は不要と言われたら?
Anser最近では履歴書が不要とされる求人も徐々に増えてきています。独自の記入シートがある場合や、地域や業種柄、住所と連絡先さえ分かればいいといったフランクな企業もあります。
不要の代わりに何があるか分からないので、念のため、身分証、筆記用具は持っていく方がよいでしょう。

case2.面接のときに直接持っていく場合は?
Anser封筒かクリアファイルに入れて持参しましょう。渡すタイミングは面接場所の部屋に入り、採用担当者と会ったときに最初に渡しましょう。

case3.書き間違えた場合は修正テープを使ってもいい?
Anser履歴書を書き間違えた場合は面倒ですが、最初から新たに書き直しましょう。一般的に履歴書は修正・訂正しないものですので、修正テープや修正液を使用して修正するのは避けましょう。

6.アルバイト用履歴書ダウンロード

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