ピザのデリバリーをするバイトは実際きつい?楽?

ピザデリバリーのバイトは実際きつい?楽?

街でよく見かけるピザのデリバリースタッフ。「やったことはないけれど、興味はある」という人も多いのでは?今回は、ピザの配達、デリバリーバイトの内容を詳しく紹介します。

なぜ、デリバリースタッフの時給はインストアスタッフよりも高い?

ピザ屋の求人広告を見ていると、たいていのお店が、インストアスタッフ(お店でピザを作る人)よりも、デリバリースタッフの方が、時給が高く設定されています。「運ぶだけの仕事なのに、なぜ時給が高いの?」と不思議に思ったことはないでしょうか?

デリバリースタッフの時給が高い理由は、大きく分けて二つあります。

一つ目は、バイクの運転という、ある意味危険な作業を伴う仕事であること。ただし、きちんと安全運転をしていれば事故に遭う危険性はほとんどありません。

そしてもう一つが、季節・天候・場所に関わらず、呼ばれたらいつでも配達しなくてはならないという、デリバリースタッフならではのきつい特徴にあるのです。

デリバリースタッフ経験者からは、「夏場、汗だくになって配達先に辿り着いたと思ったら、お客様の自宅が、エレベーターのない県営住宅の最上階だった」といった、体力的にハードなエピソードもちらほら聞きます。

デリバリースタッフのバイトは意外と体力勝負。だから、店内で働くスタッフよりも少し時給が高めなのです。

GW、お盆、クリスマス、お正月など繁忙期は休みなし

ピザ屋の繁忙期は、ゴールデンウィーク、お盆、クリスマス、お正月など、イベントの時期とピッタリ重なっています。

この時期になると、どこのお店もひっきりなしに注文の電話が鳴りますから、お休みを取ることはなかなか難しいでしょう。

面接時にも言われたり聞かれたりすることが多いですが、なかなかシフトに入れない人は採用されにくい傾向にあります。いざ繁忙期になってから「入れません」ということになってしまうと、職場の他のメンバーにも迷惑がかかってしまいます。

また、繁忙期になると、配達件数が大幅に増えるため、街中を走り回ることになります。ピザが冷めるとクレームになりますから、迅速な配達が求められます。方向音痴な人や、時間に追われることが苦手な人にとっては、きついバイトといえるかもしれません。

配達件数が少ない時間帯はビラ配りをすることもある

ここまで、デリバリーバイトのきつい部分を中心に紹介してきましたが、もちろん良い部分だってあります。

例えば、多くのお店では、注文が少ない時間帯(主にランチタイム以降~ディナータイムまでの間)の仕事として、デリバリースタッフにビラ配りの仕事を用意しています。
近所のマンションなどに行って、ポストに入れてくるだけなので楽ですし、時給が変わらないので得した気分になる人もいるかもしれません。

また、デリバリーバイトは基本的には一人で運転して、配達してくる仕事なので、人間関係のわずらわしさがほとんどありません。遠い地域だと片道30分程度かけて配達することもありますから、運転が好きな人や、自分のペースで働きたい人にとっては良いバイトと言えるでしょう。

ちなみに、配達先のお客様から「おつりはあげるよ」とチップをいただけたり、ピザを楽しみにしてくれていた子供たちが、玄関先で待っていてくれたり、外まわりならではの出会いがあることもデリバリースタッフならではの魅力です。

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