バイト先で悪口を言われるターゲットになった場合のベストな態度

バイト先で悪口を言われるターゲットになった場合のベストな態度

年齢も経歴も、色々な人が集まるバイト先。合わない人も勿論出てくると思いますが、それが悪口となって形になると、やはり気分が滅入るものです。「自分ばかり悪口を言われる…」「嫌だな、バイトを辞めたな…」と思ってしまった時の対処法について、解説します。

いわれのない悪口なら無視してしっかり仕事をする

そもそも何で悪口を言われているのかわからない、心当たりがないのであれば、難しいかもしれませんが、やはり一番は「気にせず無視する」ということです。

アルバイトを始めた目的の大半は、働いてお金を稼ぐことか、何らかの技術を身に付けることといったものです。せっかく受かったアルバイト先で、他人の悪口を言って楽しんでいるような人と、無理して親しくする必要はありません。仕事上必要な最低限のコミュニケーションを取る以外は、関わらなければいいのです。

仕事で必要なことをきちんとしている限り、店長や責任者から咎められるということはないでしょう。

悪口でとどまっているうちは気にせず過ごしてもかまいませんが、もしもそれが私物を盗まれたり壊されたり、あるいは暴行を振るわれたといった行為にエスカレートした場合には、ためらうことなく店長に報告し、警察へ連絡しましょう。仕事で無視されて、業務上の連絡が滞ってしまうのも店長に相談しましょう。

被害を受けた際の日時や証拠も、あるに越したことはありません。危ないな…と思い始めたら、出勤した日の出来事などを、こまめに記録するようにしましょう。

悪口を言われてその場で反論する場合

直接的に悪口を言われて、そのまま言われっぱなしにしておくとまずい場合や、何かしら反論する必要がある場面もあります。

とっさの場面での判断なので難しい局面ですが、相手の言っていることを冷静に受け止めた上で、「それは〇〇と関係ないのではないでしょうか?」「どういう理由があるんでしょうか?」など、根拠や理由となるものを一つ一つ丁寧に聞いてみましょう

相手側から「〇〇のときに〇〇してたのは問題だと思う」など、悪口の根拠になる内容があればそれはきちんと受け止めて改めるようにすれば良いですし、確認したところ誤解や言いがかりのような内容であれば、そのことを相手にも理解してもらっておくことが大切です。

悪口に心当たりがあるものは改める

つい最近まで、普通にシフトに入っていたバイト仲間から、突然悪口を言われるようになった場合、これはかなり、精神的に辛いものがあります。

その悪口の内容について、自分でも欠点だと思っていること、心当たりがあることを言われているのであれば、直すよう心掛けたり、悪口を言っている人たちに直接、迷惑をかけたり不快な思いをさせたことを謝って「今後、直していきます」と宣言すると良いでしょう

ただ、自覚はあるものの自分ではどうにもならない点を言われている場合、例えば、容姿にまつわることだとか、家族のこと、個人の趣味に関することを言われている場合は、相手にしないのが一番です。

他の曜日・時間にシフトを変更する

多くのバイトでは、バイト先の人とは仕事場でだけの付き合いなわけですから、仕事中は聞こえていないふりをして、業務に集中してしまいましょう。また、悪口を言ってこない人とだけ付き合うようにするのも、一つの解決策です。

そのための具体的な対処法としては、シフトの変更を店長などに申し出て、状況も併せて報告し、シフト変更の相談をすることです。職場の人間関係が悪い状態だと、うまくお店が回らず、店長にとっても困ることになるので、一緒に解決策を考えてくれたり、悪口を言ってくる人とシフトが一緒にならないように調整してくれるでしょう。

バイトリーダーや店長に相談する

悪口の内容が就業態度に起因するものであれば、まずはそこを改めましょう。何を直せばいいかわからない時には、思い切って本人に聞いてしまってもいいと思います。

ただ、身に覚えがない場合や、具体的にどうすれば良いのかよくわからない場合、バイトリーダーや店長に間に入ってもらって、話し合いや解決に向けて協力してもらいましょう。

相談を持ちかける言い方例
「最近、ここで仕事をしていて、他のスタッフの方から××(悪口の内容)ということなどを言われ、(自分では身に覚えがないので)困っています。自分に至らない部分はたくさんあると思いますが、目につく部分だけでも、具体的に指摘して頂きたいと思っています。ただ、このままでは具体的にどうすれば良いのかわからず、バイトを続けていくことにストレスを感じてしまっています。頑張っていきたいと思いますので、間に入ってもらえませんでしょうか?」

大切なのは、自分の向上心を、相手に伝えるということです。仕事に誠実に向き合う姿勢があると判ってもらえれば、バイトの戦力にもなりますので、協力してもらいやすいでしょう。

店長より上の立場の人に相談する

職場によっては、長年パートで勤務している方や、バイトリーダーの権力が強く、店長の肩身が狭いようなところもあります。そういったバイト先で、暗黙のルールに触れてしまって怒りを買ったり、機嫌を損ねたりして悪口を言わるようになるということもあります。

こういった場合は、早めに店長さんや、責任者の方に相談するのが第一ですが、それでもうまく解決できない可能性もあります。

特に、いわゆる「お局さん」的な存在の方に睨まれてしまった場合は、自分の現状を、解決できる力を持った立場の人に伝えることが大切です。

もし店長だけでは解決できないような場合は、本社の従業員相談窓口に連絡するか、さらに上の立場にある、スーパーバイザー・エリアマネージャーといった方へ助けを求めましょう。ただ、店長にも責任、メンツがありますので、立場を無視した飛び越し相談をする前に、必ず前もって伝えることが重要です。そうなると、店長もよりいっそう本気になって解決に向けて動いてくれる可能性も高まります。

こうした行動をとっても事態が改善しない場合は、退職を考えてもいいかもしれません。現場の問題に真剣に向き合ってくれないような職場は、将来的により大きなトラブルを抱える可能性があるからです。嫌な思いを重ねる前に見切りをつけて、新しいバイトを探し始めましょう。

どんな職場にも、人間関係のトラブルはつきものです。スルーする・立ち向かう・その場を離れるなど、状況に応じて柔軟に対応していきましょう。

身に覚えがなくても、嫌われるような行動をとってしまっている可能性はゼロではありません。好かれるようなアクションを取るコツを紹介していますので、参考にしてください。シフト自由のアルバイトであれば、悪口を言ってくる人とシフトがかち合わないように調整してもらいやすいところが多いでしょう。

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