バイトを休む理由・言い訳まとめ《当日・事前編》どうしても休まないといけなくなった!?

どうしても休まないといけなくなった!?バイトを休む理由・言い訳まとめ《当日、事前編》

どんなに慣れ親しんだバイトや仕事であっても、時には突然、休まなければいけなくなることもあります。基本は正直に休む理由を言うべきであり、嘘をつくとばれたときに人間関係や信頼関係が悪化してしまいます。当然サボるのはNGです。

それを踏まえた上で、どうしても本当の休む理由を話せない場合に、バイト先に悪印象を与えないためには、言い方・内容に注意して伝える必要があります。

このページでは、当日どうしても休まなくいけなくなった場合(当日欠勤)と、休むのが事前にわかっている場合の休む理由の一般的な言い方マナー・言い訳をまとめています。高校生や大学生で初バイトの方は参考にしてください。

当日に休むことを伝えるときの理由例

当日に休むことを伝えるときの理由例

当日急に休むというのは周囲にも迷惑がかかるもの。それを自覚して、後からリカバリーすることは重要です。

連絡の出だしは「お疲れ様です。アルバイトで今日シフトに入っている〇〇と申します。」から伝えましょう。

体調不良・悪化の場合

理由・言い訳の例

「昨晩から高熱が出て熱がまだ下がりません。申し訳ありませんがお休みさせてください。」
「インフルエンザにかかってしまい、熱がまだ下がりません。申し訳ありませんがお休みさせてください。」
「腹痛がひどく、下痢で家から出られない状況です。申し訳ありませんが、今日はお休みさせてください。」
「食あたりがひどく、ウイルスに感染してしまっているかもしれません。申し訳ありませんが休みさせてください。」
「ウイルス性の胃腸炎にかかってしまいひどく体調が悪いです。嘔吐もしていますので、申し訳ありませんがお休みさせてください。」
「今回、生理痛がきつくて出勤できません。すみませんが、お休みさせてください。」

感染するもの、ウイルス性のものであれば、お客様に接するサービス業だとまず出社は認められないことになり、休みやすくなります

診断書を持ってきなさいとまで言われることは基本的にありませんが、こういう理由だとしても何度も続けば怪しまれてしまうでしょう。また、体調不良は普段元気で問題ない人だからこそ認められやすいものなので、頻繁には使えない理由です。

家族・身内の事情の場合

理由・言い訳の例

「家族が急病で出られなくなってしまいました。病院に付き添いますので、すみませんが、今日はお休みさせてください。」
「祖父(祖母)の介護があり、ケアサービスの方が急に来られなくなってしまいました。すみませんが、今日はお休みさせてください。」

これは自分自身ではなく、「家族の体調」という部分がポイントです。休みを認めなければ、その会社・お店には直接関係ないところで苦しむ人が出る…という可能性が伝われば、後のトラブルを避けるために、休みを了承せざるを得なくなりやすいと言えます。

また最近では、ペットも家族の一員とみなされる風潮も強いため、ペットの犬、猫の病気を理由に、休みを取ることもありえます。バイト先の人が理解してくれるとは言い切れませんが、責任者の方に溺愛しているペットがいる場合は、正当な理由として認めてくれるかもしれません。できればこの辺りは事前にリサーチしておくことをおすすめします。

学校の課題がある場合

学生の本分は、やはり勉強です。いくらバイト先の責任者の方であっても、致し方のない事情があれば休みを認めてもらえる可能性はあります。

理由・言い訳の例

「すみません、明日提出する課題を忘れていて、単位を落としてしまいかねないので今日はお休みさせてください。」

しかし、この言い訳、普段からきちんと学校へ行っていなかったり、勤務態度がだらしなかったりする人であれば、自己責任の要素が大きいということで、認めてもらえない可能性も考えられます。

また、同じような理由での遅刻・欠勤が続けば、そもそものシフトを減らされてしまう可能性もあります。常日頃から頑張っている人だけが、たまに使える言い訳であることを、忘れないようにしましょう。

それから、学校のすぐ近くでバイトしている場合や、同じ授業を選択している仲間がバイト先に居る場合などは、リスクがある理由になってしまいます。

悪天候・交通障害の場合

台風や大雨など天候の悪化、それに伴う交通機関の麻痺、道路状況の悪化を理由に休むことを伝えるという方法です。ただしこれは電車の運転見合わせなどはインターネットなどで裏どりがかなり容易なため、嘘はばれてしまうおそれは大きいです。

また、運転停止はよほどの台風などでなければそれほど長時間になることもないため、遅刻しても良いから来てくださいと言われる可能性もあります。

理由・言い訳の例

「すみません、〇〇(台風・大雨・人身事故など)のため電車が動いておらず、〇時までは動かなさそうです。すみませんが、お休みさせていただけますでしょうか。」

悪天候の場合、お店に来るお客様の数は少なくなり、それほど人手を必要としない状況になることも多いので、状況次第ではスムーズに認められることもあります。

事前に休むことを伝えるときの理由例

事前に休むことを伝えるときの理由例

高校生や大学生の場合、遊びで休みを取りたいということもあるかもしれません。ですがそれをそのまま伝えてしまうのは、ビジネスマナー的にはNG。印象もあまり良くありません。

その場合、カドが立たないように、バイト先に迷惑のならないようになるべく早く休むことを伝えましょう。卒業旅行や、長期休み期間中のキャンプや旅行での休みは正直に伝えるのがベストです。

連絡の出だしは「お疲れ様です。アルバイトの〇〇です。〇日にシフトに入っているのですが…。」から伝えましょう。

帰省・試験・就活などの予定がある場合

事前に休むことを伝える場合でよくあるのが、帰省や試験期間、就活の面接が入って(優先したい事項になったので)スケジュールの都合が合わないというケースです。この場合の伝え方の例を紹介します。

理由・言い訳の例

「すみません、お伝えしていたシフトのなかで〇日から〇日までの間、(テスト期間や帰省などの理由)が発生したため出勤できません。大変申し訳ありませんが、〇〇(日にち・期間)はお休みさせて頂けませんでしょうか?」
「すみません、〇日は(就活の面接などの予定内容)があり、出勤できなくなりました。申し訳ありませんが、〇〇(日にち・期間)はお休みさせて頂けませんでしょうか?」

学校のテストや課題、帰省など、遊びの予定というわけではないものを理由にすればスムーズです。ただ前日になって言ってしまうと「なぜ直前になって言うのか」と怒られたり疑問を持たれたりする可能性があります。事前に、というのは幅がありますが、できる限り早めに伝えるようにしましょう。

法事や冠婚葬祭の予定がある場合

法事や冠婚葬祭などに立ち入るのは難しいものです。そういった背景を踏まえた理由を紹介します。

理由・言い訳の例

「すみません、〇日は祖父の法事があり、シフトに入れません。すみませんが、お休みさせてください。」
「友達の結婚式が〇日にあり、その日はシフトに入れませんでした。誤ったシフト提出をしてしまい申し訳ありません。その日はお休みさせてください。」
「〇〇(親戚・友人など)が亡くなってしまい、お通夜(または告別式)が〇日に行われることとなったので、すみませんがその日はお休みさせてください。」

こういった理由・事情は「そんなことで休むな」とは言いにくい要素です。ただし、結婚式や法事は土日に行われることが多いので、平日に休む場合は使いにくい理由になってしまう点、注意してください。また、お通夜や告別式は平日にもありますが、頻繁に使うと明らかに怪しまれます。

自宅・近隣とのトラブルの場合

近隣トラブルや住宅事情など、実家住まいであっても、学生の一人暮らしであっても、いつ起こるかわからないトラブルがあります。ここ数年は、異常な隣人による嫌がらせ行為などがニュースで紹介される機会も多く、こうしたトラブルは誰にでも起こりうるという社会的な認識も進んできていますから、欠勤理由として認められる可能性も、少しずつ高まってきています。

理由・言い訳の例

「最近、隣の家の人とトラブルになっていて、家を離れている間に、〇〇(物を壊される、ゴミを入れられるなど)の嫌がらせを受けています。大家さんにも伝えていますが家を空けると不安なので、少しの間、シフトを休ませてください。」
「〇〇(ドア、鍵、壁など)が〇〇(台風、老朽化など)の事情で壊れてしまい、業者に依頼しているのですが今のところ留守番する人間が居ないと泥棒に入られてしまうので、休ませてください。」

あまりに大きな話にしてしまうと、職場の方が逆に心配して、家を確認に来るかもしれません。家族や大家さんには相談してある、解決の方向に向かっているなど、一時的なものである見込みや、安心材料も同時に伝えておくのが無難です。

連絡は電話で行うのが基本

LINEやメールなど、相手が100%そのときに見て確認できるとは限りません。直接話ができる電話で行うのが基本です。万一不在だった場合には、LINEやメールという手段を使うことになりますが、その場合であっても、最初に電話したときに伝言をお願いし、LINE・メールの後であらためて電話することをおすすめします。

一方的に知らされるよりも、直接、自分の声で話をされて伝えられる方が心象は悪くなりにくいものです。

まとめ

当日に連絡する場合は体調不良、家族・身内の事情、学校の課題、天候などが理由として挙げられます。理由の性質上、嘘をついたり頻繁に使うと怪しまれたりシフトを減らされる可能性があるので、普段の勤務態度が重要です。

事前に連絡する場合は当日よりも伝えやすいと言えます。帰省・試験・就活や冠婚葬祭など立ち入りにくい事情、自宅や近隣などのトラブルが理由であれば当日急に言うよりもスムーズに休みやすいと言えます。

いずれの場合でも、LINEやメールではなく、電話で行うようにしましょう。言いづらいからといってバックレたり、サボるのはNGです。

決まっているシフトを休むとなると、自分で思っている以上に影響がある場合がありますから、連絡の電話はなるべく早くかけましょう。そのときの考え方のポイントを詳しく解説しています。

曜日や時間について相談に乗ってもらいやすい環境のバイト先であれば、少なくとも事前の連絡についてはだいぶスムーズに対応してもらえるところが多いでしょう。

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