大学生のバイト収入は、1か月平均2.7万円
大学生のバイト収入は減少傾向
ベネッセ教育総合研究所によると、大学生の1か月の収入は、約8万円。
そのうち、アルバイトによる収入については1か月の平均収入金額は2.7万円となっています。残りは、保護者などからの仕送り、奨学金がそれぞれ2.7万円、2.4万円となっています。また、約46%の学生の収入は、月に2万円~6万円までの間です。
⇒大学生の学習・生活実態調査報告書[2012年](ベネッセ教育総合研究所ホームページ)
仮に時給850円だとすると、アルバイトで2.7万円を得るためには月に32時間ほどアルバイトをしなければなりません。
なお、この平均収入は、実家で生活している人、一人暮らししている人、学生寮で生活している人の全体のデータです。実家で生活している学生は、仕送りやお小遣いは少なめ、アルバイトでの収入が少し多くなる傾向にあります。逆に一人暮らしをしている学生は、仕送り、奨学金の割合が多くなっています。
ここ1,2年は景気が回復傾向にありますが、2011年には東日本大震災があり、様々な方面に大きな影響が出た結果、その後、家庭の経済状況が厳しい学生が多かったのではないえしょうか。奨学金の受給率が上昇傾向にあるのも、学費に関して余裕のない家庭が増えている可能性があります。
学生の約60%がアルバイトをしており、半数が週に11時間以上働いている
アルバイトについては、全体の63.8%が「バイトをしている」という調査結果でした(上記のベネッセ教育総合研究所調べ)。これは過去の調査結果からあまり変化がないとのことで、昔から「学生の6割程度がバイトをしている」という状況が継続していると思われます。
また、バイトをしている学生のうち、約半分が「1週間に11時間以上バイトをしている」という回答があり、1日平均して1.5時間以上をアルバイトに使っているということになります。仮に1回あたり4~5時間のシフトのアルバイトだとすると、週に2~3回くらいという計算になります。
サークルや勉強など、学生生活の都合上、必須のシフトは少ないバイトが学生には人気なので、週4日以上入ることが必須のアルバイト求人には、学生からは人気があまりないようです。
残りの半数の大学生は、アルバイトには多くの時間を使っていない
上記とは逆に、残りの約半分は、アルバイトの使う時間は週に3~10時間以内。サークルや部活動、研究などに忙しい学生は、アルバイトをしていないか、しているとしてもかなり少ない時間しか使えない状態ですね。そういう学生は、仕送りや奨学金による収入が多いのかもしれません。
お金が必要で、なおかつ仕送りや奨学金以外で収入を得る必要がある学生は多くアルバイトをしていますが、そうでない学生はあまりバイトはしていないようです。趣味や友達づきあいに時間を使う学生は多いですが、そのためにどのくらいのお金がいるかというのは、個人差が大きいようです。
また、大学生活の後半になると、卒業論文や就職活動にかなり時間を使うことになるので、大学1,2年の時期のほうが余裕を持って多くアルバイトができるといえそうです。
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