大学生のバイト平均時間は学年・学科・地域で差がつく?
平均的なバイト時間は学年や選考学科によって異なる
大学生は理系、文系で自由になる時間が変わってきます。
アルバイトの出勤日数でみてみると、農水産科では週2日の出勤が34.8%と最も多く、人文科学科では週3日が最多の33.3%となっています。理工科、社会科学科、教育科も週3日の出勤が最多です。そういった理由から、選択している教科の授業時間により、 大学生がアルバイトをする時間帯や日数が異なってきます。
レポートや実験などで、拘束される時間が多いため、おおむね、文系以外の学部は出勤日数が少ない傾向にあるといえます。
真夜中までの授業はないとしても、予習や復習、レポートなど大学生には勉強する時間が必要。全体でみても、1週間2,3日のバイトをしている人が多いようです。なかでも、大学生の生活に合わせやすい、コンビニやファミレスのようなシフト制で短時間のアルバイト先が重宝されています。
地域によっては、シフト制のアルバイトを募集しているところが少なかったり、夜間のアルバイトが少ないなどの差がでてきます。週1〜3日の勤務が可能なバイト先に人気が集まる理由、それは夜間や授業のない日をアルバイトにあてることができるからです。
学年によりバイト時間が変わることもある
学年では、選考学科を習得する授業の回数が大学によって変わります。大学へ行く時間も1日1時間の日もあれば、丸一日授業がある、何時間かあけて授業があるなどと、さまざまな授業配分パターンがあります。
授業時間がうまく午前中に全部終われば、午後からバイトができたり、最終の授業であれば夕方までバイトができるなど、時間の配分をおこなうことができます。大学の授業を優先できる、販売やサービス業でシフト制のバイトをしている人も多く見受けられます。
また早い段階で、大学が定めている出席日数を超えていれば、学年ごとにバイトする時間が長くなるということもあります。大学によって異なってきますのが、授業配分でバイト日数や時間に差が出るといって良いでしょう。
シフト制バイトが少ない地域では、大学生のバイト時間が短い場合がある
日中は授業配分により、バイト時間に差が出ることはわかりました。
夜間は毎日レポートがある人が少ないため、大学生にとって働きやすいバイト先は、シフト制。短時間で、日数にも融通がきく勤務体制の、コンビニやファミレス、居酒屋などのアルバイトが人気を集めています。しかし地域によっては飲食店が少ない場所もあります。
バーなどの深夜にお酒を提供するアルバイトは、大学によっては禁止している学校もあるため、地域によっては都合のいい時間を利用したアルバイトができない場合もあります。夜間では特に飲食店の数でバイトに出勤する日数・時間の差があるでしょう。
大学生のバイト時間に差が出る理由は、学科による授業の配分、夜間やシフト制のアルバイト先があるか、という状況が背後にあるということが見受けられます。