早くお金が欲しい!バイト代は前借りできる?
会社に前借りの制度が無い場合は基本的にNG
どうしてもお金が足りない、という場合は、「すでに働いた分の給料をもらう」という意味で前倒しする程度であれば、可能なところもあるでしょう。
しかし、まだ働いていない分の給料を先にもらう=前借りですから、借りてしまえば、ただの借金となり、バイトを辞めることができません。
また、バイト先の立場に立った場合でも、いつ辞めてしまうかわからないバイトのスタッフに、まだ働いていない分の給料を支払うというのは、とてもリスクがあります。
そもそも前借りは、できないところがほとんどですから、早くお金が欲しいときには、給料支払いの前倒しをお願いするほうが、まだ可能性はあります。
そうはいっても、 前倒しですら、だめなところも多いのが現状。
前借りや前倒しは、基本的にNG、ということをよく理解した上で、どうしてもお金が必要な場合は、上司に相談してみると良いでしょう。
こればかりはバイト先や、自分と上司、経営者との関係性で左右されますから、一般的にこの職業なら前借りができる、などという断言はできません。
自分のバイト先が前借りが可能かどうかは、バイト先に直接聞いてみなければ、わからないことなので、自分で確認をすることが重要。
その時にどうしてもお金が必要であれば相談しても良いのですが、ただ早くお金が欲しいからといって、相談すると信頼をなくしかねませんから、注意してくださいね。
人情に厚いバイト先なら前借りOKな場合ある
現場作業などの仕事、作業現場、肉体労働系のバイトは、職場によっては前借りがOKな場合があります。
スタッフの人数がそう多くはないところで、社長(経営者)が人情に篤い性格の場合、前借りさせてくれるところもあるでしょう。
そうはいっても前借り自体、会社として推奨する仕組みではありませんから、基本的にはNG。
しかも、現場作業のバイトだからといって、絶対に前借りができる、ということでもありません。
最近は特に、バイトとはいえ会社組織として、マニュアル通りに給料を支払うシステムが主流です。
一昔前のように事務所のなかで休憩しているときに「社長、今月半分だけ給料前借りお願いします」などという会話が仕事中に飛び交う事はほとんどない、と言っていいでしょう。
思いやりのある優しい経営者がいて、前借りできる、という可能性はゼロではありませんから、前借りが可能かどうかは、自分のバイト先に直接聞くしかありません。
お金が必要な事情、信頼されているかが重要
何年も同じところにバイトをしていて、仕事ぶりもしっかりしており、それまで1度も前借りしたいと頼んだことがないスタッフが、どうしてもお金が足りない、というときに、経営者が快くOKしてくれた、ということはあります。
しかしこの前借りができたポイントは、長年同じところにバイトをしていた、上司からの信頼が厚い、よほどの事情がある、などといくつかの条件が必要になります。
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いつ給料がもらえるのかということも、きちんとおさえておきましょう。
どうしても急ぎでお金がいるのであれば、副業OKのバイトや短期バイト、日払いOKのバイトで一時をしのぐことも考えてみましょう。もちろん、今働いている職場で相談して、許可をもらうことも忘れずに。