【大学生向け】バイト履歴書『志望動機』の書き方と具体例
「成長・学びの姿勢」を忘れずに
バイトの応募するときの志望動機。何をどう書いていいのかわからない人も、多いのではないでしょうか。
大学生は、勉強が本業。バイトをしながら、何かを学びたいという姿勢を伝えることができれば、志望動機としては、とても充実した内容になります。
家が近いから、稼ぎたいから、などの志望動機も悪くはありませんが、バイトを通じて成長したいという思いを絡めると、雇う側にとっても「こういう人はしっかり仕事してくれそうだな」という印象を持つでしょう。
「この仕事を通して、接客を学んでいきたいと思いました」「世界のお酒の種類を知ることで、世界の歴史を学ぶことにも通じるのではないかと、とても興味があります」などと、バイトをしながら、その仕事内容から何かを学んでいきたい、勉強をしたい、仕事を極めたい、ということを応募先に伝えることが重要です。
志望動機を書く時は学びの姿勢を忘れずに、ということを心がけておくと良いでしょう。
「お金を稼ぎたい」は「稼いで何に使うか」まで伝えよう
短期のバイトでは、卒業旅行や夏期休暇の旅行費用のためにバイトがしたい、という理由でも構いません。
ただし、単に稼いで遊びたい、ということではなく、「歴史が好きで、ヨーロッパの建築物を見に、卒業旅行でヨーロッパ一周を考えています。
将来はデザイナーになりたいので、建築の細部まで実際に見て見たいと思っています」など旅行で何かを感じ、将来の糧にしたいという内容があれば、なおさら充分な志望動機になります。
海外ではなくても、「京都のお寺を小さいところも巡って、日本の歴史を深く知ってみたい」「温泉巡りにいき、泉質や、どのような地層に泉源があるのかを実感したい」など、旅行を楽しむのはもちろん、さまざまな勉強をしたい、ということを伝えることがポイント。
「彼氏や彼女、友達と旅行に行きます」というよりは、大学生らしく、学業にちなんだ旅行の理由をつけると、立派な志望動機として受け取ってもらえるでしょう。
シフトに無理がないというのも志望動機になる
大学生は学科によって授業の時間が変わってきます。
休みの日は固定されていますが、授業は午前中だったり午後だったり変動してしまうため、なかなかバイトが見つからない、という人も少なくありません。
そんな大学生の立場に立ってシフトを考えてくれているバイト先も、増えてきています。
シフトの融通がきく、というセールスポイントの応募先には「授業が午前や午後にランダムに変わるので、2週間ごとにシフトの調整が可能という、こちらのお店に、応募させていただきました」などと、学校生活に無理がないシフトを組んでもらえるからという理由は、志望動機として通用するでしょう。
大学生は勉強が本業ですから、テストがあります、という理由でシフトの調整ができて当然です。
大学生がバイトをする時は、あらかじめ、学校優先でシフトを組んでくれるバイト先を見つけたいですよね。
ですからシフトに無理がないというのは、大学生にとって充分な志望動機になります。
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大学生歓迎の職場であれば、どういう学生からの応募が多いかをだいたいわかっているので、志望動機に関するハードルはそれほど高くはないと言えるでしょう。