将来、独立開業を目指すならラーメン店バイトがおすすめの理由
暖簾(のれん)分けで独立する店長を募集しているお店がある
将来独立をしたい、という人はラーメン屋のバイトがオススメ。
ラーメン屋のバイトは、将来、暖簾分けで店長をしてくれる人を募集しているところもあるからです。
暖簾分けというのは、同じ屋号(ブランド名)を使ってお店を開いていいですよ、という方式で、フランチャイズと呼ばれることもあります。
カレー屋やコンビニなどではフランチャイズという呼び方がメインですが、ラーメン屋の場合は暖簾分けという言い方をすることが多いです。
そうはいっても、いきなり暖簾分けをしてくれるわけではなく、バイトからきちんと何年間か下積みをして、オーナーが暖簾分けを許可することになるというのが基本的な流れです。
暖簾分け店長を目指してバイトをしていても、オーナーがOKしなければ独立できないシステムですから、ラーメン屋で独立を目指している人は、バイトではなく修行と思って働いたほうが良いでしょう。
お店によってはとても厳しく指導されるところもあります。それは味にこだわっているラーメン店だからこそ、暖簾分けをする人に対しての指導に気持ちが込められている、というわけです。
完全に独自で開業する方法もある
ラーメン屋で暖簾分けの独立を希望する人は、ほぼ修行と思っていて良いでしょう。
暖簾分け=フランチャイズですから、好き勝手にすることは許されません。
メニューや作り方に一定のルールがあったり、制限が課せられている場合もあります。
しかし、暖簾分けにこだわらなくても、いろんなラーメン屋でバイトをしながら、独自の味を考えフランチャイズではなく、完全に自分1人で独立をするというのも悪いことではありません。
独立開業は、必ずしもフランチャイズ方式でないとうまくいかない、と言うことではありませんから、自分の夢や目標にあった独立の仕方を考えましょう。
こだわっているラーメン屋でバイトをする事は、将来、暖簾分けを希望するにしても、別の方法で独立するにしても、すばらしい修行の場となります。
ラーメン屋は、多くの店長自身独立してきたということもあって、将来独立を考えている、という人に対して好感度を持っている人が多いです。
独立を考えている人は、最初から独立する方法を決めつけず、下積みとして、しっかりバイトをしながら考えるのがベスト。
また、世話になったお店に断りをいれず、いきなり独立をする、というのもNG。
くれぐれも人としてのマナーに反するような独立をしないように、心がけましょう。
好きな味のお店ではじめることがおすすめ
ラーメン屋のバイトを経験したあと、個人的に独立する人よりも、バイトをしていたラーメン屋の暖簾分けを希望する人が多いのが現状。
最初は自分1人で独立しようと考えていた人も、働いているラーメン屋のこだわりや、オーナーの人柄をみて、このラーメン屋を出したい、と思う人が多いのではないでしょうか。
また、銀行からの信用=融資の受けやすさや、仕入れのルートを開拓する手間が省けるというのも大きいかもしれません。
ラーメン屋の独立を考えている人は、まずは自分の好きな味を提供しているお店を探し、そこで下積みを積んでいきながら独立開業に向けて考えてみるというのが、良いかもしれませんね。
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