バイト先に送る履歴書につける「添え状」の正しい書き方・使い方‏

添え状とは?

添え状は、履歴書を送る際に一緒に添えるあいさつ文のことです。履歴書だけでなく、FAXや請求書などの書類にも添えることがあります。たとえば、仕事の書類や請求書を送るときに「いつもお世話になっております。○○をお送りいたします」といった送付状も、実は添え状の一つです。履歴書を郵送する際に添え状をつけることで、担当者に良い印象を与えることができるため、就職活動やアルバイトの応募時には有効です。

添え状の基本的な内容

履歴書を郵送する際の添え状は、一般的に「送り状」や「送付状」とも呼ばれ、以下の内容を含めるのが基本です:

  1. 送付先の会社名・担当者名(わかれば)
  2. 自分の名前と連絡先(電話番号、メールアドレスなど)
  3. 簡単な挨拶文
  4. 送付物の内容(例:履歴書 1通)
  5. 締めの言葉

添え状は、履歴書と一緒に送る際に必要不可欠なものであり、社会人になってからも書類を送付する場面でよく使われるため、今から覚えておくと非常に便利です。

シンプルで好印象を与える添え状

添え状を書く際には、堅苦しい表現は避けるようにしましょう。特に、「拝啓」や「敬具」といった形式的な言葉を使う必要はありません。あくまでシンプルに、次のような文章で十分です:

  • 「この度、貴社に応募させていただく○○と申します。履歴書をお送りいたしますので、よろしくお願い申し上げます。」
  • もし、事務職などで応募動機や資格を簡潔に書きたい場合には、以下のように補足することもできますが、必須ではありません
    「応募動機としては、○○に興味があり、○○の資格を持っております。」

ただし、あまり詳しく書きすぎないことが大切です。履歴書の内容が伝わるように、「この封筒には履歴書が入っています」ということがわかれば、シンプルで十分です。

添え状は社会人としても必要なスキル

添え状を書くことは、必ずしも採用を保証するわけではありませんが、面接官に良い印象を与えるためには非常に効果的です。アルバイトの応募であっても、きちんと添え状をつけることで、好印象を持たれやすくなります。社会人になると、仕事の書類を送る際に添え状を書くことが増えるので、今から添え状を書く習慣をつけることは非常に有益です。特に将来、正社員として働く際にも役立つスキルとなるでしょう。

手書きの添え状をお勧めします

添え状には、手書きの方が印象が良いとされています。FAX送信や請求書などのビジネス文書に添える添え状は、通常、パソコンで作成した印刷物が一般的ですが、アルバイト応募の場面では、手書きでも十分に通用します。手書きの文字は、誠実さ丁寧さを伝えるため、面接官にも好印象を与えることができます。

ただし、手書きであっても、ルーズリーフや鉛筆で書くのはNGです。清潔感を保つために、しっかりとした便箋を使用し、ボールペンで書くことをお勧めします。

添え状に使う便箋と封筒の選び方

添え状を送る際の便箋や封筒は、シンプルで清潔感のあるものを選ぶことが大切です。具体的には、以下のポイントを守りましょう:

  • 便箋は、シンプルな白紙のものを選び、罫線があるものが適しています。
  • かわいらしいイラストやカラフルなデザインの紙は避け、シンプルでビジネスライクな印象を与える便箋を選びましょう。
  • 履歴書を送る封筒は、白い封筒を使用し、クリアファイルに入れて郵送すると、書類がきれいな状態で届き、さらに好印象を与えることができます。

まとめ

添え状は、履歴書と一緒に送る場合の重要なマナーであり、シンプルで丁寧に書くことで、応募先に良い印象を与えることができます。手書きでも問題なく、封筒や便箋もシンプルで清潔感のあるものを選びましょう。これから社会に出る前に、添え状を書く習慣を身につけておくと、将来のキャリアにも役立つスキルとなります。

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