バイトの面接時の服装、ジーパンOKかどうかは職種によるので注意
飲食店などでジーパンでの勤務がOKだが、面接時はある程度配慮を
居酒屋や飲食店、その他レジャー施設などでは、勤務の服装にジーパン(ジーンズ)OKのお店も沢山あります。
だからといって、面接の段階からあまりにラフな格好でいくのはNGです。応募先が打ち出している「勤務中ジーパンOK」というのは、あくまで「採用が決まってから」のことです。
どんなにカジュアルなお店の面接だとしても、ある程度礼儀をわきまえて、スーツとまではいかなくても、面接には清潔感のある身だしなみや服装で行きましょう。
面接は、担当者と話をするだけでなく、礼儀作法やマナー、一緒に働く仲間としての協調性を見られる場面ということを意識するようにしましょう。
面接に臨む際、全ての職種について、清潔感のあるきれいめの服装が最も望ましい、というわけではありません。応募先にとってどんな服装がベストなのかをきちんと判断した上で、服装を選ぶようにすると間違いがありません。
ジーパンで面接可能な職種例を見て、判断しましょう
全ての職種において、清潔感のあるきれいめな服装が望ましいというわけではありませんと説明しましたが、例えば、農業や畜産関係、建設などを含めた、外での作業が多い仕事の場合は、ジーパンや、ややカジュアルな格好で面接に行くほうが、好感度が上がる場合もあります。
体力勝負で当然服も汚れる場所や、ぬかるんだ道を歩いてたどり着く農場などに、リクルートスーツやパンプスで面接に行くと不自然です。
最近では、外仕事のアルバイトは人材減少の傾向にありますが、ジーパンやカジュアルな服装でないと行えないような仕事内容もありますので、カジュアルな服装での面接については、やはりケースバイケースになってしまいます。
あらかじめ応募先の職種や業務内容をシュミレーションしてラフな服装が良いのか、好ましくないかを判断して見ると良いでしょう。
上に書いたような、服装が汚れることが多い現場近辺に面接場所(事務所)がある場合、事前に電話などをして、面接はラフな服装でも問題ないか、確認すると失敗することはなくなりそうです。
「ジーパンOK」は、働きやすい環境をアピールしているととらえよう
校則のように、服装を細かく指摘すると働きにくいとか、厳しそうなイメージを受ける人も多いのではないでしょうか。
応募先からのラフな服装でOKという条件は、気負いなく安心して楽しく働けますよ、という意味のメッセージでもあります。ですから応募する人も、その気持ちは受け取りつつ、雇用される前段階ということを自分でよく解釈した上で、まずは社会人としての常識の範囲内で服装を選び、面接を受けることが大切です。
結論を言えば、ジーパンが良いか悪いかは職種により異なります。職種によっては、ジーパンでの面接は多くの場合好まれません。最終的には自己判断になります。
実際、ジーパンなどのラフな服装で行っても採用されることもありますから、一概にカジュアルな服装が即、マイナスイメージに繋がると断言はできません。マナーや礼儀をわきまえて状況を判断しながら、面接へ行く服装選びをしてみるのも勉強になるかもしれませんね。