アモスタイルのバイトを徹底調査!面接や仕事内容、評判など
こんにちは、マイベストジョブ事務局です。“夢みるブラ”で知られる下着ブランド「アモスタイル バイ トリンプ」のバイトの仕事内容や面接、服装などについてトリンプ・インターナショナル・ジャパンの担当者に取材しました。
この記事の目次
アモスタイルについて
ピンクやイエロー、ブルーといった多彩なカラーバリエーションと繊細なレース使いなど、ファッション性の高いブラやショーツを展開する「アモスタイル バイ トリンプ」は、ドイツに本社を置く「トリンプ・インターナショナル・ジャパン」がプロデュースする下着ブランドです。
かわいいデザインややさしい着け心地で、20代~30代の女性の支持を集めるアモスタイルでは、下着のほかインナーウエア、シェイプアップアイテム、ルームウエアなど、見えないおしゃれを華麗に演出するアイテムを販売しています。
同ブランドで販売を担当するスタッフは「トリンプアドバイザー」と呼ばれ、姉妹ブランド「トリンプ」とともにトリンプ・インターナショナル・ジャパンを代表する存在とてして、下着選びやフィッティングのコンサルティングを行います。
今回は「女性がきれいになるためのお手伝い」をするアモスタイルの販売の仕事について紹介します。
応募から面接まで
求人フォームから応募後、プロフィール入力依頼メールに返信を
「アモスタイル バイ トリンプ」の販売員・トリンプアドバイザーは高卒以上が対象で、アルバイトや販売の経験がなくても大丈夫です。
それでは、応募から面接までの流れを見ていきましょう。
求人サイトから応募する人が多いと思いますが、専用フォームに入力・送信するとトリンプからプロフィール入力依頼メールが届きます。
「1.週何日ぐらい勤務できますか?」
「2.勤務ができない時間帯はありますか?」
「3.土日、祝日勤務は可能ですか?」など。
内容はシフトに関する事柄で、メールに返信すると応募完了です。
求人サイトなどから応募。
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担当窓口から応募者へプロフィール入力依頼のメールが届き、メールに返信すると応募完了。
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面接に進む人には担当者から電話連絡があり、面接場所と日時を決定。
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面接。面接終了時に採否の回答あり。
プロフィール入力依頼メールに返信しない場合は面接前不採用に
プロフィール入力依頼メールに返信しなかった人には再度メールが届くほか、担当者から電話があります。理由は、メールに返信しなければ応募者として次のステップに進めないからです。リマインドメールや電話に応対しない場合は選考から外れてしまい、面接前不採用のメールが送られるので注意しましょう。
応募が完了して面接に進む人には電話連絡があり、担当者と日時を決めます。
面接には履歴書(写真付き)が必要です。事前に用意して当日は忘れずに持参しましょう。
面接場所は応募先店舗や施設内の休憩室、カフェなどで、店長やエリア担当の営業と応募者1対1で面接が行われます。
面接について
面接では志望動機やビジョンについて質問
トリンプアドバイザーはアモスタイルの代表として、また美のプロフェッショナルとして接客にあたります。来店者により良い提案をしていくためには相手の気持ちを推し量り、寄り添う姿勢が大切で、面接は「おもてなしの心」にポイントを置いて質疑応答が行われます。
「アモスタイルを選んだ理由は何ですか?」「アモスタイルに入社したら何をしたいですか?」など、志望動機や将来像などを聞かれます。これらは「仕事に興味があるかどうか、また前向きな気持ちがあるかどうか」を知ることが主な意図で、多くの会社で質問される事柄です。
アルバイトであっても、同ブランドの顔とも言えるトリンプアドバイザーはプロ意識が求められるので「お店がかわいいから」「販売員のバイトを探していて、たまたま求人を目にしたので」といった消極的な答えはあまりおすすめできません。
「アモスタイルの下着が大好きで、以前から愛用していました」「接客に興味があり、アモスタイルは未経験でもしっかりと勉強できると思ったので」など、本人の思いが感じられる内容にしましょう。
バイトや仕事の成功談や失敗談についてもヒアリング
ほかにも、働いたことがある人には「これまでにどんなアルバイト(仕事)をしてきましたか?」といった質問があり、仕事でほめられたことやミスをしてしまったことなどを聞かれます。
「飲食店でバイトをしていました。『○○さんのおすすめ料理はどれもおいしい』など、常連の方によろこんでいただきやりがいはありましたが、もっとお客さまと向き合いたいと思うようになりました。アモスタイルでは、これまで以上に提案力を磨いていきたいです」
「販売員の経験がありますが、最初の頃はあまり購買につながりませんでした。理由は、お客さまに商品説明をすることに夢中で、お客さまの話をきちんと聞くことができていなかったからです。それに気づいてからは、まず相手の声に耳を傾けることを心がけるようになりました」
上記のように、成功や失敗から何を学び、次の職場ではその経験をどのように生かしていきたいかを話すことができれば、「仕事に対して意欲的で成長志向がある」といった印象を持ってもらえます。
というのも、同ブランドではトリンプアドバイザーとして一人ひとりが成長していける環境づくりを行っているため、自ら学ぶ前向きな人を求めています。「アルバイトは初めて」「販売員はやったことがないけど大丈夫かな?」など過去の経験値にとらわれず、面接では「この人なら、一緒にがんばっていけそう」と思ってもらえるように、笑顔を意識して明るくハキハキとした受け答えをしましょう。
仕事について
トリンプアドバイザーは接客のほか採寸やフィッティングが大切な仕事
トリンプアドバイザーは来店者に声かけをして商品説明をしたり試着室に案内したり会計などを行うほか、来店者のボディーの採寸やサイズ選び、フィッティングのサポートを行います。
トリンプアドバイザーの仕事
- ブラジャーやシェイプアップアイテム(ボディースーツやガードル)の採寸・サイズ選び・フィッティング
- スリップやキャミソールといったランジェリー、肌着、ルームウエアなどの案内。
- レジ業務
- 商品梱包
- 商品整理
- 店頭ディスプレー
- 納品や在庫チェック、商品出し商品管理
- 店内清掃
採寸、フィッティングの流れ
採寸は来店者の体型に合った下着を選ぶために、フィッティングは快適な着け心地を実現するために欠かせない業務でトリンプアドバイザーの大切な仕事となります。
バストやウエスト、ヒップを測る
→来店者の体型やカバーしたい悩みなどに合わせてサイズを選ぶ
→ブラやガードルなどの正しい着け方などをアドバイス。
適切なサイズを選ぶだけでなく、ブラジャーであればカギホックをとめる位置、ストラップの長さを調整して全体の水平バランスを整えます。ガードルの場合はウエストやヒップがきれいに収まり、ヒップの高さが理想の位置まで上がっているかなどを確認します。
来店者の体の特徴や悩みなどに合わせた商品を提案できるように、丁寧にコミュニケーションを取ることが肝心です。
研修について
入店から半年の間に基礎的な教育コースLesson1を受講
アモスタイルに採用されると、女性のボディーラインを美しく整えるためのコンサルタントとして必要な知識や技術を身につけます。
まず入店から半年以内に、基礎的な教育コースで勉強します(Lesson1)。
Lesson1概要
- 会社ビジョン、販売理念、基礎マナー。
- 基礎商品知識(ブラジャー、ガードル、ランジェリーなど)。
- 基本技術(バスト、アンダーバスト、ウエスト、ヒップの4部位の採寸、フィッティング)。
- 接客の流れ。
- 顧客満足(CS)について。
入社半年を過ぎると、上記内容の振り返りを行うほか、クレーム応対(初期応対、会話練習)、傾聴スキル(顧客ニーズの危機だし方などの初級編)などについて2日間の教育を受けます。
入店半年を過ぎるとLesson2~3でさらに知識や技術を習得
続いて、入社半年を迎えると下記のステップへと進みます。
入社7カ月~1年以内(Lesson2)。
Lesson2概要
- 返品、交換のルール。
- リピーターづくり。
- 基礎知識(ボディー、素材など)
入社1年を越えた人を対象に、知識や技術のブラッシュアップを目指す教育コース(Lesson3)もあります。
そのほか、新製品教育も年に2回実施されていて、社歴に関わらず販売職は全員参加します。
Lesson1~3、新製品教育など教育制度が充実しているのが同ブランドの特徴で、入社後は受講することが義務付けられていますが、トリンプアドバイザーとして成長できるほか、下着のプロ「IA(インティメイトアドバイザー)」の認定資格を取得することもできます。
※IAは、日本ボディーファッション協会による認定制度で、下着のフィッティングや技術などボディーファッションに関する試験に合格した人が取得できます。
教育コースを受けるとともに正社員登用のステップもあり
同ブランドではアルバイトの正社員登用を行っていて、希望者は採用から3カ月~6カ月で適正テストを受けてステップアップすることができます。
「まずは、バイトをしてから正社員になるかどうか考えたい」「バイトでいいと思っていたけれど、正社員になってブランドを盛り上げたい」など、自分の働き方について選択肢が用意されているのは大きな魅力で、正社員から店舗責任者として店長を目指すこともできます。
またキャリアコンサルティング制度もあって、年に1~2回の面接を通じて自分のキャリアプランについて相談することができます。実際、トリンプアドバイザーとして習得した知識や技術、経験を生かして店舗スタッフからマーケティング、商品企画、営業、教育トレーナーなどにキャリアチェンジする人もいます。
顧客の声を直接聞くことができるのは、店頭に立つトリンプアドバイザーの強みです。店の中だけにとどまらず、活躍の場を広げていくためにも教育制度は大いに役立っています。
シフトや時給、待遇について
シフトは週に5日(土日、祝日を含む)、7.5時間勤務が基本
アモスタイルのシフトは、土日、祝日を含む週5日、1日7時間30分(実働時間)が基本となります。中には週3日からOK、また時間帯についても相談に乗ってくれる店舗もあるので応募時、面接時に確認しましょう。
シフト申請のスケジュールは店舗により異なりますが、例えば毎月20日までに翌1カ月分の勤務可能日や時間を提出すると勤務日時が決定します。
勤務時間は店舗の営業時間によりますが10時~21時営業の店舗の場合
シフト | 勤務時間 |
---|---|
開店準備をする早番 | 9時30分~18時 |
中番 | 11時~19時30分 |
閉店作業をする遅番 | 13時30分~22時 |
といったシフトを組みます。
同ブランドをはじめ販売職は、多くの来店者が見込まれる土日、祝日に出勤をお願いされますが、人が少ない平日にショッピングしたり、旅行に出かけたりできるのがメリットと言えるでしょう。
時給は東京や神奈川県で960円~、残業の場合は25%アップ
アモスタイルの時給は店舗により異なります。東京都や神奈川県などであれば960円~です。残業した場合は時給が25%アップになり、960円の店舗であれば1200円、22時以降は深夜手当が付いてさらに25%アップします。交通費は全額支給されます。
時給アップは定期的にあって、昇給テストを受け、その結果で決まります(時給のアップ率は年度によって変わります)。
時間給のほかに、各店舗で実施しているインセンティブ(目標を達成したときなどの報奨金)の支給もあります。インセンティブは正社員が対象のイメージがあるかもしれませんが、成果を上げることができたのは店舗で働くみんなのおかげです。
アルバイト、社員関係なく日々のがんばりを給与に反映されるので、店舗スタッフのモチベーションアップにもなっています。
社会保険加入や社割制度などもあり
同ブランドでは社会保険、社員割引制度が用意されています。
まず社会保険制度ですが、週に5日、1日7.5時間といったフルタイム勤務をする人は健康保険や厚生年金保険などの加入対象となります。保険加入については、勤務日数や時間などシフトにつながるため、面接時にも説明があります。
社割は同ブランドをはじめ、系列ブランドの商品を30%引きの価格で購入することができます。
商品についても教育がありますが、自分で購入して商品の使用感を顧客への提案につなげている人もいます。また「自分用以外に、友達や母親へのプレゼントはランジェリーにしていて、毎回楽しみにしてもらっている」など、仕事やプライベートでアモスタイルのアイテムを楽しんでいます。
服装・身だしなみについて
肌に触れるアイテムを扱うトリンプアドバイザーは清潔感が大切
アモスタイルで扱っている商品はブラやショーツなど、肌に直接触れるものがほとんどです。また採寸やフィッティングのときに来店者の素肌に触れることもあるため、トリンプアドバイザーには清潔感が求められます。不快な印象を与えないように、ヘアメークや制服の着こなしについてマニュアルが用意されているので詳しく見ていきましょう。
顔がはっきりと見えるように整えます。前髪が目にかかる長さであれば横に流したり、お辞儀をしたときにサイドの髪で顔が隠れてしまうようであれば耳にかけたり、肩よりも長い場合は後ろでひとつにまとめます。ヘアカラーは自然なブラウンはOKです。なお、エクステなどの付け毛はNGです。
色が濃いアイシャドーや口紅は控え、ナチュラルなメークをします(ノーメークは不可)。つけまつげ、まつげエクステをする場合も不自然にならないように常にケアを行いきれいな状態を保ちましょう。色は、自分のまつげに合った色であればOKです。カラーコンタクトも自分の瞳になじむ色を選びましょう。
爪はきれいに切りそろえて、清潔に保ちます。マニキュアやジェルネイルはベージュや薄いピンクなど肌なじみの良い色はOKです。ラメやストーンなどの装飾物、ネイルチップやスカルプチュアといった付け爪タイプは、商品や肌を傷つける恐れがあるのでNGです。
指輪やイヤリング、ピアスといったアクセサリーの着用はOKです。ただし、指輪は作業の邪魔にならないように、結婚指輪のようなシンプルなものを選ぶようにしましょう。ピアスやイヤリングも試着室のカーテンや商品に引っかかる可能性があるため、耳たぶから長く下がるフープやチェーンタイプ、大きい装飾が付いたものは控えましょう。ブレスレット、大ぶりの腕時計も業務の邪魔になるためNGです。
スマホなどは店内に持ち込み禁止
店頭に立つ際はメジャーや手袋、メモ帳、ペンなどを入れたポーチを携帯しますが、ポーチに個人用の携帯電話を入れることは禁止されています。スマートフォンなどはマナーモードにしてバッグに入れ、スタッフルームに置いておきましょう。
サービスにあたるときは、ヘアスタイルやメーク、制服など身だしなみを整えるほか、香水や柔軟剤、整髪料など香りについても人によって好き嫌いがあるため、気をつけるようにしましょう。
アモスタイルの販売員の雰囲気、評判など
18歳~30歳前後の学生やフリーターが中心
アモスタイルの販売員・トリンプアドバイザーは18歳~30歳前後で、大学や短大、専門学校に通う学生やフリーターが多く働いています。同ブランドがターゲットにしている層とスタッフの世代がマッチしていて、顧客と近い目線、感覚で提案を行っている様子がうかがえます。
10代、20代と年齢の若い女性が多い職場であることから、人間関係に不安を持つ人もいるかもしれませんが、同ブランドでは各エリアのショップを担当する営業スタッフが店を訪れた際に個別で相談に乗るなどスタッフのサポートを行っています。
スタッフの悩みに応えるため匿名で相談できる仕組みを構築
また同ブランドの運営会社「トリンプ・インターナショナル・ジャパン」でも対策を講じていて、店舗のパソコンから改善してほしい事柄や個人的な相談などを入力・提出できる仕組みを構築しています。
パソコンからの入力・提出については無記名も可能で、店長や担当営業に話しづらい人間関係の悩みなどを匿名で相談することができます。スタッフから寄せられた相談内容などは該当部署から発信者に必ず回答されるなど、会社全体として問題の早期解決に力を入れています。
アモスタイルの販売員はブランドの顔として下着提案のコンサルティングにあたるなど、顧客の声を直接聞くことができる貴重な存在です。スタッフの不満やストレスは店舗の雰囲気やサービスの質に影響してくるため、いつでも相談できる環境づくりが行われているのが同ブランドの特徴と言えるでしょう。
まとめ
アモスタイルでは、かわいい、おしゃれといったデザイン性だけでなくバストアップやシェイプアップなどボディーメークの機能性を備えたアイテムを取り扱っています。
来店者のニーズに合わせて商品を提案していくために、同ブランドの販売員は教育コースを受講して商品知識や採寸、フィッティングの技術などを身につけます。そのため、「研修が厳しい」といったイメージもあるようですが、教育コースではVTRなどを視聴して接客の流れを確認したうえで、ロールプレーイング(実技演習)を行います。ロープレでは実際に採寸などを行い、具体的に実務を学ぶことができます。
店舗では先輩スタッフのサポートのもと、下着販売のプロとしてしっかりと力をつけていくことができます。
教育制度は整っていますが、大切なのは本人の意志で、仕事に対して熱意がなければ成長することはできません。それゆえ、同ブランドでは「アモスタイル、トリンプの商品が好き」というブランドへの関心や思い、「自ら考えて行動する」といった自主性と責任感を持つ人を求めています。
今回の取材で「バイトのきっかけは友達の紹介だったけれど、仕事を覚えることでお客さまによろこんでもらえる提案ができるようになりました。下着を正しく着用することはとても大切で、ブラウスやカットソー、スカート、パンツといった洋服のシルエットも変わります。トリンプアドバイザーとして、また女性として、お客さまがきれいになって輝いていくことにやりがいを感じます」といった声がありました。
どの職業でも言えることですが、仕事へのモチベーションを上げるためには「やりがいを見つけて日々の業務を楽しむ」、そんな気持ちを自ら育てていきましょう。
本社:東京都中央区築地5-6-4浜離宮三井ビルディング
店舗数:258店舗(2017年2月1日現在)
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