過去のバイト経験は後で確認される?ウラ取りの実際
バイトのウラ取りは極めて稀
正社員や大企業の場合は、過去の職歴だけでなく、家族構成や身辺調査などを徹底して行う会社も少なくありません。
福利厚生や社会保険などの待遇があるため、重複して雇用されていないかなど、確認をとっておかなければいけないからです。
また介護施設や保育施設などの、人の命を預かる仕事では、未経験者にできる仕事は限られているため、経験値にウソがないかをきちんと調べる必要があります。
このようにウラ取りをしなければ採用できない、というバイト先ではない限り、わざわざ面識のない他社に連絡をして「そちらに以前〜さんという方がバイトされていましたか。どんな理由で辞めましたか」などと聞く応募先は、極めて稀、といっていいでしょう。
しかし、どこで誰が繋がっているかわからないので、ウソを付くのだけは絶対にやめたほうが良いでしょう。
系列店なら採用前に確認される場合もある
「過去同じ系列のチェーン店で働いていたので、実際に働いていたか、どんな理由で辞めたのかを細かく聞かれたけど、嘘をついたら不採用になった」ということもあるのが、採用前のウラ取り確認。
そうはいっても、上で解説したとおり、すべての応募先がウラ取りをするわけではありません。
過去のバイト先と応募したお店の人がたまたま知り合いだった、とか、チェーン店で情報がすぐわかるという場合、確認されることもあります。
そうではないバイト応募の場合、以前の職場に電話されて確認されるかも…、などとあまり考え過ぎなくても良いでしょう。
また、特に短期のバイトでは登録制のものが多いので、ウラ取りをしてまで雇用しなくてもあまり問題がないことから、アルバイトの応募後に過去のバイト先に確認されるということはほぼありえないと考えて良いでしょう。
過去の経験を聞かれてもウソをつかないようにすればOK
バイトの面接で、過去の経験を聞かれることがあります。
そのときに「〜でバイトしていました」などと、本当は働いていないのに、ウソをついてしまうのは良くありません。
万が一ウラ取りをされて、ウソがばれてしまった場合、完全に不採用になってしまうでしょう。
とはいえ、絶対に過去のバイト経験を聞かれるとは限りませんから、履歴書に書いた職歴と同様の話ができれば、問題ありません。
履歴書に書くときの「以前のバイト先」も、ウソがないようにすることが重要。
ウラ取りをされたところで、採用に重大な影響を及ぼすわけではありません。
遅刻や無断欠勤が重なって強制解雇になっていたり、盗みをしたり犯罪まがいな辞め方をしていれば話は別。
採用に影響が出るような辞め方はしないように、心がけましょう。
短期バイトなら登録制のものが多く、過去の経験を聞かれるケース自体も少なくなります。