こんな人は履歴書・書類選考に落ちる!ダメな履歴書・NG事例
アルバイトの面接前に履歴書を提出するのは非常に一般的ですが、特に応募者が多い場合は書類選考が重要なカギとなります。書類選考を通過するためには、履歴書の内容が大きな影響を与えます。ここでは、どんな履歴書が書類選考で落ちやすいか、また、逆にNGにならないための基本的な書き方をご紹介します。
- 空欄が多い履歴書
- 色ペンや不適切なインクを使った履歴書
- 汚れた、または乱れた文字の履歴書
- 誤字脱字がある履歴書
- コピーを使い回した履歴書
- 顔写真に不適切なものを使用している
- 募集要項に合わないのに応募している
自分の履歴書がこれらのNG点に当てはまっていないか、再チェックをしましょう。
空欄が目立つ履歴書はNG
特に人気のアルバイトや求人では、書類選考での評価が非常に厳しくなります。応募が殺到する場合、担当者はまず履歴書を見て、適切に情報が記載されているかを確認します。空欄が多い履歴書は、「やる気が感じられない」と思われがちです。空欄を埋めるために無理に書く必要はありませんが、応募先に合わせて必要な情報をきちんと記入することが大切です。
空白が多い履歴書は評価されにくいため、なるべく必要事項をきちんと埋めるよう心がけましょう。たとえば、「趣味」や「自己PR」などの項目は、自分の強みを伝えるチャンスです。空欄のまま提出せず、しっかり記入しましょう。
インクと筆記用具の選び方
履歴書に使用するインクや筆記用具の選び方も非常に重要です。履歴書は必ず黒のインクを使用しましょう。最近では、パソコンで作成した履歴書を受け入れる企業も増えてきましたが、手書きが求められる場合もあります。その場合は、黒のボールペンを使用することが基本です。万年筆が正式とされていますが、ボールペンであれば問題ありません。
また、赤や青など派手な色のインクを使うのはNGです。これらの色は読みづらくなる可能性があり、印象を悪くします。水性インクや鉛筆も避けるべきで、摩擦で消えてしまう恐れのあるペンで書くことは避けましょう。履歴書は正式な書類として提出するものですので、見やすく、消えにくいインクを選ぶことが大切です。
文字が汚い履歴書は印象が悪い
履歴書は手書きで記入することを求められる場合も多いため、文字の丁寧さが大きなポイントになります。最近ではパソコンで作成することも許容される企業が増えていますが、手書きの履歴書を重視する企業も多いです。字がきれいな人は、それだけで好印象を与えることができます。
万が一、字に自信がなくても、「丁寧に書こうとする姿勢」が伝われば問題ありません。急いで雑に書いた履歴書は、「適当に書いた」「気を抜いた」といった印象を与えてしまうため、丁寧に心を込めて書くことが重要です。
さらに、誤字や脱字をそのままにするのはNGです。間違った場合は、修正液を使って消すのではなく、書き直すのがマナーです。誤字や脱字があると、「注意力が足りない」「細部に気を配れない」という印象を与えてしまいます。提出する前に、必ず自分で読み返して、誤字や脱字をチェックしましょう。
顔写真は基本のマナーを守る
履歴書に貼る顔写真も非常に重要です。まず、顔写真は証明写真を使用することが基本です。スナップ写真やプリクラ、セルフィー(自撮り)は不適切です。証明写真は、スタジオで撮ったものや、スピード写真機で撮影したものを使用するようにしましょう。
また、顔写真に関しては服装や髪型にも気を配りましょう。派手な髪色や過度なメイク、大きなピアスなどは避けるべきです。特に、アパレル業界以外の仕事では、シンプルで清潔感のある服装や髪型が求められます。個性的すぎる外見は、場合によってはマイナス評価につながることがあります。
顔写真については、以下の記事に詳しく解説しています。
⇒履歴書に貼る顔写真、撮影、貼り付け3つのポイント
募集条件に合わない応募はNG
求人情報には、必ず応募条件が明記されています。たとえば、「学生不可」や「免許必須」などの条件があり、それに該当しない場合は書類選考で落とされる可能性が高いです。応募する際には、求人条件をしっかり確認し、自分が条件に合致しているかを確認することが大切です。
もし、自分が条件に合わないと思った場合でも、事前に企業に問い合わせて確認することが重要です。たとえば、「高校生NG」と記載されている求人に応募したい場合、事前に電話で確認し、「高校生でも応募可能か」を聞くことができます。無理に応募する前に、条件に合うかをきちんとチェックして、無駄な応募を避けましょう。
以上のポイントを踏まえて、履歴書を作成する際は、丁寧に準備し、選考を通過するために必要な基本を守ることが重要です。正しい履歴書を提出することで、面接のチャンスが広がります。