バイト履歴書の自己PRは書かないのもあり?文字数や長さは?
アルバイトの履歴書にある自己PR欄。これって書くことないけど絶対に書かないといけないの?自己アピールすることがなければ書かないという選択は採用担当者にとってどう見られるのでしょうか。また、適切な文章の長さや文字数はあるのでしょうか。
この記事の目次
自己PRを書かないのは印象は良くない
まず履歴書の書き方のセオリーとして、「空白を埋める」というのが一般的です。要するに何もなくても何か書くということが必要です。ですので、何も書かずに空白のまま出してしまうのは、あまり印象は良くはありません。
特に高校生や大学生、または初めてバイトする人などは、職歴などの経験も少ないため履歴書に書く内容が少なくなります。そのため、採用担当者は学歴・職歴以外の欄を重視してあなたという人物を知ろうとします。そこに何も書かれていなければ、あなたがどういう人物なのかが分からないため、採用したくても情報が少なく「この人に仕事を任せも大丈夫だろうか」と心配になり、採用しにくくなります。
一般的には何か書いて提出する人がほとんどですので、その人と比較された場合には、採用されない可能性は高くなると言えるでしょう。
どうしても書けない場合は例文を参考に!
どうしても書けない場合は自己PR欄のない履歴書にする
どうしても自己アピールやPRは苦手、書けないという人は、自己PR欄のない履歴書もありますので、それを選びましょう。履歴書は色々なタイプの様式があり、自己PR欄がなかったり、志望動機と同じになっているものもあります。自分の書きやすいタイプのものにしましょう。
履歴書はコンビニや文具店、100円ショップなどで売っています。
↓こちらのタイプのものは自己PRを書かなくても済みます。
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文字数・長さは空欄が少なくみえる程度
履歴書を書くときに、自己PRだけでなく気をつけたほうがいいのが文章の長さです。短すぎるのは情報量が少なく、アピールしたいことが伝わらないですが、長々と長文になるのも、内容も分かりにくくなり、読む方もなんだか疲れてしまいます。
履歴書はできるだけ簡潔に、PRしたいことを強調しましょう。空欄が少なくみえる程度の文字数で書くのがベスト。何文字という最適な文字数は人によって見方は変わりますが、80文字以上は書かないと文章としては短すぎるでしょう。100文字から250文字程度を目安に書いてみましょう。履歴書の欄が小さい場合は、短めに記載しましょう。
そして極端に大きく字や、見えない位小さな文字はNG。人が見やすいように考えて書くといいでしょう。
自己PRは自慢にならないように気をつけよう
履歴書の自己PRの書き方で失敗しないためには、自慢や勘違いと思われないようにすることが大切です。「何事も最後までやるのが得意です」「成績は上位でした」などと漠然とした自慢にならないように、気をつけてみましょう。
「スポーツ(○○部)でずっと活動しており、試合で最後には逆転できた経験から、何事もあきらめないことを意識しています」「成績を伸ばすために、自分なりの努力は惜しみません。部活のときは1日2時間、毎日の自主練習を欠かさず行ってました」などと、謙虚な気持ちを入れた言い方に変えて書くと、印象もアップしますよ。
的外れなPRにしてはいけない
例えば飲食店に応募した場合、仕事とあまりにも関係がない内容のPRは避けたほうが無難です。「毎日早寝早起きしています」「よく食べること」など、応募先からしてみれば、バカにしているのか? と思ってしまうような、書き方はよくありません。一言で終わらせず、きちんと文章にすることが重要。
「睡眠など健康に気をつけているため、ほとんど病気をしたことがありません」などと、健康ですというアピールに変えてみたり、「食べることが好きなので、自分で作る技術を上達させるためにもっと料理を覚えたいと思いました」など応募動機として書いてみるのもおすすめ。自己PRと応募動機を同時に考えてみると、いいかもしれませんね。
絶対、という文字は使わないようにする
つい断言しがちな自己PR。「遅刻や、早退は絶対にしません」「絶対にお客様からクレームがこないようにできます」などと書いてしまうと、応募先にとっては「本当に大丈夫なのか」と逆効果になる場合があります。なにごとも断言をするのは、避けたほうが良いでしょう。
自分の意識は遅刻しないと思っていても、外部からの何らかの原因で遅刻をしてしまう場合もあるのですから、例えこれまでは遅刻しなくても、この先、遅刻や早退をしてしまうかもしれません。
嘘になるかもしれないことは極力書かないようにすると問題ありません。接客もお客様によって、感じ方が違いますから、自分がいいと思う対応でも、不愉快な思いをしてしまうことがあるかもしれませんよね。
「学生時代から、時間を厳守するように心がけています」「人と話すことが好きなので、もっと接客を学ばせて頂きたいです」などと言い回しをかえてみるのがおすすめ。
向上心があれば無理に断言しなくても、十分好印象持たれるでしょう。応募先は経歴や自己分析が完璧な人材を求めている、というわけではなく、未経験や緊張してしまう人でも、向上心や誠実さを、自己PRで判断することが多いようです。
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過去のバイト経験も職歴に書くことも良いですし、それを自己PRにするのも、「使えるテクニック」です。