バイト面接時の服装、高校生は迷ったら制服でOK!私服はどこまで

高校生がアルバイトするときの面接の服装について解説します。高校生の一般的な服装、印象アップ・採用されやすい服装、ジーパンやパーカーはNGなのかについてもチェックしよう。

高校生は制服で面接を受けてもOK

高校生がバイト面接のために、わざわざ新しい服やスーツなどを買う必要はありません。ほとんどの場合、制服で問題ないからです。高校生の場合、正装=制服とみなして良いでしょう。

ただ、そうはいっても、絶対に制服でないと面接に行ってはいけない、ということはありません。一般的に制服で面接を受けるのが無難というだけで、土日に制服を着たくない、制服でウロウロしたくないなどであれば、私服で面接を受けることも問題ないでしょう。

しかし、高校生のなかには、アルバイト禁止の高校に通っているから、制服を着て面接を受けられないという人も見受けられます。アルバイトをしたい気持ちはわかりますが、あとから採用側にも迷惑のかかることですから、トラブル防止のためにも、アルバイトは学校の許可を必ずもらってから応募するようにしてくださいね。家庭の事情により、許可が出る場合も多いです。

そして、制服を着て面接を受けるときの注意点は、絶対に自分流に着崩したりしないこと。清潔感を意識してみると良いでしょう。普段着での面接では、派手な色使いは避けて、ハイヒールや小物も控えてシンプルにまとめましょう。

制服の良い点はマイナス印象になりにくい

また、制服がおすすめの理由は、採用担当者の印象が悪くなりづらいという点です。言い換えれば「落ちにくい」。誰でも制服を着ていれば印象に大差はなくなります。ボタンもきっちり留めて行けば制服はしっかりとした印象を与えます。その点私服の場合は、人柄や服選びのセンスによって印象が良くも悪くも変わります。清潔感があって好印象になる人もいれば、逆に良くない印象になることもあります。

そういった点でも見栄えにマイナス印象が少ないのが制服です。ですので、何を着て行けば良いのか悩んだ場合は制服がおすすめです。

私服の場合はジーパン、パーカーもOK?

私服の場合はジーパン、パーカーもOK?

制服で行くのが無難ですが、私服で行く場合の注意点を紹介します。

基本的に普段着であれば何を着て行っても問題ないですが、奇抜な服装は極力避けましょう。高校生であっても面接はビジネスの場です。TPOをわきまえた服装が求められます。

私服で面接に行く場合は、その服装についても選考の判断基準にされます。「面接という場を理解した服装をしているか」という点でも見られていますので常識の範囲内で考えましょう。

面接であれば、ジャケットにシャツが一般的ですが、高校生の場合、そういったアイテムを持っていないこともありますので普段着でかまわないですが、かっこいい、かわいい服装よりも清潔に見える服装を心がけましょう。

OKな服装例

ジーパン、Tシャツ、パーカー、セーター、スニーカーでもOKです。OKですが、汚れているものよりもきれいなもの、清潔なものを選びましょう。

ジーパンもダメージのあるものより、ダメージのない破れていないものを選択しましょう。ジーパンよりも綿のパンツやスラックス、チノパンなどがあればそちらの方が望ましいです。Tシャツの場合は、よれよれのものではなく新しいものにしましょう。Tシャツよりも襟付きのシャツがあればそちらの方が望ましいです。柄は柄物よりも無地の方が望ましいです。無地が無ければ柄が少ないものを選びましょう。

冬はセーター、コートも問題なしです。

考える基準はその服装を人が見て清潔感があるかどうかで判断しましょう。あくまでも「かっこいいと思う」や、「おしゃれ」という点では判断せずに面接の場にふさわしい服装として考えましょう。

客観的に分からない場合は、保護者の方に見てもらいましょう。

NGな服装例

サンダルで行くのはやめましょう。絶対にNGというのも少ないですが、サンダルはやめておきましょう。夏の場合、短いパンツ、ハーフパンツ、クロップドなども避けましょう。遊び・休日寄りの雰囲気のものは避けましょう。(マリンスポーツ系のバイトは除く)

ピアスやイヤリング、指輪、ネックレスなどのアクセサリー類も外していく方が無難です。女性の場合、化粧やメイク、ネイルも控えめにしましょう。この際のポイントは派手目を避けるというところです。

ビジネスの場では、むやみに派手な格好は控えるようにしましょう。

夜間の面接の場合は安全のために制服は避けたほうがいい

夜間の面接の場合は安全のために制服は避けたほうがいい

制服での面接が無難なのは一般的ですが、夜間になるとお店や地域により制服で街を歩くことが、あまり好ましくない場合もあります。一概には断定できませんが、夜間の面接へいくときは、控えめな私服・普段着のほうが良いかもしれません。

応募先も高校生とわかって面接を行いますから、よほど事情がない限りは深夜の面接は実施していないようですが、もし夜間に面接を指定された場合は、まず保護者の方に伝えておきましょう。そのうえで保護者の方の意見を参考に私服で行くか制服で行くか考えましょう。

なぜなら高校生のアルバイトは、未成年として保護者や学校、応募先の三つとの連携から成り立っているからです。面接に関してわからないことや不安なことがあれば、なにごとも自己判断せず、先生や保護者に聞いてみるのが1番良いでしょう。

女性は落ち着いた普段着、メイクは薄目でOK

高校生は、制服もしくは派手ではない普段着で面接を受けると好感度が上がります。

女性なら、好感度のある服装といえば、ジャケットや膝丈スカートもしくは細身ストレートパンツがお勧め。トップスは無地のシャツやカットソーでまとめると良いでしょう。

高校生も含めて、面接の服装では絶対に着崩さないことが重要です。胸元を過度にあけた服装、露出度が高い服装は清潔感がなく、だらしなく感じられてしまうことがありますから、清潔感のある控えめな服装を心がけて面接に臨みましょう。

    このページのトップへ