パート応募時の面接電話で子供がまだ小さいことを伝えた方がいい?

パート応募時の面接電話で子どもが小さいことを伝えた方がいい?

パートの応募で面接を希望する電話、とても緊張しますよね。ましてや子供がいることを伝えたら、面接してもらえないのでは?と考えてしまう人も多いかもしれません。今回は、子育て中に役立つ面接電話のコツについてご紹介していきます。

子供の存在は最初に伝えるほうが良い

面接の電話で、子供の存在を伝えると面接してもらえないから話さないという話はよく聞きます。しかし、もし話さないまま面接をして、子供がいる人を受け入れるのが難しい職場であった場合には会社側にも自分にとっても時間やお金(履歴書・交通費・面接官の賃金)の無駄になってしまいます。

また会社にとって考慮しなければならない状況があることを、最初に伝えなかったことで会社がその人に不信感を持つことも十分考えられます。いつかは言わなければいけないことなので、先に簡潔に伝えましょう。

また、子育て中の場合、現実的に考えて子供が病気や怪我をして、会社を休む可能性が出てきます。そのことを聞かれて、採用されたいばかりに協力体制や家族の状況について嘘をつくことはやめましょう。正直に伝えることで、会社側も必要な情報を提供できたり、人事体制を整えたりできる可能性もあります。

子育ては全く悪いことではありません。罪悪感を持ってコソコソする必要も、実際に迷惑をかけていない段階で過度に気にしたり、謝る必要もありません。電話では卑屈になったり、消極的になったりせずハキハキと状況を伝えましょう。明るく伝えることで「会ってみたい」と思ってもらえることにもつながります。

電話で伝えるときの話し方の例

まず電話をかける前に、気持ちの整理をしましょう。いつもより1トーン明るい声で、ハキハキと伝えることが大切です。面接電話で大切なのは、掛けるタイミングと堂々とした態度です。ちょっとした伝え方一つで印象が変わります。応募したい職場の、忙しくないであろう時間に掛けましょう。

まず、良くない例を記載します。

NG例

「小さい子供がいるのですが、大丈夫ですか?」

これでは「何がどう大丈夫か」が全くわかりません。

NG例

「小さい子供がおり、保育園に行っているのですが、応募しても大丈夫でしょうか」

一見、きちんと伝えているように見えますが、応募は応募者の意思なので、採用する側の意思は関係ありません。

おすすめの例

あなた「はじめまして。私〇〇と申します。御社の求人募集を拝見しまして、ぜひ応募したいと考えております。今、お電話は大丈夫でしょうか?」

担当者「はい、大丈夫です」

あなた「ありがとうございます。私〇〇と申します。(媒体名)で御社の(職種名)募集を見かけてお電話しました。現在、〇歳の子供を保育園に通わせており、〇〇に住んでいます。ぜひ応募したいので、面接の詳細をお教えいただけますか?」

とにかく、ハキハキとしながらサラッと伝えましょう。こう伝えた段階で、明らかに難しいという態度をされた場合、粘る必要はありません。「お時間いただき、ありがとうございました。またご縁があれば、よろしくお願いします」と伝えます。それがお互いにとって一番無駄がない方法です。

主婦歓迎の職場なら受け入れられやすい

主婦歓迎のパート先であれば、子育て中の人がすでに働いている場合もあり、面接対応もスムーズになる可能性が高いと言えます。

また、子育て中の従業員を雇うことが企業側にとってメリットになる場合も数多くあります。目に見えるメリットとして、子育て中の従業員を雇用することで、会社が助成金や給付金、表彰などの恩恵を受けられる場合があります

さらに、業種や職種によっては、子供に慣れている人がいることで接客や製品・サービス開発に役立つ目に見えないメリットも存在します。子育て中ということがネックになる職場ばかりではないのです。

子育て経験がプラスになりそうな職場を探してアピールするのもいい方法です。

いかがでしたか?子育て中は仕事を探すのも一苦労ですね。だからといって卑屈になったり、罪悪感を持ったりする必要はありません。子育て経験という、とても素晴らしい経験を持っているのですから、卑屈にならずに、電話の際に伝えてみましょう。

応募電話にベストな時間帯は?

応募のための電話をかけるにあたっては、相手の都合の良い時間帯にかけることで、よりスムーズな電話のやりとりが可能になります。
主婦歓迎の求人であれば、子育て中の主婦への理解も高い企業が多いでしょう。

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