中華屋バイトで出てくる意外な“まかない”ってどんなの?
基本は安くてお腹がふくれやすいメニュー中心
中華料理屋のバイトでは、まかないが出ることがあります。
豊富なメニューのなかから、選びたい放題と思いがちですが、中華料理屋かどうかに関わらず、まかない料理は、前日や当日に余った食材の有効利用と考えたほうが良いでしょう。
ですからまかない料理の献立は、その日によって異なりますし、例えばエビチリなど原価の高いものは、お客様に出したほうが利益につながるのでめったにまかないに使われることはありません。
メニューのなかから、まかない料理が出るお店もありますが、ほとんどはチャーハンや、餃子、ラーメンなど、原価の安い食材でまかないを作ります。
忙しいお店では、「御飯と中華スープとから揚げと漬物」などシンプルでお腹がふくれるメニューになることが多いようです。
原価が高い食材は使えないので、中華屋でバイトしたからといって、毎日のまかないで、麻婆豆腐やエビチリを食べれるわけではない、ということは覚えておきましょう。
まかない料理の内容はお店によって本当に様々なので、上司と仲良くなって「たまには〇〇をまかないで出してください!」などと、冗談まじりでリクエストしてみるのも一つの手です。
スタッフのモチベーションを大事にする上司やお店の方針なら、リクエストをかなえてくれるかもしれません。
まかない担当のオリジナル料理が出ることもある
料理人がきちんといるお店では、厨房に料理人以外の立ち入りが許されていないところもあります。
中華料理店といっても、大手チェーン店から、個人経営のお店までさまざま。
まかない料理を作るときに、日によって担当が変わるのは、大手チェーン店の中華料理店に多い傾向があります。
しかし担当とは言っても、まったく料理のできないホールスタッフは、まかない料理を作ることはないでしょう。
料理ができない人がまかないを作ると、失敗する確率が高く、食材を無駄にしかねないからです。まかないを作る担当があるのは、調理スタッフのみ、と考えてよいでしょう。
まかない担当になったら、使っていい食材や調味料などが指定される場合と、自分で食材の買い出しも行う場合の2パターンがあります。
担当者はその中で好きなものを作ることができ、評判が良ければ「◯◯屋のまかない」などといった新メニューに昇格することも。
店によっては中華料理ではないメニューもある
まかない料理は、チャーハンや坦々麺など中華料理も出ることがありますが、カレーやパスタなど、中華料理ではないまかないが出てくるときもあるでしょう。
余った食材だけで作るというよりは、まかないにも専用のメニューがあるということです。
もしかすると、中華のまかないばかり食べて飽きてしまったスタッフが、中華じゃないものをまかないにし始めた、という歴史があるのかもしれません。
とはいえ、専門料理店のまかない料理は、基本的にレベルが高くてどんな料理でも美味しいでしょうから、中華料理にこだわらず、好きなジャンルの料理店を探して応募するのも良いでしょう。
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