トップスのバイト徹底調査!ケーキ、カレーで人気のお店の面接やシフトは?

こんにちは、マイベストジョブ事務局です。今回は、チョコレートケーキで有名なケーキ販売店「トップス」のアルバイトの面接やシフト、仕事内容などについて営業部長の阿部さんに話を聞いてみました。

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トップスについて

ケーキ販売店「トップス」は、1964年に赤坂の旧TBS館内にオープンしたアメリカンスタイルのレストラン「Top‘s」から誕生しました。

同レストランで、デザートとして提供されていたチョコレートケーキの持ち替えりを希望する顧客が多く、その声に応えるため店頭でケーキの販売をスタートさせました。これにより「トップス」のケーキが広く知られるようになり、「トップスと言えばチョコレートケーキ」と言われる所以となっています。

赤坂にあったレストランが原点のため、多くの人に「赤坂トップス」として親しまれていましたが、現在では店名を「トップス」に統一しています。

各地の百貨店やショッピングセンターといった商業施設に都内を中心に30店舗程を出店するほか、レストラン「Top‘s」やカレーショップ「トップス」、「Top‘sキーズカフェ」系列店舗として展開されています

50余年にわたり親しまれているトップスのケーキの販売員をするに前に、おさえておきたいポイントを見ていきましょう。

トップスは全国百貨店や駅ナカ商業施設に出店しています。

面接での質問・注意点について

ケーキ販売店トップスの多くは商業施設の中にあります。そのため、各施設に合わせた接客マナーや販売技術を学ぶことが必要で、トップスの一員として、また出店先施設の販売員としての自覚を持つことが求められます。そんなトップスのアルバイトの面接で聞かれることや、重視されている点について紹介します。

面接までの流れ

アルバイト希望者が応募フォームか電話で応募すると、担当者から面接日の連絡があります。履歴書は、面接当日に写真を添付したものを持参します。

面接は、基本的には採用予定店舗の店長と応募者1対1、もしくは店長と営業担当者の2対1で行われます。

面接では、おもに「志望動機」「過去の職歴、アルバイトの経歴」「過去の仕事、あるいはアルバイトでうれしかったこと、大変だったこと」について質問があります。各質問の意図や、その質問からどういったことが判断されるのかを見ていきましょう。

志望動機の質問では仕事に対する意識、コミュニケーションに注意

志望動機では、応募者の仕事に対する意識や姿勢が見られます。
応募者からは、ケーキが好きだから、スイーツが大好きだからといった理由が挙げられることが少なくありません。また、そういった答えが悪いわけではありません。

しかし、ケーキショップは「甘い香りに囲まれたやさしい空間」といった憧れだけが膨らみ、接客や販売を行うサービス業だということをきちんとイメージできず、なかには人と話すことが得意ではない、といった応募ケースもあります

そのため、志望動機などを聞く過程で、コミュニケーションに不安がないか、仕事としてきちんと認識できているかどうかなどが判断されます。

職務経歴やアルバイトの経歴

トップスでは、応募してくる人の経歴から大まかに以下の3タイプに分類して採用判断をしています。

  1. 百貨店などの商業施設で販売経験がある人(洋菓子店以外であっても、商業施設内の店舗で販売の仕事をしたことがある)
  2. 洋菓子店で勤務経験がある人(路面店や個人経営などの洋菓子店で仕事をしたことがある)
  3. はじめてアルバイトやサービス業に就く人

の3タイプがあります。それぞれの面接時のポイントについて解説します。

百貨店などの商業施設で販売経験がある人

専門店が並ぶ百貨店などは高いサービス基準を設けています。たとえば、来館者からお手洗いやエレベーター、エスカレーターの場所などについて質問があればきちんと案内できるように施設概要を把握する、施設が発行するポイントカードの特典やクレジットカードの取り扱い方を覚えるなど、さまざまなルールがあります。

アルバイトであってもそれらをきちんと覚えなければなりません。トップスはそういった商業施設への出店が多いため、洋菓子店は未経験でも、百貨店での販売経験者は即戦力として期待されるので、アピールポイントになります。

洋菓子店で勤務経験がある人

洋菓子店の経験者も、生菓子や焼き菓子といった商品の扱い方や接客、販売の経験を十分に活かすことができます。しかし、採用される店舗により、百貨店などが定める接客マニュアルなどを習得する必要があります。

そのため一般の店舗にはない細かいルールの説明や、一般のケーキ店との違う点などの説明がされます。

はじめてアルバイトやサービス業に就く人

トップスのアルバイトは未経験者もOKで、応募者は大学や専門学校の学生が多いです。学生は学校帰りの夕方から閉店まで、土・日曜日の週末や祝日の勤務を期待されます。できるだけ店舗が希望するシフトへ柔軟な姿勢を示すようにしましょう。

上記で説明した3タイプはそれぞれ採用されています。求められているポイントや一般ケーキ店との違いを理解して面接に臨むことが大切です

バイト経験を語るときは表情に注意

仕事でうれしかったこと、大変だったことに関する質問もされます。その際は、話すときの表情が見られています。接客業のため、基本的には笑顔が大切です。

しかし、接客業ではときおり顧客にお詫びをする場面も出てきます。そういったときに求められるのは笑顔ではなく、真摯な態度です。

楽しいときは柔和に、しかるべき状況では真剣にと、話す内容に合わせた表情ができるかどうかが見られています

はじめてのバイト先にケーキショップを選ぶ人も多いですが、面接では表情や言葉使い、声の抑揚などから「接客に向いているか」「節度ある態度で仕事ができるか」と言ったことが判断されことを頭に入れておきましょう。

面接では笑顔での応対ができるかを見られます。

仕事内容について

トップスではケーキのカット売りはないため、一般的なケーキ店と違いお客さんの注文に合わせてショーケースに並んだケーキをトングやケーキサーバーで取り分けたり、箱に入れたりする作業はありません。アルバイトの主な作業について紹介します。

注文から会計。商品の手渡しが基本作業

販売されているのは、チョコレートケーキやチーズケーキなど定番が6種類、季節限定が2~3種類、焼き菓子セットは約10種類と商品数はそれほど多くありません。ケーキも焼き菓子もきちんと箱詰めされた状態でお店に届きます

そのため、販売のおもな流れは

  • お客さんから注文を受ける
  • 注文の品を袋に入れる
  • お会計をする
  • 商品を手渡す

となります。

慣れてくると、オープン準備やレジ締め、売上や釣銭を施設内の所定の場所に預ける入金作業、売り上げ日報の作成、商品の発注などが任されるようになります。

ケーキの種類や大きさなどで異なる箱の種類を覚える

ケーキの種類によって箱の種類が変わります。また定番のチョコレートケーキなどは2~3人用のミニ、4~5人用のレギュラー、6~8人用のL(エル)などサイズ展開をしているので、箱のタイプやサイズを覚えます。

ケーキは気温が高いとクリームなどが溶けてしまうので、お客さんの持ち歩きの時間を聞いて保冷剤を入れるなどのサービスもあります。

のしや包装のマナーも必要

贈答用やおみやげ用に購入される焼き菓子を包装するのも仕事です。詰め合わせセットなどは、一度に複数の注文が入ることがあり、短い時間でたくさんの箱を包まなければなりません。急いでいても、包装紙の折り目やテープなどにゆがみがないようにきれいに仕上げることが求められます

また、商品にのし紙をかける場合もあります。のし紙は、蝶結びや結切り、水引などお祝いごとやお悔やみなど慶弔によって使い分けます。そのため、のし紙に関するマナーを覚えることが必要です。慶弔の品は包み方にもマナーがあるので、のし紙と合わせて習得します。

お祝いごとやお悔やみといった慶弔に関する間違いはクレームに発展する可能性がありますので、慣れないうちは店長や先輩スタッフにきちんと確認をとりながら対応していきましょう。

なお、こういった礼儀作法は販売の仕事に就く場合だけでなく日常生活でも欠かせません。バイト以外の多くの場面で役に立ちますので、きちんと学んでおくことをおすすめします。

バイトの特徴と評判、クチコミは?

商品の扱いは一般的なケーキ店よりもラク

前述のように、トップスではカットケーキの扱いがなく、基本的にケーキは1本ずつ箱入りのものを販売します。そのため、デリケートな生菓子をトレーに並べショーケースに出す過程で壊してしまう、注文を受けながらトングなどでカットケーキを取り出すときに落として廃品にしてしまう、といった心配はありません。

しかし、商業施設に入っている店舗は、工房から届く商品をバックヤードから店頭まで運ばなければなりません。納入用の大きな箱のままではなく、何個かを紙袋に入れ、箱が揺れてケーキを壊さないように注意して運びます。台車は、振動で商品が破損する可能性がある、お客さんがいるフロアを台車で往復するのは好ましくないといった理由で使用されていません。

また、近隣の店舗で欠品になったとき、商品を紙袋に入れて電車などで運び補充することもあります。このときも、振動による破損を防ぐため、キャリーバックなどは使用しません。

トップスでは仕上がったケーキ1本が箱詰めされて店舗に並びます。

店舗により接客マナーが厳しいことも

トップスは、覚えなければならない商品名や値段の数が少ない、生菓子をカットしたり箱に詰めたりする作業がないといった点で、ほかのショップより業務負担が軽いことが魅力です。また「家族のみんなが好き」「おみやげに持っていくと喜ばれる」など、なじみのファンが多く、顧客が商品をよく理解しているのもほかのケーキ店との違いであり、仕事をする上でのメリットと言えるでしょう。

百貨店や大型商業施設での店舗の場合はトップスのルールの他に施設のマナーに準ずる必要があります。その場合にはマニュアルを覚える、テストなども実施される場合があります。また、台車を使わず紙袋で商品を運ぶなどの力仕事も一部存在します。

まとめると

  • 商品の取扱いは一般洋菓子店に比べ比較的ラクといえる
  • ケーキ等の商品購入の割引がありケーキ好きにはお得
  • 未経験でもマニュアル含め研修制度が整っている
  • 職場に清潔感がある
  • 接客マナーが比較的厳しい

といった感じです。
清潔感がある職場はその分衛生管理やマナーも厳しくなります。慶弔事や接客マナーなどのルールさえクリアできるのであれば比較的誰にとってもおすすめの仕事といえます。

多くのサービス業が接客について細かいマニュアルを設けており、このような経験は他のバイトでも活きてきます。柔軟に対応し、前向きに取り組める人が良いでしょう。

制服、身だしなみについて

制服は貸与、靴のみ自分で用意

勤務に就く際は、帽子とブラウス、スカーフ、胸当てエプロン、パンツはお店から貸してもらえます。制服は自宅で洗濯します。

靴は、黒のパンプスを自分で用意します。ヒールのないタイプか、3~5センチ程度までの靴を選ぶようにしましょう。

髪型や髪色、ネイルについて

髪は、前髪はピンで留めて帽子の中に入れ、後ろでくくれる長さであれば後ろでひとつに束ねます。髪を束ねるゴムの色は黒か茶色の単色です。髪の色についても黒に近いブラウン程度まで、明るい髪色は認められていません。

ネイルは禁止で、長く伸ばすのも好ましくないため爪の長さもきれいに切りそろえます。指輪は結婚指輪のみ着用できます。

清潔感のあるメイクを心掛ける

お店では、主役はケーキや焼き菓子といった商品で、販売員ではありません。そのため、主張の強いメイクは控えます。しかし、その加減も販売員としての意識を問われるところで、ノーメイクもよくありません。
ケーキはおみやげや贈り物、またはデザートとしていただく少し特別なものなので華やかさも必要です。食材を扱う仕事であることを心に留めながら、健康的で清潔感のあるメイクをしましょう。

なお、面接の時点で明るい髪色や派手なメイクをしている場合、「アルバイトに採用された後、お店や商品のイメージを損ねないように、ヘアカラーやメイクについて当店の求める基準に合わせることができますか?」といった意志確認が行われる場合があります。

流行のスタイルを楽しむのは悪いことではありませんが、おしゃれと身だしなみは違います。たとえて言うなら、おしゃれは個性を演出するなど自分自身のためにするもの、身だしなみはまわりの人に不快感を与えないよう髪型や服装を整えることで、いわば自分以外の人(お客さん)のためにするものと心得ておきましょう

制服は貸与され、清潔感ある服装で応対します。

シフトや時給、従業員割引等について

平日の夕方や週末にシフトに入れるのが理想

勤務は、週に3日、1日4時間から可能です。シフト提出は、基本的には10日前までに半月分のシフトを出します(店舗の人数などにより、ルールは異なる場合があります)。
例えば、5月20日までに翌月6月15日までのスケジュールを申請する、といったルールです。

お店は、家事や仕事を終えた人が街に出る夕方から、また土・日曜日といった休日ににぎわいます。忙しい時間帯や曜日に働ける人を求めているため、アルバイトは、平日の学校帰りや授業のない週末にシフトに入れる大学や専門学校に通う学生が中心です

従業員割引でレストランやカフェメニューがオフ価格に

時給は1000円交通費は1日700円まで支給されます(地域手当が加算されるなど、一部店舗で時給や交通費が異なります)。

まかないなどはありませんが、アルバイトに採用されると社員証が発行され、それを提示するとケーキ販売店トップスをはじめ、レストラン「Top‘s」やカレーショップ「トップス」、「Top‘sキーズカフェ」のメニューを10~30%オフで利用できます。加えて日本料理・しゃぶしゃぶ「ざくろ」やしゃぶしゃぶ「しゃぶせん」、イタリアンレストラン「グラナータ」など、トップスを運営する「ざくろホールディングス」が展開する店舗も同様に利用できます。こういった特典は家族や友人と利用できるため、楽しみにしている人が多いようです。

他にもアルバイトを含む全従業員に対し、お誕生日月にトップスのケーキ(レギュラーサイズ1個)引換券がプレゼントされます。

まとめ

アルバイトには力仕事や接客マニュアルの習得があるなど、実際に働く前に知っておきたいポイントについていくつか話を聞くことができました。

その背景には「思っていたのと違う」といったギャップを埋め、店舗側、応募側双方に面接の機会が無駄にならないように、といった意向が感じられます。

「人材不足はどこも同じでしょう。そんな状況であっても、長く続けてもらえる相性の良い人に応募してほしいのが本音です。当店と縁を結んだ方には、働く姿勢や意味などを学んでもらい、将来に役立ててほしいと思っています。そういった意味でも、女性だけでなく男性にも応募してほしい」と阿部さんは話します。

仕事中のおしゃべりが目立つ人もなかにはいるそうで「みんなと仲良くなりたいのもあるでしょう。アルバイトの経験がなく、オン・オフの切り替えがよくわからないのだと思います。『業務に関係のない雑談はダメ』と言うとお店の雰囲気がギクシャクするので、1対1ではなくミーティングのような感じでさり気なく話しています」といった配慮も。

アルバイトをしていた大学生が、社会人になってから「当時は、注意されたことのすべてを理解できているわけではなかった。でも会社勤めをするようになり、言われていたことの意味がよくわかった」と話したこともあるそうです。

どんなに楽しそうに見える仕事でも、厳しさはあります。そういったことをふまえて、アルバイトに臨むのが良いかも知れません。

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本社:東京都港区赤坂3-13-4 赤坂三河家ビル内
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