飲食店でバイトする場合の志望動機の書き方面接での伝え方例(居酒屋ほか)

飲食店でバイトする場合の志望動機の書き方面接での伝え方例(居酒屋ほか)

バイトの定番である、居酒屋やファミレス、ファーストフード店などの飲食店。志望動機をどう書くか、面接で伝えるかは悩ましいところです。今回は、飲食店バイトの採用家庭で使える、志望動機の書き方・話し方について、例を交えながら解説します。

志望動機は「なぜそのお店で働きたいのか」に対する答え

「志望動機」と聞いてピンと来ない人もいるかもしれませんので、あらためて志望動機について簡単に解説します。志望動機とは「そのお店(バイト応募先)で働きたい理由」のことです。

採用担当者は数あるバイトのなかで「なぜ(他のお店ではなく)うちのお店で働きたいと思ったのか」ということを採用担当者は聞きたいわけです。その答えは人それぞれあるでしょう。

ここでのポイントは「採用担当者が(なるほどと)納得しやすい志望動機のほうが採用される可能性がアップする」ということです。

履歴書の書き方ポイント・例

まず履歴書には志望動機、自己PRの欄がありますので、志望動機はそこに書くこととなります。履歴書に記入する文字は手書きであれパソコンであれ、読む側が見やすい、わかりやすい大きさで書くのがマナーですので、あまり細かい字でたくさんは書けません。

志望動機は面接の場で深く掘り下げて伝えるのと、文字数の限界もあるので履歴書に書く内容は簡潔にまとめて意欲を伝えるのがポイントです。スペース的には60~120文字以内程度でまとめると読みすいでしょう。

履歴書の記入例を以下に紹介します。

キッチン志望の場合(居酒屋)

「こちらでキッチンの仕事をしてみたいと考え、応募いたしました。料理に特別自信があるというわけではありませんが、早くレシピを覚えて頑張ります。個人的にもだし巻きや揚げ物などのこのお店のメニューが好きなので、家でも作れるようになりたいです。」

ホール志望の場合(ファミレスなど飲食店全般)

「ホールの仕事をしてみたいと考え、応募いたしました。ホール業務、お客様への対応を通じて社会で働く上での基本的な礼節を学びたいと思います。まずは早く仕事に慣れるよう、積極的に学んでいきたいと思います。」

ホール・キッチンを問わない場合(飲食店全般)

「こちらのお店が昔から家族や友達と来ていて雰囲気がすごく好きだったので応募しました。未経験なのですが早く覚えてお役に立てるように頑張っていきたいと思います。」

志望動機を履歴書に書く際にはこちらの記事も参考にしてみてください。

面接での伝え方のポイント・例

面接で「うちに応募した理由を教えてください」という質問があれば、そのときに志望動機を答えます。面接の流れは基本的に以下の通りですが、やり取りの流れから「面接で採用担当者から志望理由を聞かれたとき」に答えるのが自然で基本となります。

  • (入室)挨拶
  • 自己紹介
  • 採用担当者からの仕事内容の説明
  • 採用担当者からの質問
  • 応募者からの回答(4,5を何回か繰り返す)
  • 応募者から(最後に)何か質問はありますか(ない場合もあります)
  • 面接終了の挨拶・お礼(退室)

この流れの中では4のときに志望動機の質問があり、5で回答する、ということになります。2の自己紹介時にはまだ志望動機を話す必要はありません。自己紹介は基本的に姓名、年齢、通っている学校・学部、趣味、何を見て応募したかなどを話せば良いでしょう。

居酒屋の場合

「こちらのお店は大学のサークルの飲み会で利用させていただいてます。スタッフの方の対応が元気いっぱいで気持ち良く、私もこちらのお店での接客を勉強させていただきたいと思いました。」

ファーストフード・ファミリーレストランの場合

「子供のころから家族や友達と来てました。仕事はもちろん大変なこともあると思いますが、明るい雰囲気で子供のころから慣れ親しんだこの〇〇でぜひとも働きたいと思って応募しました。」

カフェの場合

「このお店の温かい雰囲気、接客の感じが好きでよく利用させていただいていました。素敵な店員さんばかりでぜひここで働きたいと思っております。」

面接で聞かれなかったら最後に自分から伝えるのもおすすめ

多くのバイト面接では、上で紹介したようなタイミングで採用担当者からの質問の定番で志望動機を聞かれますが、もし聞かれなかった場合、6の「何か質問はありますか」と聞かれたときに「質問というわけではないのですが…」と自分から切り出して志望動機を伝えるという方法があります。

また、5がなかったときにも同様に、面接終了の話になりそうなタイミングで「すみません。最後に私から今回こちらのバイトに応募した志望動機をお話しても良いでしょうか?」と聞いて自分から話をしてみると良いでしょう。まず断られることはないでしょうから、しっかり志望動機を話すと好印象になります。

自分から切り出す場合(飲食店全般)

「すみません、質問というわけではないのですが、このお店に応募した理由をどうしてもお伝えしたいと思います。求人サイトの〇〇でこちらのお店のことを知ったのですが、お店の雰囲気が明るく賑やかそうで、ぜひここで働いてみたいと思いました。飲食業の経験はありませんが、イチから頑張って身に付けたいのでよろしくお願いいたします。」

応募先の仕事に直接関係ない動機は控えめに伝える

正直どこでもいいから、家から近くて時給が良いところで受かりそうなバイト先で、お小遣いを稼ぎたいという心情もあるでしょう。履歴書や面接時に伝えられた志望理由以外にも、そういった応募の動機がある程度の割合を占めているということは採用担当者も承知しています。

隠す必要はありませんが、それだけだと「その志望理由だったらうちの店じゃなくてもいいのでは?」と思われてしまうので、「家から近いお店だったので応募しました」「時給が高くお小遣い稼ぎになるので応募ました」というのはメインの理由とはせずに補助的な伝え方に留めておくほうが無難です。

また、応募先にとってもメリットのあることを伝えると良いでしょう。例えば家から近い=ギリギリまでシフトに入れる、緊急時にも出勤しやすいといったことです。履歴書や面接で伝える例を紹介しますので、これまでに紹介した志望動機と組み合わせてみましょう。

家から近いことを伝える場合

「たまたま家からも近く自転車で数分で到着できますので、電車の時間は気にせずシフトに入れますし、緊急の場合でも対応しやすいかと思います。」

お小遣いを稼ぎたいことを伝える場合

「自分の力でお金を稼ぎたいと考えていたところ、こちらのバイトはシフトに多く入れそうで、昇給のチャンスもあるようなので頑張って働いていきたいと思いました。」

この「家から近い」「お小遣いを稼ぎたい」以外にも、応募先の業種・職種に無関係なことは少なくともメインに持ってくるのは控えておいたほうが良いでしょう。

志望理由、志望動機は内容次第では面接時の自己PRにもなりえるものです。自己PRについては上記の記事を参考にしてください。飲食・フードの求人は全国で多数あり、アルバイトの定番とも言えるものです。

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