バイトに応募したのに連絡がこない理由《求人サイト運営者が教える》

こんにちは。マイベストジョブ事務局です。バイトに応募した方から「アルバイトに応募したのに応募先から連絡がない。どうしたらいいですか?」というお問い合わせをいただくことがあります。

求人募集しているくらいなのだから、応募したら早めに何らかの返事、連絡が来ると思うのは応募者からすると当然のことでしょう。しかし、企業によってはすぐ連絡できていない事情がある場合があります。今回は求人サイトの運営者の立場でわかった、その事情を解説します。

企業側の事情で連絡が来ない理由のケース

まず連絡が来ないことについて、企業側の事情で連絡が来ないよくある理由を解説します。

理由1.担当者が忙しくて応募者対応が追い付いていない

まず最も多いケースが担当者がすぐに対応できていないというものです。他の仕事も多くてメールの確認がすぐにできていない、出張中や有給などで休んでいて連絡ができないなど、時間をかければ対応はできるもののすぐにその時間がとれずに業務が追い付いていないというケースです。

大手企業の人事担当者が全国の応募者の対応を行っているような場合に起こり得るものです。

理由2.担当者が応募通知を見落としている

次によくあるケースとして、応募先の担当者が自分に届いている応募通知メールを見落としているというケースを紹介します。

飲食店や美容室など、1台のパソコンをお店で共有しているというところもよくあり、この場合採用担当者以外の人がメールを既読にして見落とされたしてしまうケースも多いです。初めて応募があった場合や、あまり応募がないお店では見落とされるケースも多いです。

またスマートフォンでメールを受信している場合で、迷惑メールに分類されていて見落とすというのも多いです。

迷惑メールに分類されていない場合でも、応募者対応のためにフリーメールを使っている個人商店等の場合、他のメールもたくさん来て分類しきれず見落としているということもあります。

理由3.担当者が退職している

稀にあるのが、応募があったときに担当者が退職していたというケースです。後任の担当者が決まっていない、あるいは担当者がいても引継ぎがなされていないため応募があったことに気が付かず、そのまま放置されているというケースです。

可能性は大変低いことですが、応募のタイミング次第でこういったケースもありえるということです。

応募者に原因があって連絡が来ていない理由のケース

連絡が来ない理由が応募者の側にあるというケースもあります。自分のうっかりミスもありえるということなので確認してみましょう。

理由1.メールアドレスを間違えて応募している

応募時にメールアドレスを間違えて登録していると、応募先からメールの連絡があっても届きません。それどころか、応募先からすると送信エラーとなり、いたずら応募かと思われてしまう可能性もゼロではありません。

メールアドレスの間違いであれば、通常は応募してから自動返信のメールで応募完了通知の連絡が届くようになっているところ、いつまで経ってもメールが届かないので気づくことができる場合もあります。また、メールアドレスが間違っていると、応募者用の専用ページにログインができない場合もあるので、そのタイミングでも気が付くことができます。

メールアドレスでよくある間違いとしては、携帯電話、スマートフォンのメールアドレスで@docomoが@dokomoとなっていたり、@i.softbank.co.jpのiが抜けているというものです。

理由2.電話番号を間違えて応募している

応募時に自分の連絡先情報を入力する画面で、電話番号を書き間違えてしまうというケースがたまにあります。電話番号の間違いはメールアドレスの間違いと違って自分で気がつきにくいので、応募先の担当者からかけてみても使われていない番号や全くの他人にかかってしまうということが考えられます。

理由3.連絡が来ているのに自分が気づいていない

厳密には「連絡が来ない」ということではありませんが、応募者としてはそう思っているという状況があります。割合としてはかなり少ないですが、応募先から連絡はあったのに気づいていなかっただけ…というケースがあります。

採用のチャンスがあっても気づかなかったという非常にもったいないことになってしまいますので、自分で対応できることは事前にしっかり対応しておきましょう。具体的には以下のようなケースです。

  • 単純にメールを見落としていた
  • メールが迷惑メールフォルダに入っていた
  • 着信があったのに履歴を流し見してて気が付かなかった

メールの設定は自分でもすぐにできることです。迷惑メールフォルダも一応見ておく、ドメインの指定受信は解除しておくなどできることをやっておきましょう。

着信や留守電の確認も同様です。見慣れない電話番号からかかってきて不安に思ったら、その電話番号をインターネットで検索してみると良いでしょう。もしくは、応募が完了したあとに届くメールに応募先の情報が記載されていないか見直してみることをおすすめします。

《対処法》応募後3日以上連絡がなければ問い合わせる

色々な可能性があることを解説しましたが、結果としてやはり連絡が来ない、来ていないという場合は一体どうすれば良いのかということについて最後に紹介します。

アルバイトを探している人は、当然ですが早く働いてお金が欲しいという思いがあります。応募する際の求人募集のページに「〇日以内に担当者からご連絡します」というような日にちの記載があれば、その日までは待ってみましょう
特に何も書かれていない場合は、一つの目安として、応募して土日、祝日を除いて3日間何も連絡がない場合はこちらから連絡をしても良いでしょう。急いでいない場合でも1週間以内に連絡がなければ連絡してみることをおすすめします。

問い合わせの仕方例

「〇月〇日に〇〇という求人サイト(あるいは求人情報誌)からアルバイトの応募をさせて頂きました〇〇と申します。応募してからまだご連絡をいただいていないようでしたので、ご連絡させていただきました。選考の状況はどのようになっておりますでしょうか?」

などと聞いて確認してみましょう。

ただ、直接問い合わせた場合でも、担当者不在で折り返し連絡する旨を伝えられ、その後また連絡がなくなるという可能性もゼロではありません。確認の意味で、いつ折り返しをもらえるのかを伺った上で電話に出た方のお名前を確認しておくと良いでしょう。

それでも折り返しがないという場合は企業あるいは担当者の応募者対応の手順に不備がある可能性が高いと言えます。そうだとするといたずらに時間を消費した結果選考が何も進まないということになりかねませんので、応募の辞退や他の求人への応募も検討も進めてみても良いでしょう。

応募してから連絡が来ない場合の対処法については、こちらの記事でも詳しく解説しています。参考にしてください。また、即日勤務OKの会社であれば採用活動に意欲的でスピーディーな対応をできているところも多いと言えます。

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