バイトの面接を並行していくつか受ける場合のメリット・デメリット

バイトの面接を並行していくつか受ける場合のメリット・デメリット

メリットは採用される可能性が上がること

暇なので何とか早くバイトを始めたい、お金が必要なので早く採用が決まったところで働きたい、という人はきっと多いと思います。

家や学校の近くに良いバイト先が複数見つかったなら、迷わず応募することをおすすめします。

少しでも自分の希望条件に合ったバイトに採用されるために、複数のバイトに同時に応募するのは、今ではよくあること。バイト先の担当者もある程度、それを前提として動いています。

さすがに1日で何十社も応募するというのはスケジュール調整ができなくなりますし、採用が決まってから断るのも大変ですからそこまでの応募は必要ありませんが、2社、3社程度であれば同時に応募してみるのも良いでしょう

応募先も、すぐに返信をくれて選考が進むところと、説明会などに行ってから選考が進むところ、先に履歴書を送らないといけないところなど様々。

1社だけしか応募しなかったら、返事が遅かったり、採用と言われてからシフトの調整が難しくなってしまったらまたイチからやりなおしです。

第1希望、第2希望、第3希望あたりまでは、同時に応募して面接を進めるのは、効率の良いバイトの探し方だと言えます。

デメリットは面接の日時がダブると困ること

複数応募して選考が進んだときの注意点は、面接の日時が重複してしまうこと。

朝にA社、夕方にB社、というスケジュールであれば問題ありませんが、両方午前中、というスケジュールになってしまったら準備や移動に焦りが出てしまい、落ち着いて行動できなくなるおそれがあります。

スケジュールにはじゅうぶんな余裕を持って設定するようにしておきましょう。

面接の候補日は、あらかじめ応募先の担当者から伝えられることがほとんどなので、そのときにやりとりをして調整しておくことが必要です。

両方に採用されたときのことを考えておく

Wワーク、掛け持ちバイトを探しているのであれば、複数のバイトに応募して全部採用されたとしても、シフトのやりくりをすれば問題なさそうです。

しかし、そうではなく、1つのバイトを探しているだけなのに、複数のところから採用された場合、うれしい気持ちもありますが、困ってしまうことも事実です。

落ち着いてバイト先の条件や担当者の印象などを比べた上で、1社以外は辞退の連絡をする必要があります。

辞退の伝え方としては、例えば「採用のご連絡をいただき、ありがとうございます。数日間、家族とも話をして考えたのですが、私には合わない(難しい)と思いましたので、辞退させていただきたいと思います。申し訳ございません。」というように伝えるのが良いでしょう。

「実は他のバイト先にも応募してて、そちらのほうが良かったので今回は辞退します。」と断るのは大変失礼ですから、それはNG。

合わないという理由の他には、「急に家庭の事情が変わり、バイトすることができなくなりました。せっかく採用いただいたのにすみません。」と家庭事情という言い方をするのも良いでしょう。

トラブルにならないようにスケジュールの調整と断る理由はきちんと考えて、うまくバイトを探してください。

並行して面接を受けるのは確かに多少大変な面もあります。1社に絞って受けると決意した場合、面接辞退の連絡をする必要があります。そうした場合にはこちらの記事を参考にしてください。
そもそも副業やWワークがOKのバイトであれば、複数応募をしていたとしても面接日程を調整もしやすいところが多いです。

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