大学生はバイト面接時にどんな服装で行けば大丈夫?
男女共通で基本はスーツ、職種によっては普段着
大学生の面接では、男女共通して、リクルートスーツが定番です。
事務職や家庭教師、受付などオフィス勤務の場合は、迷うことなくスーツを選ぶといいでしょう。
一方、居酒屋やカラオケなど、職種的にスーツに近い制服ではない、という場合は、スーツでも、きれいめな普段着でも問題ありません。
この場合、きれいめな普段着というのは、派手で奇抜なものではなく、カジュアルすぎないものです。
たとえば、ベージュのパンツに白シャツ、上着はジャケットというように、柄ものではなく無地のシンプルな服装を心がけましょう。
自分が大学生かどうかというよりも、職種によって服装を選ぶのがベスト。
注意点としては、スーツで面接を受ける場合、夏場のリクルートスーツは、汗だくになってしまいます。会場に着くまでは上着を脱ぎ、汗を完全に引かせてから、面接を受けるようにしてください。
面接会場はクーラーが効いているのに、汗だくで面接を受けると、良い印象をもたれない場合があります。
そのためには面接会場には、時間の余裕を持って到着しておくと間違いがありません。
暑い夏の面接は、どうしても汗をかいてしまいがちですから、冷却作用のあるアイテムを、うまく利用してなるべく汗をかかないようにしておきましょう。
汗をかいてしまった場合は、事前にメイク直しなどを心がけ、だらしなく感じられないようにしておくことが大切です。
女性の場合、髪型とネイルにも注意
服装はスーツが無難で、職種によってはきれいめな普段着ですが、服装と一緒に気をつけなければならないのが、髪型とネイルです。
女性の場合はどうしてもオシャレに気を使いがちですが、アパレル関係でない面接では、センスの良さをアピールする必要は特にありません。
それよりも清潔感がとても大切。派手めなメイクやネイルは絶対に避けてくだだいね。服装が落ち着いてシンプルなものになれば、それに合わせたメイクが良いでしょう。
また、小物使いもピアスやネックレスなどは、ゼロでも構いません。ファション時計も控えたほうがいいでしょう。
髪型は明るい髪色は、だらしなく見られる場合もあるので、真っ黒でなくてもなるべく暗めの色にしていくと、印象がアップにつながるかもしれません。職種にかかわらず、清潔感溢れる服装やコーディネイトを心がければ、面接の服装でマイナスイメージを与えることは、ほぼないといっていいでしょう。
髪型、ネイル、ピアスなどに関しては、OKの場合でも程度問題だったりすることもよくあるので、自分の場合問題ないかどうかが気になる人は、応募時の求人条件をよく確認しておくことの他、面接の設定のときに担当者に直接聞いてみるのもおすすめです。
男性の場合、だらしなく不潔に見えないよう注意
男性も女性と同じく、清潔感が重要。着ているものは定番のものだとしても、シャツがズボンからはみ出していたり、ボタンがきちんと留められていない、靴が汚れている、というような身だしなみは、マイナスイメージしか与えません。
もちろん、髪型も黒髪だとしても寝癖があったりボサボサしていてまとまりのないものはNG。できれば短髪で暗めの髪色を心がけるといいでしょう。
夏場は汗をかきますから、シャツが体に張り付いてしまい、汗だくで面接を受ける、というようなことにならないよう、インナーに冷却効果のある下着をつけるなどして、なるべく速乾性のあるもので対策するように心がけてくださいね。
服装と同じで、指先やつま先にも、清潔感を出すように意識すれば、面接の服装で迷うことはありません。