バイトで髪色自由ってどこまでOK?一般的な基準やトーンは?

髪色自由のバイトってどこまでOKなの?一般的な基準やトーンについてどのレベルまで大丈夫なのか詳しく解説します。髪染めOKのアルバイトを探している高校生や大学生、短大生の方も要チェックです。

一般的には明るい髪色までOK

求人票に書かれている髪色自由は企業が自由に記載しているものなので、決まった基準がありませんが、一般的には明るい髪色までOKの場合に、髪色自由としている企業が多いです。明るい髪色はNGで、落ち着いたブラウンまでOKとする場合は髪色自由の記載がない場合が多いです。

明るい髪色の人は髪色自由の記載がある求人から探すのをおすすめします。

企業によってOKの基準は違う

ですが、企業によって基準が違っているので、髪色自由・髪染めOKと書かれていても実際は明るい髪色はNGというケースもあります。

髪色自由と書いてるからといって、何色でもOKだと受け取ってしまうと、違っていることもありますので注意しましょう。

Check!

求人票に「髪色自由」 実際は →どんな色でもOK
求人票に「髪色自由」 実際は →明るい髪色OK
求人票に「髪色自由」 実際は →落ち着いたブラウンまでOK

記載がない場合はトーン6〜7程度までが目安

では明るい髪色というのはどの程度なのでしょうか。

一般的には日本カラー協会のレベルスケール(美容室でもヘアカラーする際に用いられるカラーチャート表の明るさ)が基準とされることが多く、多店舗展開する大手チェーン店などは、この基準をもとにしていることも多いです。

レベルスケールは、髪の明度(明るさ)を4〜15の12段階に分けて作成されたもので、一般的にはトーン6〜7程度が髪色の基準にされることが多いです。

トーン6〜7程度であれば髪色自由の記載がなくても注意されることは少ないでしょう。8以上だと明るい部類に入りますので、髪色自由の記載がない場合はNGとなる可能性があります。

Check!

トーン3~5:地毛に多い髪色、髪を染めていない人の髪色はだいたいこの色
トーン6~8:やや明るめの髪色、ちょっと髪を染めたかな?と思うようなさりげない明るさ
トーン8~10:明るい髪色、髪を染めたと一目でわかる明るさ
トーン11~12:かなり明るい髪色
トーン13以上:ブリーチ必須

飲食店やカフェでもトーン8までOKのところも探せば見つかります。

色の種類は茶色・ブラウン系が基本になりますが、最近ではアッシュ、グレージュなどカラーも人気です。ブラウン系よりも自然ではない色味になりますので、ブラウン以外はNGとしているところもあります。トーンが明るくなればそれだけ色が目立ちますので茶色以外の場合は確認するなど注意が必要です。

美容室のカラーチャート

美容室でヘアカラーするときの見本、カラーチャートにもトーンの数字が書いている

派手髪は基本的にどこもNG

髪色自由なバイトで、髪色に関しては一切ルールなしとしている求人でも、派手な金髪、赤髪、青髪、緑髪、銀髪や、メッシュ、グラデーションなどの自然ではない色はNGとしていることも多いです。

自然ではないヘアカラーの場合は、面接の場などで事前に確認するようにしましょう。

比較的髪色自由な職種のアパレルでも、派手髪だとブランドイメージに合わないとしてNGとなる場合も多いです。

採用担当者に聞いた!!髪色自由はどこまでOK?

多店舗展開する大手企業の採用担当者様に「バイトで髪色はどこまでOKなのか?」についてインタビューした内容をまとめました。
※『バイト徹底調査』に掲載された記事のうち、髪色についての部分を抜粋した内容をまとめています。

業種・業態可/不可どこまでOKか
アパレル販売ブランドイメージを損ねない範囲であれば自由
アパレル販売ブランドイメージを損ねない範囲であれば自由
下着販売制限あり自然なブラウンは可
下着販売制限あり自然なブラウンは可
メガネ店制限あり女性は少し明るめの茶色でも可、男性はトーンをおさえる
コスメ販売制限ありブランドのイメージを損なわない範囲であれば可
お酒販売制限ありあまりにも明るい髪色はNG
スイーツ販売制限あり少し明るめのブラウンであれば可
スイーツ販売制限あり黒に近いブラウン程度まで可
コンビニ制限あり明るい茶髪程度であれば可
ファミレス制限あり黒より少し明るいブラウンでも可
カフェ・喫茶店制限ありブラウン系の落ち着いたトーンであれば可
焼肉店制限あり明るい髪色はNG
ラーメン店制限あり節度ある程度であれば可
ラーメン店制限あり明るすぎないものであれば可
お好み焼き店特別なルールなし
居酒屋茶髪など明るい髪色でも可
居酒屋制限あり明るい髪色はNG
居酒屋制限あり明るい髪色はNG
居酒屋制限あり明るい髪色はNG
漫画喫茶・ネットカフェ自由
コールセンター規制なし
個別指導塾制限あり黒か、落ち着いたトーンの茶色であれば可
制限ありスケールレベル7程の暗さまで
ガソリンスタンド制限あり明るい髪色はNG
パチンコ店制限あり明るめのブラウンでも可
パチンコ店制限あり規定された範囲内(トーン9)の明るさまで可
リラクゼーション制限あり黒髪に近い茶色程度であれば可
リラクゼーション制限あり明るすぎないものであれば可
美容サロン、ヘアスタイリスト制限あり7トーン程度のブラウンであれば可

30社程度の企業の回答ですが、髪色自体黒髪でないとNGというところはありませんでした。昨今では少し程度であれば茶髪などブラウン系の色などは問題ないケースが一般的であることがうかがえます。「髪色自由」の記載がなくても制限ありでOKというところが殆どでした。

また、なかには飲食店であっても外国人が多く働いているケースでは、髪色に全く制限がなかったり、学生時代は自由なスタイルで過ごしてほしいと考えるお店もありました。

髪色自由なのに・・・嘘もある?

求人票では「髪色自由」の記載があったけど、面接で髪色を変えるように注意された、実際に働き始めたら注意されたなどのケースも僅かにはあります。バイトする側の立場からすると騙された、嘘をつかれたと感じると思いますが、これは最初に書いたように髪色についての基準が企業によって違うことが主な理由です。

繰り返しますが、求人票に書かれている髪色自由は、企業が自由に記載しているものなので、決まった基準がありません。「髪色自由」と書かれていても一般的には、自然でない派手髪はNGのところが殆どですので、明るい髪色や派手な髪色の人は事前にどこまでOKなのか確認するようにしましょう。

また、接客業では髪色自由であっても重要なのは清潔感です。汚らしい印象を与えてしまうカラーリングだとNGになる可能性は高いので、他者から見て清潔に見られるかどうかも注意しましょう。

カラーリングすると色が明るくなりますので、ボサボサでセットもしていない状態だと黒髪や落ち着いた色味よりも汚らしく映ることもあります。ダメージで油分も少なくなっていると髪質もぱさぱさで印象もよくないです。トリートメントするなど髪の手入れもしっかりして清潔感を感じられるように心がけましょう。

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