アルバイトの退職届・退職願は郵送でもOK?無断欠勤して行きにくい…

アルバイトの退職届・退職願は郵送でもOK? 無断欠勤して行きにくい…

1日でも無断欠勤してしまうと、日を追うごとに行きづらくなるアルバイト。休んだ理由が正当であってもそうでなくても、無断で休んでしまった人の多くは退職を考えることでしょう。バイト先の人と顔を合わせづらいし、怒られそうだから話もしたくない…。無断欠勤が続いた場合、こう考えるのが人の心情かもしれません。

そんなときの手段として、退職届・願を郵送するという方法があります。今回はその注意点をご紹介します。

退職届・願いを会社に郵送しても良いケース

原則として、退職届・願は、手渡しが一般的です。「そんなこと言っても…」と考える人もいるでしょう。下記のような理由の場合は郵送でも構わない、もしくはやむを得ないケースと言えます。

会社から郵送してもよいと言われた場合

退職は決まっているけれど、事情があってバイト先に足を運べない場合は郵送でも問題ありません。事前に退職することの合意を得ているわけですから、手続きも問題なく行われるでしょう。

円満退職できなくても構わない場合

問題が起きやすいのはこちらです。バイト先とトラブルを起こした、無断欠勤をして職場の人と顔を合わせたくない。事情はさまざまですが、会社との合意を得られないまま退職するパターンです。最善とは言えませんが、自分を守るために、郵送という手段が必要になるケースもあるかもしれません。

この場合でも、可能ならば事前に電話をして退職の意思を伝えておきましょう。合意を得られれば円満とは言えないにしても、退職届・願を受理されないなどのトラブルを避けることができるでしょう。

郵送するときの注意点

退職届・願を書いたら、郵送の手続きに入ります。書き方については、「アルバイトの退職届・退職願の書き方【文例・テンプレート付き】」をご参考ください。

用紙は3つ折りにする

退職届・願いは、用紙の折り方にマナーがあります。3つ折りが一般的で、はじめに用紙の下部1/3を中央に向かっております。

次に上部1/3を被せるように折り、最後に文章の書き出しが上になるようにして封筒に入れます。

白色の二重封筒を使う

郵便番号が書かれていない、白色の二重封筒を用意しましょう。茶封筒はNGなので注意が必要です。

郵便番号がないものを選ぶ理由は、一般的に手渡しする書類であるため。二重封筒が好まれるのは、重要書類なので、中身が透けないための配慮です。

また、実務的な書類に多く使われる茶封筒は使用を避けるようにしましょう。

相手が退職届を受理してくれない場合は内容証明で送る

バイト先とトラブルを起こし、円満退職が難しい場合、相手が退職届を受理してくれないことも考えられます。この場合には、内容証明郵便を利用しましょう。

内容証明郵便とは、郵便局がいつ、どこで、誰宛に、どのような内容の郵便物を出したかを証明してくれる書留郵便です。つまり、相手に「そんな書類来てないよ」と言わせないための方法ということです。

内容証明で退職届・願を郵送するケースは、あくまで最終手段です。

バイト先との関係がこじれてしまい、どうしようもないときにのみ選択しましょう。

相手の出方による部分もありますが、できる限りこの手段は用いないように、内容証明を送らなければいけない前段階で退職の合意を得られれば、それに越したことありません。

以上のように、バイト先とのトラブルは、火種が大きくならない内に解決するようにしましょう。退職を選択するにしても、会社側にも言い分や都合があるでしょうし、できる限りお互いが納得する方法を選びたいものですね。

退職届に書くべき内容についてはこちらも参照してください。

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