バイト履歴書の職歴・学歴欄の正しい書き方≪基本編≫

学歴欄の正しい書き方

履歴書の学歴欄には、小学校から高校、大学までの経歴を記載しますが、ポイントは「年度の表記方法」です。特に、元号(例:令和、昭和)と西暦の使い分けについては注意が必要です。

小・中学校の記載

小学校や中学校の卒業年度は、基本的に「卒業年度」のみ記載します。年号は、元号で記載することが求められます。これにより、履歴書が正式なものとみなされ、印象が良くなります。

例:
令和◯◯年 3月 〇〇県立〇〇小学校 卒業
令和◯◯年 3月 〇〇市立〇〇中学校 卒業


高校・大学の記載

高校以降は、入学年度卒業年度両方を記載します。特に、高校は「高等学校」と正式名称で書き、公立・私立の情報も含めるようにしましょう。また、大学については、学部名や専攻名も正確に記入します。もし在学中の場合は、「在学中」と明記しましょう。

例:
令和◯◯年 4月 〇〇高等学校 普通科 入学
令和◯◯年 3月 〇〇高等学校 普通科 卒業(在学中の場合は「在学中」と記載)

履歴書を書くときに元号西暦を変換するのが面倒な場合、インターネットの元号変換ツールやサービスを利用するのも一つの手です。また、履歴書は手書きが推奨されることが多いため、あらかじめ元号表記を確認し、正確に書くようにしましょう。

職歴欄の正しい書き方

履歴書の職歴欄には、自分のこれまでの勤務経験やアルバイト経験を詳細に記載します。アルバイト経験も職歴欄に記入できることを忘れないでください。特に、長期でのアルバイト経験がある場合、それをアピールすることは大きなプラスになります。

アルバイトも職歴として記入

アルバイト経験は、職歴欄に書いても問題ありません。特に3カ月以上の長期アルバイト経験がある場合、それは「経験」として採用担当者に評価されます。履歴書においてアルバイト経験を記載することは、面接時のアピールポイントにもつながります。短期間で複数回アルバイトをしていた場合でも、その経験をまとめて記載することができます。

例:
令和◯◯年 4月 株式会社〇〇(〇〇店) アルバイト勤務(接客担当)
令和◯◯年 8月 株式会社〇〇(〇〇店) アルバイト 退職

アルバイト経験が職歴として重視される理由

アルバイト経験を職歴として書く理由は、その経験が採用担当者に好印象を与えるからです。特に、同じ仕事内容の業務に応募する場合、長期アルバイト経験があると「経験者優遇」の企業も多いため、時給や待遇がアップする可能性もあります。また、長期間続けたアルバイトは「真面目に働いている証」として評価され、信頼されやすくなります。

企業名や勤務内容の正しい表記

企業名は略さず、「株式会社〇〇」と記入します。また、企業の公式ウェブサイトで、企業名が「株式会社〇〇」なのか「〇〇株式会社」なのかを正確に確認して記載することが求められます。省略形や略語を使用すると、「手を抜いている印象」を与える可能性があるため、必ず正式な企業名を記入しましょう。

例:
令和◯◯年 4月 株式会社〇〇(〇〇店) アルバイト勤務(接客担当)
令和◯◯年 8月 株式会社〇〇(〇〇店) アルバイト 退職

職歴欄の活用方法

職歴欄に記載する経験が多すぎる場合は、応募職種に関連するものを選んで記入するのが効果的です。特に、短期アルバイト経験が複数ある場合でも、どのアルバイトが自分にとって最も関連性が高いかを考慮して記入すると良いでしょう。具体的には、入社年月を記載し、どんな仕事をしていたかを簡潔に説明することがポイントです。長文になると読みづらくなるため、箇条書きで整理すると、採用担当者にとっても分かりやすい履歴書になります。

まとめ

履歴書の「学歴・職歴」欄は、採用担当者に自分をしっかりアピールできる重要な部分です。正しい書き方を守り、必要な情報を漏れなく記載することで、印象を大きく向上させることができます。特に、アルバイト経験を職歴として記載することで、経験者優遇の求人に応募する際に有利に働きます。履歴書作成時は、企業名や年月日を正確に記載し、清潔感のある履歴書を心がけましょう。最新の履歴書作成ツールを活用して、より効率的に作成することもおすすめです。

履歴書について、「資格・免許」欄の書き方は、以下の記事にまとめていますので、参考にしてください。

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