スーパーのバイトでレジ打ち、早く慣れるコツ

日頃、自分がスーパーを利用するときには当たり前に問題なく買い物ができるものですが、いざ自分が働いてみるとレジ打ちもなかなか大変なところがあります。
スーパーマーケットでアルバイトすることを考えている人のために、レジ打ちの裏事情、うまく上達するための意識するポイントをお伝えします。

バーコードリーダーの読み取りに慣れる

ほとんどのお店でレジ打ちはバーコードリーダーですから、簡単そうに見えますよね。

しかしレジ打ちの大変なところは、バーコードリーダーが反応しなかった場合です。バーコードに反応しなかった場合は商品番号を手動で打ち込まなければいきません。

バーコードだけに頼らず、商品番号を早く打つこと、領収証の出し方、チラシに書かれた特売・お勧め品の値段の素早い確認など、簡単そうに見えるレジ打ちも慣れるまでは、時間がかかることもあります。

またレジは機械ですから、壊れることもあります。そういった場合のオペレーションも確認しておけば、混雑時にトラブルが起きても最小限でとどめることができます。

研修中は先輩スタッフが一緒に付いて指導してくれるお店がほとんどですので、レジが動かなくなったときの対応もしっかりできるように学びましょう。

ポイントカード、領収書、カゴ整理も業務の一環

レジ打ちのバイトは、レジを打つだけではなくポイントカードや領収書の発行、レジ袋の追加、カゴの整理整頓などを行います。

お店によってはレジ袋の追加やカゴの整理整頓は、レジ打ち以外のスタッフがおこなうところもあります。

また1つ売りの野菜などは、商品自体にバーコードをつけられませんから、レジスタッフが個数を数える必要があります。

領収書はお客様によっては金額のみ、明細ありで発行の仕方も変わってきますし、クレジットカードなどの支払いの場合もあります。

袋詰めについては、最近はセルフサービスとなっていてお客様自身が行うお店も増えてきていますが、ご年配のお客様や小さい子どもにはレジ打ちが袋詰めをするように、教育をしているお店もあります。

マニュアル通りに規定があるお店もあれば、レジ打ちの自己判断で、接客をするお店もあります。

お客様に気持ちの良い対応をしながら、ミスがないようにレジを速く打ち、支払い方法によって対応していくといった業務を1人でこなす必要があるため、レジ打ちは要領をつかむまでが、大変ですね。

一人一人のお客様への気遣いを忘れない

レジという場所柄、お客様を接客する機会はたくさんあります。

慣れないうちはレジを打ちだけでも精一杯ですが、接客が好きな人にとって、一言二言、お客様と会話ができるのもレジ打ちの魅力です。

スーパーには必ず常連さんがいて、わずか数分のレジを打っている間でも「今日は暑いですね」「お元気ですか?」など声かけをすることを推奨している店舗もあります。

そういったコミュニケーションを心がけることで、数あるスーパーの中でも、あの人は今日いるかな、とわざわざ足を運んでくれるお客様が増えるのです。

流れ作業にも見えるレジ打ちのバイトですが、慣れるまでが大変な分、接客のノウハウを自然に身につけることができる、メリットも多いバイトです。

どんなに大変で忙しくても、笑顔と挨拶、気配りは絶対に忘れないように心がけましょう。

少しだけでも、会話することが楽しみで来てくれるお客様が増えるような接客ができるようになれば、レジ打ちのバイトは、将来どんな仕事にも役立つ経験になるでしょう。

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