家庭教師と塾バイトこれだけ違う!メリット・デメリット
家庭教師のメリット・デメリット
人に教えることが得意、という人に最適な家庭教師や塾講師のバイト。しかし同じ「教える」バイトといっても、それぞれにメリットやデメリットがあります。
時間の融通がきき、条件交渉しやすいというメリット
生徒の自宅で勉強を教える家庭教師のメリットは、スケジュールなどをある程度自分とその家庭との間で決められることです。
派遣会社などを仲介する場合は、時給や勤務シフトなどがあらかじめ会社に決められることもありますが、会社を通さない場合には、「時給は〜円」などあらゆる条件を自分で交渉することも可能。
会社に雇用されていないとトラブル時に大変というデメリット
ただ、会社を通していない場合は、支払いが滞っていたり、生徒やその家庭と万が一なにかのトラブルが起こった際に、誰にもサポートしてもらえない、というデメリットがあります。
会社を通すとマージンが引かれ、時給も割安にはなりますが、そうした不測の事態を考えると、会社を通した方がよいかもしれません。
塾講師のメリット・デメリット
塾の講師には、個別と集団の二つの指導スタイルがあります。
個別は家庭教師のようなもので、集団は学校の教師のようなもの。特に集団指導では、複数の生徒を相手に、生徒全員に分かりやすく教えなければならないので、家庭教師や個別とは違うスキルを身につける必要があります。
集団指導のスキルが身に着くというメリット
塾講師のメリットは、集団指導なら将来教師を目指している人にとって、とても貴重な経験になるという点でしょう。多くの人を前に話したり、いかに分かりやすく、飽きさせない授業をするか、などのコツを、実践を通してつかめるからです。
教員志望者であれば、お金をもらいながら指導力を身に着け、実践で学べるので、大きなメリットと言えるでしょう。また、集団指導であれば、家庭教師よりも時給は平均的に高めに設定されている場合が多く、稼ぎやすい仕事です。
休みが取りづらいというデメリット
塾講師のデメリットは、休みが取りづらいこと。1対1であれば、その生徒と自分だけの都合を合わせればよいですが、集団であれば誰かほかの先生に代わりを頼まなければならないでしょうし、ただ代わってもらうだけでなく、授業の進み具合や生徒ごとの指導のポイントなどを引き継ぎする必要が出てきます。
まとめ
時給やスケジュールの融通がききやすいけれど、会社を通していないとトラブルがあった時に面倒な家庭教師。
集団指導で「複数に教える」スキルを身につけられるけど、休みが取りづらい塾講師。
同じ「教える」という仕事ではありますが、どちらのバイトでも、メリットとデメリットはあります。
「スケジュールが調整しやすい方がいい」、「将来教える仕事につきたい」など、自分の希望や展望があるのなら、それに沿って家庭教師か塾講師かを選択するのがベストです。
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