グローバルクラウンのバイト求人を徹底解説！講師の仕事、面接やクチコミ、評判など

こんにちは、マイベストジョブ事務局です。今回は、子どものためのオンライン英会話スクール「グローバルクラウン」を運営する道村弥生さんに、英会話講師のバイトの仕事や面接などについて話を聞きました。

オンライン英会話スクール「グローバルクラウン」について

グローバルクラウンは、3歳～12歳を対象にした英会話スクールで、オンラインシステムを通じて子どもたちに英会話を教えています。

子ども向けオンライン英会話スクール「グローバルクラウン」は、東京都渋谷区にある「ハグカム」という会社が運営しています。

同社は、今回取材した道村さんが「子どもの好奇心を育てたい」といった思いから2015年に創業し、家庭向けだけでなく、保育園や塾、学童保育といった法人に向けたオンラインレッスンも実施しています。

グローバルクラウンは、3歳～12歳を対象にした英会話スクールで、オンラインシステムを通じてレッスンを行っています。講師を務めるのは、日本語と英語が話せるバイリンガルで、同社が用意するカリキュラムにそって、子どもたちに英会話を教えています。

自宅でレッスンを行うため、国内はもとより海外に滞在している人も活躍できるグローバルクラウンの英会話講師についてお伝えします。

募集対象、応募のルールについて

「グローバルクラウン」の英会話講師は、16歳以上が対象。日本語と英語をネイティブレベルで話せる語学力と、オンラインレッスンを行うにあたってのネット環境が整っていることが主な要件です。

募集は16歳以上、高校生も応募可

「グローバルクラウン」の英会話講師は、16歳以上が対象で高校生でも応募することができます。

日本語と英語をネイティブレベルで話せる語学力と、オンラインレッスンを行うにあたってのネット環境が整っていることが主な要件で、英会話講師の経験の有無は問われません。

ネット環境は、回線が不安定になることを避けるため、無線より有線を推奨されます。また、スマートフォンやタブレットといった端末でなく、パソコンを使用することが条件となっています（ビデオ通話ができるwebカメラ搭載のもの）。またレッスン中、子どもの声をきちんと聞き取るために、そして講師の声をきちんと拾って伝えるためにイヤホン付きマイクも必要です。

レッスンは、子どもとのコミュニケーションに集中できるよう、また子どものプライバシーを守るためにも、カフェや学校の教室など多くの人が出入りする場所でなく、自宅で行うことが求められます。そのため、面接も自宅で受けることをおすすめします。

エントリーする際は、海外在住歴や英会話スキルを入力

エントリーのページには、氏名や生年月日、連絡先のほか、現在の職業（学生、主婦、フリーランスなど）、在学している学校名、海外で在住した国と年数、英会話スキルといった基本情報を入力します。

そのほか、志望動機や自身の強み、どのように英語を学んできたか、子どものためにどんなレッスンをしたいかなど、応募者の思いや熱意を伝える項目と、レッスンに対応できる時間（シフト）に関する項目があります。これらは、書類選考の際の判断要素になるので、丁寧に、そしてわかりやすく書くようにしましょう（エントリーシートは日本語で記入します）。

なお、通信速度や使用するパソコンの機種名を入力するところもあります。エントリーのページ内に記載されたURLから通信速度を測定し、指定された速度より低い場合は改善してから、またパソコンがない場合は準備の上、応募しましょう。

面接や実技研修など採用までの流れ

グローバルクラウンの面接は、オンラインで同スクールの担当者1人と少人数の応募者で行われます。時間は20分程度です。

担当者と少人数の応募者でグループ面接を実施

「グローバルクラウン」のオンライン面接は、同スクールの担当者1人と少人数の応募者で行われるグループ面接で、時間は20分程度です。

同スクールが個別面接ではなくグループ面接を行うのは、応募が多数あるためです。また、書類審査を通った一人でも多くの応募者とコミュニケーションを取りたい、といった目的もあります。応募者同士を比較するといった意図はないので、「グループ面接はあまり経験がない」という人も、自分に質問を投げかけられたときは、焦らず、気負わず、自分らしく答えるようにしましょう。

面接では英語で回答

面接では、担当者が、一人一人に日本語で質問をするので、それに対し英語で答えます。面接では英会話スキルとともに、同スクールの英会話講師にふさわしい人柄を備えているかどうかを確認されます。

人柄は、一言でいうと「子どもに好かれるかどうか」です。レッスンはオンラインのため、ハイタッチをしたりハグをしたり、おもちゃで一緒に遊ぶといったリアルな触れ合いはありません。
そのため、パソコンのモニター越しであっても、子どもが講師に対して親しみを覚え、英会話に興味を持てるような笑顔や話し方、雰囲気が求められます。

事前研修のあと実技テストを実施

面接を通過すると、研修用のURLや資料がメールで届きオンライン事前説明会へと進みます。動画や資料などから同スクールのレッスンについて確認し、後日、オンラインで実技テストを受けます。

実技テストでは、ロープレを通じて、同スクールのカリキュラムにそったレッスンの進め方やコミュニケーションの取り方などをチェックされます。

事前説明会を受け、実技テストが終了すると講師としてデビューすることができます。

書類審査、面接の採否判断は厳しいですが、事前研修に進み実技テストを受けた人の多くはパスしているので、緊張を解いて落ち着いて取り組みましょう。

仕事内容について

グローバルクラウンの仕事は、1レッスンは30分で、準備5分、レッスン20分、保護者への報告メール5分の配分で進めます。

レッスン自体は20分、準備と報告業務は各5分

「グローバルクラウン」の1レッスンは30分で、「準備5分→レッスン20分→保護者への報告メール5分」の配分で進めます。

同スクールではレッスンプログラムを用意しているので、講師が自分でレッスン内容を構築したり、テキストを準備したり、といった手間はありません。レッスン前に、その日に行う生徒のプロフィールや実施するプログラムを確認する程度でOKです。また保護者への報告も、フォーマットにそって書き進め、メールを送信して完了です。

例えば、”apple”や”orange”といったその日覚えてもらった単語、”Which fruit do you like？”などレッスンで覚えたフレーズ、レッスン中の様子、次回のレッスンで取り組んでほしいこと（宿題）、講師から生徒へのメッセージといった内容です。

生徒は毎回同じというわけではないので、宿題内容などはレッスンを引き継ぐ各講師にきちんと共有されます。これらの情報をレッスン前の5分で確認する、といったイメージです。

決まった生徒に教える担当制ではなく、さまざまな子どもにレッスン

上述のように、同スクールは基本的には担当制ではありません。生徒の受講希望日に合わせて適宜、講師を調整します。そのため、いつも同じ生徒を担当するわけではありません。

これは、「子どもたちが飽きることなく続けていけるように」という工夫からです。

レッスンは、子どもたちが集中できる時間を考慮して20分に設定しています。また、「○○ちゃん、初めまして！私は○○です」と元気にあいさつしてくれる新しい講師と出会うことで、子どもたちはいつも新鮮な気持ちでレッスンに臨むことができます。

同スクールでは、短い時間であっても英会話を日常に取り入れ、習慣にしていくことを大切にしているので、講師には、多くの子どもをひきつけるキャラクターと英会話の楽しさを伝えるコミュニケーションスキルが求められます。

シフト・給与について

曜日・時間が固定の長期勤務制と月単位で申請するシフト制があり

「グローバルクラウン」の勤務方法は、「長期勤務制」と「シフト制」の2タイプあります。

＜固定シフト＞
毎月、所定日に翌1カ月分のシフトを申請。確定した勤務日にレッスンを実施。

＜自由シフト＞
1カ月分の希望日を申請。レッスンの確定は希望日（当日）の深夜0時。

シフト例

長期勤務制であっても、レッスンの評価がかんばしくない、スケジュールを守れない、同スクールへの報連相が不十分といった場合は、シフト制に変更される可能性があります。

またシフト制であっても、「大学の単位が取れて時間の余裕ができた」「子育てが落ち着いた」など、先々までスケジュールを組みやすくなった、これまで以上にしっかり働きたいという人は長期勤務制にすることができます。

長期勤務制は時給1400円～、シフト制は1050円～

同スクールの時給は長期勤務制とシフト制で異なります。

いずれの勤務方法の場合も、研修期間の1カ月は時給1020円です（講師のスキルなどにより、短くなる場合もあります）。

時給のほかにも、レッスンの数や保護者の評価、スキルなどに応じてインセンティブや継続ボーナスが支給されます。また昇給・グレードアップの仕組みもあります。

「Teacher」、「Chief Teacher」、「Excutive Teacher」といったグレードとともに時給が上がり、上位に昇格すると実技テストの指導担当者などを任されます。

同スクールでは、優秀な講師を育てていくために昇給やグレードアップの仕組みを作っていて「英会話講師のスキルを磨きたい、実績を積みたい」という人のモチベーションにもなっています。

口コミ、評判について

オンラインで気軽にできるのが魅力、でも講師にふさわしい人柄と熱意が不可欠

「グローバルクラウン」の講師は20代～30代がほとんどで、最も多いのが学生、次に主婦、会社員（副業）の順で、女性が約9割を占めています。

志望動機は、「自分も幼少期に英会話を習い、きれいな発音を身につけることができたから」「きちんと習得して、コミュニケーションツールとして活用してほしいから」といった声で、自身の経験から「英語を話せる喜びを子どもたちに伝えていきたい」といった思いを持った人が応募しているようです。

同スクールとしても、「子どもの未来をつくるために、やる気と責任感をもって取り組める人」を理想としています。そのため、「自宅で英語を使ってバイトができる」といった軽い気持ちでは、同スクールが求めるレッスンを提供するのは難しいと判断される可能性があります。

というのも、英会話レッスンに限らず教室などで対面で接するときは、子どもの目線や意識は講師だけでなく空間すべてに注がれます。子どもは壁に張ったアルファベットのポスターを見たり、カードや絵本を使ったり、一緒に歌って踊るなど全身でレッスンを受け止めます。

オンラインでは空間を共有しないため、子どもたちにとっては、モニター越しの講師がレッスンのすべてになります。講師に対して興味を持ってもらうことが大切で、笑顔で声のトーンを上げ、時折ジェスチャーを交えながら子どもの好奇心を刺激していきます。

オンラインレッスンが持つ特性もふまえ、同スクールでは英会話のスキルに加え、第一印象で子どもに好かれる人柄や講師としての熱意が欠かせないようです。

まとめ

「グローバルクラウン」は、子どもたちが気軽に英語に触れ、英会話力を養っていくサービスを提供しています。

講師も自宅からレッスンを行うので、住む場所に左右されることなくバイトをすることができます。通勤時間がないうえ、シフトも1日2時間からOKなので、学業や家事、育児などと並行しながら、講師として仕事をすることができます。

中でも、大きな魅力は、培ってきた英会話のスキルを生かせることでしょう。

同スクールの講師は担当制ではなく、受け持ちの生徒の成長を追っていくわけではありませんが、さまざまな子どもたちとの出会いを楽しみながら、英語力を活用し、数年にわたり講師を続ける人もいます。

学生であれば大学4年間続けたり、大学院に進んでからも継続したり、主婦であれば出産後に育児が落ち着いた時点で再開する人もいます。

同スクールでは、長いスパンで講師をしてくれる人を求めているので、自分の時間とバランスを取りながら、前向きに取り組んでいきましょう。