バイト先の年下の先輩と接するときは敬う気持ちを忘れずに
バイトを楽しめるかどうかは、人間関係が上手くいくかどうかにかかっているといっても過言ではありません!年下の先輩という「微妙な立場」の仲間との上手な付き合い方をご紹介します。
一番最後に入った者からすれば全員が先輩だと認識しよう
バイトに入りたての頃って、職場の人間関係やパワーバランスが掴めず、色々と神経を使いますよね。
誰かに失礼なことを言ってしまったり、ちょっとしたミスで、あなたの印象を悪くしてしまわないためには、まずは「自分より先に入っている人は年齢に関係なく、全員が先輩」という認識をもって仕事に望むことが大切です。
特に、高校生や大学生が多い職場では、年齢の近いメンバーが集まることが多いので、勘違いしてしまいがちですが、いくら年齢が近いとはいえ、新人のうちは、彼らに仕事を教えてもらったり、サポートしてもらう立場にあるのですから、敬語を使い、丁寧に接するのが常識です。
自分の方が年上だとか、前の職場で経験があるからといって、変に威張ってしまうと、後々の人間関係に影響しかねませんから、フォローしてもらったら「ありがとうございます」。失敗をしたら「すいませんでした」。と素直に伝えることで、新しい職場に馴染めるように努力しましょう。
相手から許可が出るまでは敬語で接しよう
バイト先の人間関係の中でも、難しいものの一つが年下の先輩との付き合い方。
新人のうちは、敬語で話すのが当たり前ですが、自分が一人立ちした後は、どんな風に接していけば壁のない付き合い方ができるのでしょうか?
まず、敬語を辞めるタイミングですが、これは相手に委ねるのが正解です。相手の許可が出ればタメ口でも大丈夫ですが、そうでない限りは敬語、丁寧語で接するようにしましょう。
職場での立場が対等になり、プライベートでの関係も深まってくれば、向こうから「もうそろそろ敬語は辞めませんか?」と声がかかるはずですから、そこまでは現状維持してください。
突然あなたから、タメ口で話しかけたりしていきなり距離感を縮めてしまうと、相手に不快感や警戒感を抱かせてしまいかねませんので、注意してください。
また、仕事上での接し方についても注意が必要です。例え年下であったとしても、先に入社している人は全員が先輩にあたりますから、仕事の実力が同等になったとしても、上からものを言うような態度や、指示をするような言い方は控えましょう。
どんなに親しくなったとしても、上下関係はわきまえておくことが、円満な人間関係をキープするための秘訣です。
苦手な先輩や上司とこそ、丁寧なコミュニケーションを心がけよう。
あなたは職場の苦手な人と、どんな風に接していますか?
人間関係は鏡に例えられることが多く、自分が嫌ったり避けたりすると、相手からも同じように思われるという不思議な特性をもっています。
上記でも紹介したように、「年下の先輩って付き合いにくいな」と思って接していると、相手からも距離を置かれてしまい、コミュニケーション不足から余計に関係がギクシャクしてしまいます。
こうした負のスパイラルに陥ってしまわないようにするためには、苦手だと思った時点で、あえて意識的に礼儀正しく、丁寧に接するように心がけてみては。これは、変に距離を取って接するということではなく、マナーを大切にするということです。
自分が変われば、相手も変わりますし、プラスの印象から入ってみると、その人の別の一面が見えたり、長所が見つかる可能性も十分にあり得ますよ。
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